懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 - 34  水のある風景 池

2014年08月13日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県総社市、岡山市

瀬戸内の兵庫、岡山、広島は四国山地に遮られ降雨量がすくない。
高知はこの二つの台風で2000ミリの降雨があった。瀬戸内海は岡山で200ミリと1/10である。それにしても高知は降雨に対して強い土地である。あれだけ降っても死者がない。
普通は250ミリ降れば死者がでる。危機意識が強いのか治水対策が進んでいるのか。
災害時の備えが進んでいるのかと思う。しかし、災害時の一番の危険要因は人口密度であろう。人口密集地は思わぬ災害が起きる。

瀬戸内海沿岸は溜池が多い。河川から農業用水が必ずしも得られない地域は沢山ある。
先人が池を造り農地を増やしてきた歴史でもある。
岡山は沢山の池があるので魚釣りには事欠かない。
息子が高校生の時に友達と池の水神様の横で釣りをしていたら地元のお婆さんに叱られたと言っていた。水神さんの魚を釣るものでないと言われた。
先人の苦労と水のありがたみを感謝しているのであろう。

この池はトンボや野鳥が来るので撮影にくるカメラマンがいる。岡山の茅葺き民家の写真展の時もここにはよく撮影に行くといっていた。
この池は現在は農業用水としては使っておらず埋め立てて運動場にしようとの話がでている。
茅葺き民家の奥さんが私一人反対している。池に流れる川には蛍もいてこの景観は残したいと言っていた。






懐かしい物 木の半鐘

2014年08月12日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県岡山市

岡山の郊外の住宅に木の半鐘んが立っていた。
農器具小屋の横に立っている。
電柱を半鐘に使っているのか、クレオソート注入柱やコールタールの含浸させた柱だった。
昭和40年代の風景には電柱は木柱が多かった。
これも昭和の風景の一つであった。いまにして思えば昭和を意識して写真を撮らなかったのが悔いる。昭和は余りにも長くいつまでも続くと思い昭和が消える事を意識しなかったようにおもう。みんな仕事や子育てに一生懸命で日常を記録する余裕も無かった人も多い。
いつしか昭和の遺物を集めて写真展をしてみたいと思う。
その写真から時代の変遷や発展が分かると思う。

茅葺き民家 塀のある民家

2014年08月11日 | 茅葺き民家
撮影場所 神戸市北区

立派な塀のある民家である。関西地区の金のある家は立派な塀を造る。
どんどん田舎に行くに従い塀のない家が多くなる。
東北に行くと塀のある家が珍しい。昔のままの材料と工法の塀は塀だけでも値打ちがある。
しかし、撮影するのは塀のない家の方が土台から分かるので私は好きだ。

昨日の台風で法隆寺の練塀の一部が崩れた。土塀なので大雨には弱い。
法隆寺の塀の瓦にも法隆寺の刻印が刻まれているのには感心した。今の時代、マニアに瓦が盗まれないか心配だ。法隆寺の塀はやたらと長いのにも感心した。
塀は侵入者の防止、生活をのぞき見されない目隠しと民家の風格があがる目的があるとおもう。
塀の下に里芋を植えてある。民家の写真を撮る時に里芋は絵になる。ジャガイモやサツマイモでは目立たない。秋の風物詩の芋煮や芋炊きはやはり里芋である。


日本茅葺紀行 NO,151 新潟県高柳町荻ノ島

2014年08月10日 | 日本茅葺紀行
現在は柏崎市に編入されている。よく写真はホームページなどで出てくるのでご存じの方も多いと思う。しかし、新潟県の中央部でツアーがあるかどうか分からない。
車でくるしかない。
以前は団体のグループもあり店が出て農産物や地元の商品を売っていたが商売もしていないようだ。一時的に人が来ていたが一度くると2度目に訪れる人はすくない。
このクラスの観光地は茅葺きの維持も難しい。痛んでいるが補修できない状態の民家もある。
デジカメになり一杯茅葺き民家を撮ろう思ったが新潟も茅葺き民家が激減している。
最先端のデジカメ技術と旧来の茅葺き民家が同時に存在する事は難しいことだ。
これは蒸気機関車についてもいえる。人が懐古趣味で復元するしかない。

