懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 山際の家

2018年07月22日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県安来市


茅葺きと漆喰の倉が見える。倉には龍の鏝絵がみえる。龍は火除けのおまじないである。
龍は口から水を吐くので龍吐水とし信じられてきた。

山際に茅葺き民家が建つ大規模土砂崩れがあると家も巻き添えをくらう。
斜面に建つ家は土石流に流される。
川沿いの家や集落は濁流に流される。

日本の河川も斜面も200mm雨量ならば耐えられるが今年の7月豪雨では400mmから1000mm降った。土壌に水が深層までしみ込んで耐えられず崩落した。
斜面の崩落を見ると竹を植えようが広葉樹を植えようが大木ごと流され川を堰き止める。
日本の宅地は斜面や造成地や昔の池や湿地にも家が建っている。

災害も人生と同じでラッキーの連続で被害も合わず生きてこられたのかもしれない。
我々の年代で建物も家族も失うと生きる希望もなくなる。

懐かしい物 旧映画館?

2018年07月21日 | 懐かしい物
撮影場所 倉敷市下津井

末広座と看板がでている。映画館かと思う。
小さな子供が壁の前に立っている男の子か女の子か忘れた。
町並みも古い。

末広は縁起ものだ。八の字の末広がりに縁起をかついで付けられた。
結婚式場や町名もある。
猫で茨城県水戸市の宝くじ売り場に八の字のハチが日中だけ借りてきて住んでいる。
舞台などもあり旅芸人の一座が公演をしたのかもしれない。
昔は住民が一万人くらいの街にも映画館はあった。
戦後 昭和の時代は映画の時代だった。それも長くは続かなかった。
カラーテレビになり放送局もふえると映画は斜陽となった。
昭和40年代までのDVDをじっくり見るとおもしろいとおもう。
茅葺き民家も一杯でてくるし蒸気機関車も現役で走っていた時代だ。
思い切って一カ月間で50枚のDVDを見ると計画しないと見られない。
人生残り少ない計画的やらないと

蒸気機関車 日豊線佐土原

2018年07月19日 | 温泉
C57が客車を牽引して宮崎に向かう。
土盛の線路になっている。今は都市近郊はコンクリートの高架が多い。
土盛りだと車の通行の障害になる。

土盛りは大雨には弱い。西日本豪雨のように400mmを超えると土留めが崩落、鉄橋や線路の流出、冠水.山の土砂崩れがあり長期間の不通となる。
山陽線の幹線でも広島県では復旧に11月までかかる。それまでは部分運行だ。
呉線沿線はもっとひどいであろう。かって蒸気機関車を撮影に行った地名小屋浦などが沢山でてきた。
貨物は山陰線経由で運行するのだろうか 電化していないし単線の区間も多いので輸送量がぐっと落ちる。

オヤジギャグ-36 猛暑 

2018年07月18日 | オヤジギャグ
C級川柳  猛暑


35℃を超える猛暑日がつづいています。寒いギャグで一時のなぐさめを

1.ダジャレさえ 夏枯れ起こす暑さかな

介護施設で60過ぎの看護師さんにいつもギャグをいうこの前は団扇を何人に配っていた。
団扇(うちわ)が足りずに取り合いをするのを内輪もめといつたら笑らってくれた。
今日は行っても黙っていたら暑さでギャグもでないのかなといってきたのでこの川柳てお返しした。ダジャレさえ 夏枯れ起こす暑さかな

2.蚊さえも飛ぼうとしない猛暑かな

いつも刺される蚊なのに35℃を超えると活動を止める。
犬の散歩に行く人も木陰でも日中は蚊がいないといつていた。

3.地上へと出たセミ暑く穴潜る

昼の炎天下土からでたものの余りの暑さに穴に帰って出直そう。
セミは日暮れでないと脱皮中に襲われるので暗くなり穴からでてくる。

セミの脱皮はセミヌード セミの恋はひと月激しい争いになる。それを真剣ゼミという。
セミの寿命 セミファイナル  セミの学習観察会をセミナー゜
セミの寿命は5年と長い これをセミロングという。


4.猛暑さけセミの鳴くのは朝と夕
暑い時は熱中症対策で樹液吸っている?

