「おっ! こんなところにお地蔵様が!」
「拝んでいくでやんすよ! なむなむなむぅ~~~~。」
「お供え物はぁ・・・おっ!サーターアンダギー発見!
・・・ということで、今日はおやつ抜きでよろしくね!」
「どえぇぇぇ~~っ! そんな殺生なぁ! 楽しみにしてたんでやんすよぉっ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沖縄に着いたら、白いコンクリが眩しくて、直接見れないくらいのピーカン!
光と影のコントラストの激しさ!
「今の私の気分は、この真っ黒い影やなぁ・・・。」
あ~~! かなりのマイナス思考・・・。
そのままレンタカーで、明日の舞台となる会場を下見に行きます。
会場に着くと、すでに何人か明日の下見の人たちが・・・。
不思議な緊張感のなか、まずは会場の中へ・・・。
中は、明日の準備がすでに整えられ、しんと静まり返っています。
・・・舞台の中央には、ポツン・・・と座布団が一枚・・・。
そしてその前には、10人分の審査員用のイスと机と、10個のボタンがっ!!
『あーっ! あれが先輩が言ってた恐怖のボタンやっ!』
恐怖のボタンとは・・・?
これこそが、受験者に最も恐れられているボタン。
受験者の息の根を、たったの一撃で確実に止めてしまうボタン。
そう! 世にも恐ろしい!伝説の一撃必殺ボタンなのです!
本試験の最中に、無情にも審査員の手によって
このボタンが点灯すると! そこでもう全てジ・エンド!!
その場で唄をやめて、即刻舞台を去らなくてはいけません・・・。
たとえ、歌い始めて一分も経ってなくても・・・!!
最初、この話しを先輩から聞いたときは
「テレビのクイズ番組みたい!」 と大笑いしてたけど
実際目の当たりにすると、大笑いしてた自分が罰当たりに思えて・・。
『あーっ。笑ってごめんなさいー! 許してくださいーっ!』
意味の分からない懺悔の言葉を発する私・・・。
『ぶるるぅっ・・・・!』
真夏なのに、なぜかぞ~~っと寒気が走り、体中が震えてくるのを感じるのでした。
「拝んでいくでやんすよ! なむなむなむぅ~~~~。」
「お供え物はぁ・・・おっ!サーターアンダギー発見!
・・・ということで、今日はおやつ抜きでよろしくね!」
「どえぇぇぇ~~っ! そんな殺生なぁ! 楽しみにしてたんでやんすよぉっ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沖縄に着いたら、白いコンクリが眩しくて、直接見れないくらいのピーカン!
光と影のコントラストの激しさ!
「今の私の気分は、この真っ黒い影やなぁ・・・。」
あ~~! かなりのマイナス思考・・・。
そのままレンタカーで、明日の舞台となる会場を下見に行きます。
会場に着くと、すでに何人か明日の下見の人たちが・・・。
不思議な緊張感のなか、まずは会場の中へ・・・。
中は、明日の準備がすでに整えられ、しんと静まり返っています。
・・・舞台の中央には、ポツン・・・と座布団が一枚・・・。
そしてその前には、10人分の審査員用のイスと机と、10個のボタンがっ!!
『あーっ! あれが先輩が言ってた恐怖のボタンやっ!』
恐怖のボタンとは・・・?
これこそが、受験者に最も恐れられているボタン。
受験者の息の根を、たったの一撃で確実に止めてしまうボタン。
そう! 世にも恐ろしい!伝説の一撃必殺ボタンなのです!
本試験の最中に、無情にも審査員の手によって
このボタンが点灯すると! そこでもう全てジ・エンド!!
その場で唄をやめて、即刻舞台を去らなくてはいけません・・・。
たとえ、歌い始めて一分も経ってなくても・・・!!
最初、この話しを先輩から聞いたときは
「テレビのクイズ番組みたい!」 と大笑いしてたけど
実際目の当たりにすると、大笑いしてた自分が罰当たりに思えて・・。
『あーっ。笑ってごめんなさいー! 許してくださいーっ!』
意味の分からない懺悔の言葉を発する私・・・。
『ぶるるぅっ・・・・!』
真夏なのに、なぜかぞ~~っと寒気が走り、体中が震えてくるのを感じるのでした。