「次の港はどこにしようか?」
「とにかく南へ行くでやんすよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生から結果の報告があったのは、丁度『ヤ・シーパーク』の花火大会を
見に行ってるとき・・・。
「おめでとう。 合格しとったよ。」
「あっ!ありがとうございます!」
(良かったぁ!!! とにかくこれで来年の夏こそは、ゆっくり出来るよぉ!)
・・・この夏が、あまりにも悲惨だったからか?・・・・・・・
正直一番にこう思いました。
私の頭上で、花火も『ド・ドーーーーン』と、喜んでくれてました?!
後日・・・。
10人の審査員の方の、細かい寸評が送られてきました。
見てみると・・・。
本番で、音程が低いのを直さずに演奏した『ちんだみ』の項目は・・・
見事に!減点になってました~・・。 でへへ。
他にもいろいろ細かく減点されていて・・・。
『最後までとにかく間違わずに歌いきること』
に、あまりにも意識を集中しすぎて、他のこと、例えば・・・。
『情感を込めて歌う』などといった項目が減点に・・・。トホホ~。
またまた反省・・・。
とはいえ、こうして私の『新人賞への道』は、曲がりなりにも
何とかゴールを迎えることが出来ました。
でも、古典の道は、まだまだ果てしなく遠いとおい道のり・・・。
きっとゴールなんて、一生見えないんだろうなぁ。
でも、三線に限らず、何でもひとつのことをとことん真剣にやることは
もう、それだけで、
『人生を学ぶこと』
になるんだ!と、実感した、新人賞への道のりでした・・・。
「三線に人生をいっぱい教えてもらったよ・・・。 ありがとう・・・。」