梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

総理自身を更迭しなければ切は無い

2022-12-27 11:09:04 | 雑記


大田区でも今年は柿のあたり年の様だ、
“ 政治資金などをめぐる問題が指摘されていた秋葉賢也復興相は27日、岸田文雄首相に辞表を提出する。首相は受理し、事実上更迭する。岸田政権で閣僚が辞任するのは10月以降、4人目。相次ぐ差別発言が問題となっている杉田水脈・総務政務官の交代も調整している。
秋葉、杉田両氏の交代は、来年1月からの通常国会で野党から追及されるのを避けるのがねらい。ただ、政権への打撃は避けられず、首相の任命責任も厳しく問われる。“
秋葉復興大臣が更迭された、これで組閣後4人目の更迭だ、
「今度は誰が更迭される」と止め処ない状況だが今即急に更迭されるべきはなんの責任とらず次々と任命をして来た総理自身だ、
昔のCMソングに「臭いにおいは基から絶たなきゃダメ」と言うのがあったが、「臭いもの(者)には蓋を」で済まされれない
しかしこれだけ腐臭芬々と閣内から頻発するのは「岸田内閣そのもの」が腐りきっていると言う事だろう、
誰を任命しても次から次に更迭されるような事は任命する岸田派には「腐臭のしない議員が居ない」だと言う事だろう
自民党内部からも「岸田総理のやり方は間違っている」と言う事を堂々と発言する議員も出てきている、
「解散して民意を問え」と言う議院すらいる、
次に任命してもまた更迭するような事態になったら、或いは他の閣僚から出てきたら自民党と言う政治全体の資質を問われると言う事だろう
国会審議も無視して成立をするという手法は党内からも批判が出ている、
今解散をすれば恐らく自民党にとっても相当な逆風選挙になるだろう、
それを承知で解散をしろと言う議員がいると言う事だけは「未だ捨てたものでもない」のかもしれないが現状を継続するなら岸田政権を支持する自民党は国民から捨てられる、
此処まで勝手にされるなら多少運転が覚束なくとも防衛予算の為に国民の生活を生贄にする様な政府よりはましだ

10万キロ位まで走れるか

2022-12-26 10:16:23 | 雑記

年末である、
言い古された言葉だが本当に毎回早くなってくる
アチコチと具合が良くないところが増えてくる、
ストレッチをしながら考えた、(車で言ったらそろそろ7万5千キロか、よく走ってるな)
車に例えれば人生1年を走行距離千Kmとすれば大体合いそうな気がする、
走り出して最初の千kmは恐る恐る、3千km位までは慣らし運転、4千~1万5千km位は面白くなってきて無駄に空吹かしをしてみたり、
道路をはみ出したり、止まり損ねたり
2万~3万km位はますます油がまわって来るが車によって性能差が顕著になってくるころだ、
そのころからは家族が出来てゆっくりと安定して走り、5万kmあたりからは楽しんでゆっくりと
しかしそろそろオイルが上がったり、ベアリングがギシギシ音を立てる様になってくる
しかし最近は性能もだいぶ良くなってきたようでその昔は「5万Km」あたりが限界だった日本の車も今では「10万Km位は走る」様になったらしい、
大事に使えば死ぬまで使える、メンテナンスを欠かさずもう少し大事に乗ってみるか


汚点の追記、やりたい放題

2022-12-22 10:56:48 | 雑記


岸田内閣は「日本学術会議の任命権は政府(総理大臣)にある」と言い切った
前総理の菅内閣の時に政府の方針に賛同しない学者は任命しないと言外に示した、
日本の最高知識機関である日本学術会議は世界に対し誇る事の出来る陣容である
その頭脳知識が政策に対して疑義を唱えたとしたらそれを真摯に受け止めて自らを正すというのが最高知識人への、国民への義務と言う物だ
自分に都合の良い者だけを侍らせて意見を言う者を排斥する、
これはまるで全体主義国家の様相だ、中国共産党の全人代と何ら変わらない
ネロ皇帝の故事も、江戸時代の外様大名がその為にお家騒動になり改易された事も今の自民党の暴走は酷似している、
「攻撃されるという圧力が国家の安全を守る」と言うのは北朝鮮の核開発と大陸間弾道ミサイルの繰り返し発射と軸を同じとしている
「売られた喧嘩は買ってやる」と言うチンピラの論理だが大体北朝鮮も中国も日本にけんかを売っているわけではない、
日本を標的に威嚇するなら数万キロの射程弾道ミサイルを開発する必要はない
ロシア・中国・北朝鮮の標的、喧嘩相手はあくまでアメリカで有って言い換えれば日本なんぞ「歯牙にもかけていない」のだ
ただアメリカの橋頭保として日本国内のアメリカ基地は標的になる可能性はあっても自国まで届く兵力を持っていない日本の自衛隊を先行攻撃する事は考えられない
兵力のコスパが悪すぎるし日本にかまけてアメリカの戦力を後廻しにすれば大変な損害を被る事は言わずもがなだ
「良きを取り悪しきを捨てて外国(とっこく)に劣らぬ国となすよしもがな」
復古大好き自民党議員だったらこの明治天皇の歌も知っているだろう
しかし今の自民党、安倍残党政権がやっている事は正反対だ、
悪しきを取りて良きをすて外国に更に劣るをなしているとしか言えない
しかし、我が国は全体主義国家ではないはずだ、こんな政治家を選んだのは我々有権者だ
資産・所得の7割を1割の人間が持っているのになんでこの政策政党が票を集めているのか
投票率が有権者の半分以下だとしても「何とかしてもらいたい」と言う票が何故まとまらない、
野党の奮起もそして戦後を支えて来た自民党の良識を心から望む



