懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 島根県旧吉田村菅谷

2019年10月17日 | 茅葺き民家
菅谷は昔は、たたら製鉄が盛んで、たたらの博物館がある。
しかし、山の中で興味のない人は訪れない。私みたいなマニアの人しか訪れない。
たたらをやっていたのは、150年も前の事で痕跡など、どこにも残っていない。
これだけ雨の多い日本は、放っておいても自然は回復する。
スペインやギリシャなどの地中海は、人が手を入れないと砂漠化するそうだ。
戦後すぐの写真を見ると山は木が少ない。燃料がなく木は伐採されいたのであろう。
だからマツタケの生育には好条件だったのだろう。
自然破壊が進んでいると言われるが、今位い森林が豊かな時代はないと思う。

一般道をひたすら岡山から広島、島根と5時間掛けて走る。
こんな写真を撮るために、馬鹿にならないとやっておれん。

日本茅葺紀行 NO,526 兵庫県三木市の民家

2019年10月15日 | 日本茅葺紀行
三木市郊外の茅葺民家、茅葺民家の家は農業をやっている。
今の時代だから働きに出ているが農地はあろう。
茅葺民家でも日本瓦の民家でも、こんな農家の民家が少なくなった。

全国どこに住んでも台風や豪雨のの被害に遭うと哀れなものだ。
高齢になり地震や台風で壊滅的な被害を受けると生きる希望も失うだろう。
堤防が決壊すると4メートルは浸水し平屋だと命も危ない。
千曲川の決壊した農村地域は農家の大きな日本家屋である。
小布施なども日本民家が多い。千曲川に沿った洪積地は砂地であろうか長芋畑がずっと続く。リンゴ畑も多い。

何故、千曲川のような大きな川の堤防が決壊したのか調べて見た。
千曲川は夏レタスで有名な川上村に端を発する。
川上村はレタス御殿の年商2000万円の農家が多く、冬は高冷地  で農作物が作れないので海外旅行に行くと言うのをテレビで何度も放送された。
小海線の野辺山も原流域だ。山梨、埼玉、群馬の2500メートルクラスの山に囲まれている。
千曲川沿いの台風19号による雨量を確認すると川上村130mmから150mm地域が多い。
菅平で300mmというのがあったが、長野市でも130mm位のものだ。
250mmを超えると災害もでるがこれ位の雨量で何故に決壊と疑問に思った。
考えられるのは雨量計のあるのは人の住む役場などの場所。標高1300m位まて
埼玉、群馬。東京の奥多摩などは600mmの記録的大雨が降っている。
当然、長野県側の2500mクラスの山には記録的な雨が降ったと思われる。

長野県は四方が高い山に囲まれているので、手前の山で雨は落とされ海に面した県より降水量はかなり、少ないと思う。高知や紀伊半島のように年に何度も大雨に降られるところではないと思う。平均で250mm降るのが50年に一度の確率ではないか。千曲川は新潟に入れば信濃川に名前が変る。曲がりくねってゆったり流れるし狭い部分もあるので滞留しやすいと思う。

ラグビー日本-スコットランド戦 大興奮

2019年10月14日 | 日記
私は日本もスコットランドには勝てないだろうと思っていた。
終わってみればこんな展開、ストーリーがあったのかと筋書きのないドラマに興奮した。
開始6分でレイドロ―がトライをしてコンバージョンで7点
この男は前回、足で20点取った天敵である。
ワンサイドかなと思ったら、それからの3トライは鉄壁のスコットランドをスピードで翻弄した。

後半は忍耐の戦いであった。メンバーを大幅に入れ替えレイドロ―も交代した。
後半の20分はまさに死闘の戦いであった。
横で見ていた家内は怖くて見られん、私が見ていると負けそうといなくなり、別の番組を見る。
まるでノルマンディ上陸作戦の戦闘である。
10メートルラインで、踏みとどまる日本選手に、観客は声を張り上げ声援を送るしかなかった。 あんな局面でみんなどんな言葉を発したのか。
スタンドがワンプレーワンプレーに悲鳴に似たどよめきが聞こえた。
スラムで相手のファールを誘い、相手ボールを奪い取り耐えた。ワントライ、 ワンゴールまで迫られたが耐えた。