日本茅葺紀行 NO,459 秋田県羽後町の民家 

2018年07月17日 | 日本茅葺紀行
羽後町は200メートル程登った盆地にある。
山の間に平地はある。高くても平地のある所には人は住み着く。
昔はほとんどが農民だったので田や畑が無い事には家族を養えない。
年貢も厳しかったし日々食べられるのが一番だった。

山の中に平地はどうしてできるのだろう。鳥海山の噴石や火山灰が積もつたのであろうか
ブラタモリではないが地質や地形の知識がないと旅行やハイキングも楽しめない。
山の岩石を見て何かどうしてできるのか用途や性質を知っておくと地形の成り立ち土石災害につ役立つ。

岩石や地形を訪ね歩いてブログ記事を書くのは定年族の特権であるが行動的な人は割と少ない。 カルチャーセンターなど学ぶのは好きだか自分で動くことはしない。

羽後町は茅葺き民家が100軒あると田舎に泊まろうの番組でてき。
その時も茅葺き民家に泊まった。
秋田の民家の方中門造りで端が兜造りになっている。養蚕をやっていたのか。

懐かしい物 玄関と猫

2018年07月16日 | 懐かしい物
撮影場所 鳥取県日南町


茅葺き民家の玄関にちょこっと猫が座っている。
民家も大分痛んでいる。

玄関は障子張りでセキュリティはなはだ低い。
日本人、しかも田舎に住む人には悪い人はいないが前提になっている。
盗難に来てもうちには盗る物がないよともとれる。
我家でもそうだが日中は鍵など掛けた事がない。
田舎では玄関が開いていない家は訪問を拒み閉鎖的に見える。

何十年も昔、都会のマンションに行くとチャイムを鳴らすと訪問者はチェックされる。
覗いているのが扉越しに音や吐息でわかる。
何の用か質問され扉を開けてくれない事もある。開けてもチェーンで少し開くだけ
安全が確認されるまで開けてくれない。
用が終り扉を閉めれば直ぐに鍵と鎖を掛ける。

田舎者には住みにくいところだと思った。

茅葺き民家 神戸市の民家

2018年07月15日 | 茅葺き民家
神戸市北区には茅葺き民家が残っている。

平成が終ろうとする時代に茅葺きが残ってくれるのは有難い。
平成から次の時代になっても残ってくれるであろう。
デジタルカメラで撮れるのが有難い。
フィルムも気にせず何枚も撮れるのが嬉しい。
今も残る茅葺き民家を夢中になって追いかけまわった頃はたのしかった。
人間は何歳になっても夢中になるものを持つことだ。

凝り性は男の特権である。他人が見ればツマらん物を集めてみたりひたすら一つの物を追いかけてみたり凝り性の人の話はおもしろい。
タモリ倶楽部という番組がある。オタクや凝り性の人間ばかりが登場する。
私もひたすら金にもならないのに茅葺き民家を追いかけて楽しい人生だった。

日本の自然災害を韓国が嘲笑

2018年07月15日 | 日記
日本の自然災害を韓国が嘲笑

日本は自然災害の多い国、地震と津波、台風や長雨による洪水や土砂崩れ。豪雪、火山の噴火と自然災害に次々と襲われた。
自分の生きた70年以上は災害の歴史でもあった。
生まれて間もなく南海地震、平成は大きな地震の連続、毎年のように洪水や土砂崩れや火山の噴火

日本の自然災害を韓国のマスコミは嘲り笑い報道記事で流す。
大きな災害の都度、韓国がまた笑うと思うと腹が立つ。
首都直下地震、東南海地震、富士山の噴火は日本が壊滅的にダメージを受ける。
再興するのに復興費が捻出できない恐れがある。
東京オリンピックの前や開催中に首都直下地震などがあると韓国や中国はもとより世界中から非難されるであろう。
日本のいい面も沢山あるがどうしてこんな災害の多い国に生まれたのかと思う。
韓国は大陸のプレートに乗っているので地震が少なく火山も少ない。
ポーランドなど90パーセントは平野で地震が全くない。地盤が押し合い褶曲で山が出来て火山も出来る土地ではない。その反面、平坦なだけに絶えず侵略された歴史がある。
韓国は梅雨の長雨や台風の被害もたまにあるが日本列島が壁になり防いでくれる。
日本の災害を嘲笑するのではなく日本列島のおかげで韓国は被害を回避できましたとマスコミも感謝すべきではないか。