白川郷や大内宿は食べ物や土産店も多く観光客が楽しめる。
大内宿のそばは美味しいそばを食べさせいくれる。茅葺き民家は観光資源として生きるしかないのであろうか。







蒸気機関車 貨物は特急列車

2014年08月09日 | 古い町並み
撮影場所 岡山県清音村 伯備線清音付近

清音で蒸気機関車を撮影していたら臨時列車の蒸気機関車がやってきた。
C58形蒸気機関車で特急の気動車を牽引して走り去った。
カメラを出していたので撮影に間に合ったがバッグにカメラをいれていたら慌てて撮れなかったと思う。
米子方面から岡山へ回送されていった。
この頃はまだ伯備線には特急は走っておらず運転開始の訓練のため配置されていたのか
気動車はキハ185系か


岡山の茅葺民家写真展 - 33  水のある風景 河口

2014年08月08日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山市水門町

今回から4回にわたり水のある風景をお送りします。
水のある風景はウォーターフロントともてはやされた時代がありました。
川辺、海岸や湖畔に憩いを求めて人が集まりました。
長野の諏訪湖、白樺湖、木崎湖には避暑や観光で人が集まる。
水は生活や農作業に欠かせない、しかし、洪水や津波。水の事故での災害も伴う。

今回は川の河口に広がる集落です。満潮時に行くと水に浮かぶ民家です。
軟弱な土地を埋め立てて敷地を広げ集落を造っている。
江戸城も軟弱な海に近い土地に城を築いている。
地盤強化に松などの柱を打ちこんであると書いてあります。
杭打ち機も重機も無かった時代に大変な工事であったと推測されます。
こんな海岸部の洪積地は人口の増加に伴い埋め立てが行われたどこまで地盤強化をやっているのでしょうか




オヤジギャグ その4

2014年08月07日 | オヤジギャグ
オヤジギャクはナンセンスな言葉遊び、老化防止にアホくさくやっています。

セミのギャク

1.セミの脱皮・・・・セミヌード

2.セミは6年生きる長生き昆虫・・・これをセミロングという。

3.夏休みも終わる頃、セミの一生は終わる・・・・これをセミファイナルという。

4.短い間に伴侶を求めて真剣に鳴く様子・・・真剣ゼミ(進研ゼミ)

茅葺き民家 広島県呉市の茅葺き民家

2014年08月07日 | 茅葺き民家
呉市は海岸部ばかりと思っていたら山間部も農村部もある。
呉線に蒸気機関車がいた頃には何度か訪れたが茅葺きがあるのは全く知らなかった。
21世紀になった頃に広島の方から広島市の東側に茅葺き民家があるのを教えてもらった。
私のところからだと呉市までならば一般道で十分撮影できる。日曜日には国道も空いている。
昼ごはんは決まって広島風のお好み焼きである。
岡山に転勤して岡山のお好み焼きにも麺が入っていた。それをモダン焼きと呼んでいた。
お好み焼きと焼きそばを同時に食べられると思って食べた。

この民家は小屋も茅で玄関も昔のままだ。こんな家に出合うとうれしい。
今も残っているか分からない。坂道や畦道があるので私は二度と撮れない民家である。




日本茅葺紀行 NO,150 複雑な屋根の形

2014年08月06日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県川西町



山形県置賜地方にはいろいろな形の屋根がある。米沢から飯豊、長井、白鷹、川西の民家を一同に集めれば民家の形の百貨店ができる。
基本形は寄棟や曲がり屋であるがそれに増設されたのか元々そんな形であったのか地元の人に聞かないとわからない。写真の家もT形をしている。2方向からの曲がり屋である。
こんな造りができるのも土地の広さにある。敷地が一反くらいあるので増設も可能だ。
それと背後に広がる屋敷林も魅力的である。
初期の頃はフィルムカメラだったのでじっくり時間をとって置賜民家コレクションを撮り直したいと思う。

ゴーヤジュース

2014年08月05日 | グルメ

昼の食事に家内がゴーヤジュースを作ってくれる。
毎年ゴーヤは作っていたが今年はいろいろとあって作っていない。
それでも次々とくれる。なり始めるとどこの家でも出来るので買わなくてジュースがいただける。
ゴーヤ一本を刻み、バナナ一本に牛乳を入れでジューサーに掛けるとコップ二杯分のジュースが出来る。
ほんの少しの苦味は大人の味、猛暑日には欠かせない飲み物になった。