勝因をあげてみる。
1.ファールによるペナルティキックを与えなかった。前回は4PG
2.スクラムやモールで相手に押し負けていない。前回は押し負けて崩れ反則取られたりトライを許した。
3.パスの速さ、スピードに相手がついていけなかった。タックルで倒れながらもつなぐオフロードパスとバックアップ
4.肝心なところでボールを落したらパスミスをしなくなった。
240日も皆で合宿したチームワークの結果か
スケートの団体パシュートで一年合宿して連帯感を作ったのに似ている。


定年後の男はゴロンとしているか

2019年10月13日 | 日記
定年後の男はゴロンとしているか

定年後の男はやる事がなく、ゴロンとしたり奥さんにまとわり付くイメージが強い。
家庭での男の評価は低い。
家庭の家事の協力度も低い、家事もしないでゴロンのイメージが定着したところがある。

本当に男は何もしないのか
男が活動的でないと思われる要因
映画や展覧会、ツアー旅行は女性の割合が圧倒的に多い。
  1. 一人で行動する。
酒飲みの二次会やゴルフで群れる事はあっても日頃は群れない
山でも海釣りでも車の旅行でも夜間でも単独で行動する。熊や猪に襲われる事があっても痴漢に襲われる事はない。ひったくりも男相手にはやらないだろう。

2.オタクが割と多く一人家でゴソゴソやっている。

3.流行や話題の映画、展覧会に鈍感というか興味がない。人の多いところは避ける人もいる。私なんか高倉健や吉永小百合の映画より生身の地方で暮らすオジちゃんオバちゃんと会話した方が得るものが多い。所詮、映画は演技の世界

4.凝り性は男のものだ。何にでも凝るのが男の特性、何でも集めるのが男の特性。こんな趣味は本人が言わないと表面にでてこない。
ネットでホームページを見てみると全国の駅の写真集、蒸気機関車や電気機関車の機番毎の履歴簿、以前、海上自衛隊に見学に行った時に、ここに配属されている艦船を教えて欲しいと言ったら戦略上、私の口から言えないがマニアの人のホームぺージを見てほしいとの事だ。帰って見たら海上自衛隊の基地と艦船、航空自衛隊の基地と戦闘機のホームページに網羅されている。
私の知り合いに茅葺民家の模型、船の模型、鉄道模型やジオラマを作る人がいる。
こんなのやるのは決まって男だ。
男の中には横浜の中学校長のように女の裸の写真12,000人撮りそれに3,000万円使ったり、女の下着コレクターが窃盗で捕まった不届き者もいるが
私もかなりのオタクで凝り性と思っている。

Home pageを見ても男は何もやっていない訳でない。長年仕事をやってきた。企画力、情報収集の能力は備わっている。

男も決して女性に負けてないと思ったが、最近、女はやっぱり凄いと思うようになった。
家内はお婆ちゃんになってランニングを始めた。競歩の選手より遥かに遥かに遅いがフルマラソンを走れるようになった。休みには山道を10キロは走る。この前は11月の岡山マラソンのため30キロを走ったが帰ってシャワーを浴び一服して庭の草抜きや片付けをして買い物に行く。息子もマラソンを走るが練習のあと家に来てはひと眠りする。
家内の女友達は70歳だがハーフマラソンを走り昼から飲食店に働きにでる。
筋肉が女性は軟らかいのか回復力が違う。東北まで撮影に行くが岡山から福島まで1000キロあるが家内は肩が凝ることもなく次の日も走り続ける。私は九州へ行くのが関の山だった。男は猫と一緒でゴロンゴロンしないとスタミナが持たないのか



蒸気機関車 貨車とカラオケボックス

2019年10月12日 | 蒸気機関車
撮影場所 宮崎県延岡駅
D51型蒸気機関車が貨物列車の入れ替えをしている。
国鉄が民営化するときに、このタイプの貨物は大量に廃棄された。
現在もJR貨物は残るがコンテナのみである。