日本に住んでいる以上、自然災害から逃れる事はできない。しかし、今回西日本豪雨のような大勢の死者だけは回避したい。建物や建造物だけの被害ならば忘れられるが200人を超す被害者は歴史に永遠に残る。とにかくためらわず避難する勇気を持つことだ。
雨量が数時間で100mm 数日で400mm降れば甚大な被害が出る。
昨年の九州北部豪雨や今回の広島の土砂崩れの雨量は400mmを超えた。
私は大雨の3日間は国土交通省のレーダーや雨量、ダムの流入レベル流出量を絶えず見ていた。
岡山県HPのダムのレベルや流入量放水量のデーターは大雨の降った7月5日から7月7日の一番肝心な時にデーターが更新されなかった。都合が悪いので意図的に更新しなかったのだろう。ダムのレベルはすでに80パーセントはあった。7月5日には満水になったと思う。その後はすべて放流したと思う。
この放流で高梁川の沿いの国道180号線は冠水し周辺の民家にも流れ込んだ。
この水量が真備町の小田川との合流点でバックウオーターとして小田川の水位を上げて堤防を決壊させた要因一つになったと思う。
ダムは治水の目的もあるが満水になればレベルを下げるため流入量以上に放流するので放流が始まると一気に河川水が上昇し被害を増大する。
私は昭和44年に岡山に転勤になった。それ以後の災害については記憶にある昭和47年7月に今回と同様の水害があった。この時も高梁川沿いの国道や鉄道や民家に被害があった。真備町も今回のように広範囲に冠水したが被害者はネットではわからない。
あの時は高梁川水系一番の容量の新成羽ダム(中国電力)の放流で被害が拡大したと長い間、裁判で闘った。
今回、愛媛県の西予市もダムの放流で5名が犠牲になっている。ここの放流量が1500m3/S
高梁川水系の新成羽ダムは民間会社のダムのため国土交通省のダム情報に掲載されていないし岡山県のダム情報も都合の悪いところの情報は流さないのでどの程度放流したか分からない。私は介護施設に通っている特別警報の出ているこんな日にやるのか聞いたら送迎バスは迎えにでたという。なんの為の特別警報か冠水していない道を走って介護施設に行った。商売優先、危機管理の無い事か

水害事故死しないためには
1.大雨の時は国土交通省など降水量 積算量や雨雲レーダーをチェック、線状降水帯に入れば注意 
2.数時間雨量100mm 数日の積算雨量400mmは甚大な被害がでる。
3.特別警報がでそうだったら水没土砂災害のないところへ避難 谷沿い山沿いの集落は壊滅的被害を受けるので10キロ20キロ先の安全な場所まで逃げる。
4.真砂土やシラスのような火山灰は土砂崩れしやすい。広島南部は真砂土、広島県東北部は石灰岩、降水量は420mmで同じだったが広島南部の被害者は100人超え、広島県東北部の被害者はほとんどいない。高知県は1000mm超えの雨量だったか岩山が多く崩落が少なく死者二人
5.平野部も250mm降ると洪水を起こす。二級河川や小川の堤防は低く大雨時越流や決壊して過去にも大きな被害がでた。越流すると堤防は削られ決壊する。
6.ダムがあるからと言って安心できない。ダムは流域面積に150mm降れば空であっても満杯になる。梅雨時のようにレベルが高いと治水の役には立たないと思うべし
7.災害は降水量が多ければどこでも発生する。


日本茅葺紀行 NO,458 大阪能勢町の棚田 

2018年07月14日 | 日本茅葺紀行
大阪府能勢町長谷の棚田

田植えのあと青々とした風景は美しい。

棚田の田の下に茅葺き民家がある。
西日本豪雨のような土砂崩れがあると民家も飲まれてしまう。
数日で200mmの雨ならば土砂崩れには土も耐えられるが一日に100mm以上
通算400mmになると土壌が土砂の重さに耐えられず大規模崩落を起こす。
土砂崩れは大量の雨が集中して降ればどこでも被害が起きる。
梅雨の長雨、台風、秋の長雨は日本の地形の避けられない宿命でもある。

ここの棚田も小ささ土砂崩れは何回も経験していると思う。
修復を繰り返しながら維持されてきたと思う。




私の昭和鉄道遺産 その76 井笠鉄道

2018年07月12日 | 私の昭和鉄道遺産
井笠鉄道が廃止になって45年になる。
井笠鉄道は井笠バスになったがバス会社も経営破綻で井笠の名前は消えた。
井笠鉄道は井原と笠岡を結ぶローカル私鉄で762mmの狭軌でナローゲージと呼ばれている。゛

時代も昭和から平成にその平成も変わろうとしている。
井笠鉄道も自分の人生の一ページであった。

人生はただ歳をとる事だけではなく時代の変化に対してどのように関心を持って生きて来たか行動を起こしてきたかを問われているように思う。
平成は自然災害の歴史であったと思う。大きな五千人を超す地震災害や豪雨による甚大な災害が幾度もあった。それを忘れないように新聞のスクラップに残すのも人生を生きる事ではないかと思う。




大正時代に作られた木造客車