梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

金が恨みの

2014-11-07 16:10:30 | 雑記
増税の話、取りあえずは消費税の再増税だ、最初から「10%にするが干渉増税として8%にする、様子を見て予定通り10%にする」と言う「様子を見て判断する」と言っていたと記憶するがのだがどうも「様子を見るだけ」の様だな 第一増税の一番の目的は「赤字財政の解消」だったと思うのだが増税による税収を目当てに赤字国債の乱発だ、無駄と廃止されたものが殆ど復活してきている、 公共事業で経済が上向くと言うのはほとんど効果が無いと言うのは近年では常識だ、 議員歳費を削減すると言う話も「3.11」の時に発行したが徐々に消えて来ている、世界で一番国会運営費が高い、議員歳費は更に突出している、それも此処数十年の間にどんどん増えている、しかし経済は沈降し借金で運営しその利払いだけで年予算の半分近くなる、それを解消する為に増税すると言うならそれこそ特定財源として上げた分を全て国債償還に廻したらどうだ、 プライムレートで日銀から借り入れた金で国債を買うと言う、国民から集めた金を0.1%以下で借りて、国民に4%で貸す、国債を大量に買ってくれなければ国家予算は動かない、 江戸時代小作が米を作るのに種籾が無いので庄屋に借りる、出来た米は利息として半分近く庄屋に持っていかれるので又翌年の種籾は無くなる、そして又借りる、アメリカに負けた時に農地解放と言う事が行われた、結果翔分割された小規模農家が増えて効率を悪くしたのだがそれでも自分で作った米が自分の口にも入らないと言う事は無くなった、 今経済の基本は金で有る、実質金本位では無い「債権」と言うエネルギーが国家間を越えて動き回り現実の生活を振り回し、凍えさせ灼熱に煽り立てる、債権その物は全く公平な物だが経済格差が非常に危険なエネルギーの塊にしている、拳銃は管理された者が持って居れば犯罪の抑止力にはなる、しかし「犯罪者」が持てば非常に危険な凶器である、現在の経済では既に再建は拳銃どころの危険度では無い、全く丸腰の一般社会人に対して一部の資産家の持っている債権は大砲に近く、大企業のそれは戦車並みでありファンドと言われる金融専門の力は原子爆弾と言える 「金が恨みの世の中・・」と言うのは娘道成寺だがあれがシャレで聴けたのはマダマダ今よりっ世の中がまともだったんだろうな、現代で「金が恨みの世の中」はシャレでは無く重い現実だ、