この貨物は一両30万円くらいで売られた。トレーラーとレッカーは買い取り側が負担。資材置き場や事務所などに買われていった。
中でもこれをカラオケボックスに改造して20両くらい並べた店ができた。
カラオケボックスの発祥の地は岡山市である。
県の南部に一気に広がった。
国鉄の貨物に防音断熱と内装をして空調機、カラオケ装置を置いたもの。
入口に扉を付けて密室状態、電気を消せば真っ暗、係の人が機器の取り扱い説明に来たあとは一切こなかった。食べ物飲み物はスーパーで買い込み何時間も滞在。やがて密室のため高校生から年寄りまでが不純な行為におよび高校生は立ち入り禁止の条例が出来た。(条例を作るより密室にしないのが先よね)
密室状態を作れば犯罪にもつながる。
その後は扉に小窓を付けた、次第に窓は大きくなり密室はなくした。法令が改訂され外から見えるようになり国鉄の貨物型カラオケは消えてしまった。

後できづいたのだが国鉄の解体からカラオケボックスに改造、やがて解体の時系列はドキュメントだったと思う。
国鉄からJRで何が変わったかは、鉄道マニアの人も余り撮影していないように思う。

ネット社会になり凄いのは国鉄の貨物で検索すると形式別の詳しい解説、形式別写真と揃っている、整理してくれる人がいるのだ。


ノーベル賞 吉野彰氏

2019年10月11日 | 日記
ノーベル賞 吉野彰氏
企業からノーベル賞受賞は島津製作所の田中耕一氏、日亜化学 中村修二氏、今回の旭化成 吉野彰氏で三人目だ。
田中耕一氏が企業人で受賞してから企業もノーベル賞の希望が開かれた。
田中耕一氏に受賞の知らせがあった時の階級は係長であった。
田中氏は昇級には関心がなく昇級試験を受けていない。まるで漫画の世界で話題となった。ノーベル賞受賞式までに階級を見直し研究部門はフェロー制度を導入し田中氏は係長から フェロー(部長クラス)に昇格する。各社も研究部門はフェロー制度に移行したようだ。
 
中村氏は青色ダイオードの開発で会社から受けた表彰金が二万円、会社は2000億円も儲っていた。研究所や大学から引き抜きがあり退社、特許や技術流出を恐れ会社と裁判になり8億円で会社が支払い決着したかにみえたが・・・
 
 
介護のあった日に封筒が届いた。開けて見ていた。OB会の忘年会の案内の中に社報の一部の白黒コピーが入っていた。家内が社報のコピーの写真を見てこの人、今日ノーベル賞を取った人だわと言った。私はノーベル賞受賞を全く知らなかった。社報にのっていたのは吉野彰氏の欧州発明家賞の記事だった。賞は6月頃に新聞にも載っていた。欧州で評価されたので今年は受賞かと期待していた。

16年くらい前、定年の数年前まで社員の親睦グループの幹事をしていた。自己研鑽と親睦を兼ねた団体で講演会や見学会や新年会を実施していた。月の会費が1000円のため金のかかる事は出来ない。私がバトンタッチして次の幹事が吉野彰氏に来てもらい講演をすることなった。その当時から将来のノーベル賞にノミネートされるであろうと言われていた。倉敷市水島の工場内の講堂で150人位集めて講演をしてくれた。後ろの席は二列ほど空いていたのであれは失礼だった。
講演内容は一次電池と二次電池の違い。爆発、発火の悪名高きリチューム電池、落下や押しつぶしても発火しない電池の開発。電子機器(パソコン、携帯、デジカメ、電気自動車)が出てくるまで売れない苦しい時期があった。特許の取り方について講演であったように思う。
 
講演会など名のある人を呼ぶと50万円はいる。吉野さんは社内の人のため会社の出張旅費できてくれる。終わって会社のクラブで会食。大した料理でもない。今年の幹事が三名余裕があるので私も呼んでくれた。12人くらいで座って会食だった。吉野さんが雑談のなかで前年にノーベル賞を取った田中耕一氏に研究部門の人向けに講演を交渉してもらったら400万円が相場だそうだ。
現役の研究者だし講演会依頼は難しいといわれたそうだ。

