新聞に街歩きで柴又が出ていた、お決まりの「寅さんが出てきそうな」と言うフレーズだ、
あの街は20年位前はちょくちょく訪れた、
帝釈天の木彫りが面白く何度か写真も写して来た、参道のお土産やで売っている佃煮といかの塩辛を買って来て摘みにする、特に以下の塩辛は柚子胡椒を乗せていただくと本当に酒に合う、
お決まりの草団子も買って来て未だ元気だったおふくろさんのお土産にしていたが駅に寅さんの像が出来た頃から行かなくなった、無論其れが理由と言う訳ではないが「柴又」が「寅さんの町」にどんどん変って行ったのが何となく馴染めなくなった、
渥美清はあの作品から「ふうてんの寅」になってしまって「役者渥美清」はどんどん薄くなってしまった、その前は何作か主演していたと思うが殆ど知らない、たしかアフリカを舞台にした「ブアナ・トシの歌」と言う作品があったと思うがそれ以外は思い出せない、
その事は渥美清自身はどう思っていたのだろうか、その昔ターザン俳優があまりに有名になりすぎて他の役が出来なくなった事に絶望し自殺したと言う事件が有った、
はまり役と言うのも良い事ばかりではないと言う事だが観客の要望が有るなら致し方ないのかもしれない、渥美清は結局「ふうてんの寅」のまま世を去った訳だ、
すこし違うかも知れないが似た幹事の役者に西田敏行と言う人が居る、「釣り馬鹿日記」のはまちゃんでシリーズになっているしどちらかと言えばあのキャラクターが多いのだが古い映画の「おろしゃ国酔夢譚」と言う映画を借りてきてみた事がある、
原作を読んで面白かったのだがどだい原作が気に入った映画を見ると大抵裏切られた思いが強いので余り見ない事にしている、文字から勝手に自分なりの登場人物を描いているので裏切られると言う事とは若干違うのだが自分なりの世界が全く変わってしまう事がいやで見ない様にしているのだが主役の大黒家をやっていた緒方拳が好きだったので借りてきたのだが此れに西田敏行が出ていた、それまでこの役者に持っていた印象と全く違う演技をしていて(ああ、こんな芝居が出来るんだな)と認識を新たにした作品だった、
「ふうてんの寅」も「釣り馬鹿日記」も作る方は売れるから作り続けるのだが役者にとって本当に自分の為になっているのかジレンマはあるのではないだろうか?少なくともそのジレンマは感じて欲しい物だ、
もっとも西田敏行は「相棒劇場版」であの「はまちゃん」とは違うキャラクタを演じ切っていたのでほっとした物だったが映画と違いテレビと言う奴は金を払ってみる訳ではないから不特定多数が数多く見ると言う方向になる為だろう、全く新しい冒険をしない
東京テレビはそのあたりは結構冒険をするのだが其れが当たると他の局は全く恥も外聞も無く同じ物を並べ立ててゆく、此れでは衰退するのは当然だろうな、
今洋画が余り観られなくなったと言う記事も散見したがアメリカ映画も此れに近い、童話の焼き直しか只々大掛かりの破戒場面、後は少し前にヒットした映画のリメイク版だ、
しかし、観客はそちらに金を払う、映画黄金期のフランス映画、イタリア映画、そして日本映画、アメリカも未だ脚本ありきの映画が有ったが今では見る影も無い、
あの街は20年位前はちょくちょく訪れた、
帝釈天の木彫りが面白く何度か写真も写して来た、参道のお土産やで売っている佃煮といかの塩辛を買って来て摘みにする、特に以下の塩辛は柚子胡椒を乗せていただくと本当に酒に合う、
お決まりの草団子も買って来て未だ元気だったおふくろさんのお土産にしていたが駅に寅さんの像が出来た頃から行かなくなった、無論其れが理由と言う訳ではないが「柴又」が「寅さんの町」にどんどん変って行ったのが何となく馴染めなくなった、
渥美清はあの作品から「ふうてんの寅」になってしまって「役者渥美清」はどんどん薄くなってしまった、その前は何作か主演していたと思うが殆ど知らない、たしかアフリカを舞台にした「ブアナ・トシの歌」と言う作品があったと思うがそれ以外は思い出せない、
その事は渥美清自身はどう思っていたのだろうか、その昔ターザン俳優があまりに有名になりすぎて他の役が出来なくなった事に絶望し自殺したと言う事件が有った、
はまり役と言うのも良い事ばかりではないと言う事だが観客の要望が有るなら致し方ないのかもしれない、渥美清は結局「ふうてんの寅」のまま世を去った訳だ、
すこし違うかも知れないが似た幹事の役者に西田敏行と言う人が居る、「釣り馬鹿日記」のはまちゃんでシリーズになっているしどちらかと言えばあのキャラクターが多いのだが古い映画の「おろしゃ国酔夢譚」と言う映画を借りてきてみた事がある、
原作を読んで面白かったのだがどだい原作が気に入った映画を見ると大抵裏切られた思いが強いので余り見ない事にしている、文字から勝手に自分なりの登場人物を描いているので裏切られると言う事とは若干違うのだが自分なりの世界が全く変わってしまう事がいやで見ない様にしているのだが主役の大黒家をやっていた緒方拳が好きだったので借りてきたのだが此れに西田敏行が出ていた、それまでこの役者に持っていた印象と全く違う演技をしていて(ああ、こんな芝居が出来るんだな)と認識を新たにした作品だった、
「ふうてんの寅」も「釣り馬鹿日記」も作る方は売れるから作り続けるのだが役者にとって本当に自分の為になっているのかジレンマはあるのではないだろうか?少なくともそのジレンマは感じて欲しい物だ、
もっとも西田敏行は「相棒劇場版」であの「はまちゃん」とは違うキャラクタを演じ切っていたのでほっとした物だったが映画と違いテレビと言う奴は金を払ってみる訳ではないから不特定多数が数多く見ると言う方向になる為だろう、全く新しい冒険をしない
東京テレビはそのあたりは結構冒険をするのだが其れが当たると他の局は全く恥も外聞も無く同じ物を並べ立ててゆく、此れでは衰退するのは当然だろうな、
今洋画が余り観られなくなったと言う記事も散見したがアメリカ映画も此れに近い、童話の焼き直しか只々大掛かりの破戒場面、後は少し前にヒットした映画のリメイク版だ、
しかし、観客はそちらに金を払う、映画黄金期のフランス映画、イタリア映画、そして日本映画、アメリカも未だ脚本ありきの映画が有ったが今では見る影も無い、