あんなレベルの人と話をするには一を聞いて十を知る知能のある人でないとだめだ。

折角だから記念写真を撮ろうとしたが誰もカメラを持っていない。
親睦グループ窓口の女性がガラ系の携帯をもっていたのでそれで撮っただけ。わたしは携帯すら持っていなかった。その女性は写真をパソコンに落としてメールで送ってくればよかったがそれもなかった。
男は有名な人と写真を撮るなど無頓着なものだ。
よく岡山まで来てくれたものだとおもう。謝礼も記念品も贈らずこんなので良かったのかと今でも思う。幹事は総務に謝礼が必要か確認しているが社内の人だから必要ないのではとの返事だったそうだ。
技術の進歩は速く中韓の台頭が著しい。車の電池も全固形リチューム電池の開発にしのぎを削っている。

厳しいW杯ラグビー

2019年10月10日 | 日記
ラグビー ―次リーグ 日本とスコットランド戦 10月13日

スコットランドの強さが際立つ、サモア、ロシアに得点を与えていない。
控えの選手が出てきてあの強さだ。
サモアにもっと頑張ってもらいたかった。日本が決勝トーナメントに進むには敗退チームが足を引っ張ってくれないと無理だ。
スコットランドには前回も試合をさせてもらえなかった。
今回も3勝しながら決勝トーナメントに進めないのは二回続きの悲劇だ。
しかも二回ともスコットランドとは。スコットの悲劇(呪い)の言葉も生まれるぞ。
今回もスコットランドに負けたら腹の虫が一週間は収まらん。
スコットランド地方の旅番組など見らんぞ。
選手たちは今夜にもスコッチウィスキーを一気に飲んでくれ。

台風19号が神風になり引き分け中止を願ったが小倉アナウンサーと同じような事をいうな。

日本チームにはどんな奇策があるのか



懐かしい物  藁グロのある風景

2019年10月10日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧作東町

晩秋の田に藁グロ、奥に茅葺民家。
昔は藁は貴重な資源であった。
牛を飼えば敷き藁、刻んで飼料、畳や土壁材、縄や袋物、ゴザに編んだ。農産物の敷き藁や堆肥に使える。
今はコンバインで切り刻んで堆肥にする。
少なくなった田舎の風景でもある。

茅葺民家 島根県旧大東町 会話

2019年10月08日 | 茅葺き民家
茅葺民家に訪れた。撮影の許可を貰って撮っていた。
近所の人(右)が来て話し始めた。
私が近くにいても気にする事なく話に夢中、私もその話を聞きながら二人を撮影。
二人が分かれるまで20分間付き合った。暇な人間だ。
いまならば、オバちゃんを相手に話し掛けるのに。うぶだなあ。

どんな話題から入るか、どんな話題なら乗ってくれるか初対面の人に、どう話掛けるかも訓練だなあ。
笑福亭鶴瓶に学ばないといけないなあ。

コスモス満開

2019年10月08日 | 日記
畑に昨年落ちたコスモスの種、沢山咲いた。
夏野菜を植えてあるのに隠れて見えない。
これから、しばらく次々と咲くが来年の種が出来たら抜いて処分。
見どころは台風がくるまでか。

今年は畑のコスモスを見たので、コスモス見物は行くのはやめ。
このコスモスの種の元は、コスモス園の種を持ち帰ったもの。
持ち帰ったとは聞こえが、いいが盗んで帰ったのだ。
コスモスの種など、どうせ刈り取り廃棄するのであろう。

菊科のコスモスやマーガレットは苗を買う必要ない。
その辺に蒔いておけば勝手に生える。

屋外に遊びに行く時は、小さなポリ袋やフィルムケースを持っていると種を取るのに便利。
何でも種を蒔き育るのが面白い。日本スズランやササユリも種から蒔き育てたが楽しいものだ。