不幸の順位

2022-12-16 12:10:08 | 漂泊の記



昭和40年頃
16歳と6ヵ月の時に「無条件で自分を受け入れてくれる所」は無くなった、もっともそんなところがあったかどうかもかなり怪しいものだったのだが
「九尺二間が振り出しで」だが「俺が二十歳でお前が一九」などと言う色っぽい話ではない、赤の他人と同居住まいが自分の居所になった、それも借家人でもない、日立製作所の居候の様なものである、
当時は何にも考えいなかったのだが今考えると16歳で保護者が居ないという事はまったく法的な権限がない状態だったのだから宙ぶらりんの「漂泊者」だったわけだ
あの頃の日記を開いてみると何カ所か「幸せになりたい」と出ていたので「幸せではない」と言う意識はあったのだろうが「不幸だ」と言う意識は無かった気がする、
言ってみれば(幸せではない=不幸だ)と言う図式ではなかったのだろう、
両親は再婚同士で両方とも子供がいたらしいがお袋の方はその子(女の子だったそうだ)を里子に出して親父の3人の男の子の親になり、その後女子2人と私が生まれた、
腹違いの兄達と自分は歳が大きく離れていて実際に同居した事もなかったので8歳と6歳違う姉が生活を共にした家族だった、
しかし二人の姉は生まれつき病弱で上の姉は膵臓炎、下の姉は腎盂炎を生まれつき持っていた、
その為「運の悪さ・不幸の度合い」をいったら至極健康に生まれた自分より姉たちの方が明らかに不幸だったと言える、
下の姉は15歳で紡績に就職して半年もしないで結核にかかり天竜のサナトリュームに入り、退院して実家(掘っ立て小屋の)に帰ったら17歳でお袋が癌で手術をし、
口減らしでパチンコ屋に住み込みで働いていた18歳でお袋が死んで、21歳で同居していた親父が死んだ、
その後子供が出来て浜北で始めた餃子店が軌道に乗り始めた時に亭主がやはり脳溢血でたおれ1週間もしないで亡くなった、
心労からか腎盂炎が悪化して子供を施設に預けて数年入院することになったりで不幸の連鎖を絵にかいたような正直小説にしたら嘘のような半生なのである
そのせいで「私は不幸だ、だからみんな私に同情し、支えるのが当たり前だ」と言う様な性格になってしまい段々兄弟友人を遠ざけることになってしまった、
そのころ「姉ちゃんの不幸は本当に気の毒だと思う、しかしそれは誰のせいでもない、酷いかもしれないが巡り合わせと言う事だ、現実を受け入れて行かないと誰も相手をしなくなる」と言ったら「あんたは健康な体を持っているからそんな事をいえるんだ!」と激しく言い返された事があって(そうか、健康である事を感謝しなければな)と本当に思った事がある、
私の人生は「貧乏」がデフォルトだったので「不幸である」と言うより今よりは幸せにと言う程度で有り、病気と怪我以外はこれ以上不幸になる要素がないという感覚で生きていたので「不幸」だと言う自覚は略なかった、
生き乍ら「そうか、普通の人はこうなのか」と言う感覚に襲われても「まあ普通じゃなかったからな」とあっさりと思う事が出来た、
不幸自慢をするという話があるが元来不幸だと思っていなかったのでそれもない、生き続けていられれば万々歳だったのでである。

日本をどこに連れていきたい?

2022-12-14 11:58:26 | 雑記


岸田総理が暴走し始めた、
防衛予算をGDPの2%にする為には4兆円の上積みが必要だからと復興予算を削り、特別会計予算を廻し、更に増税で1兆円を調達すると言う
「国民の負担を増す所得税は据え置いて法人税を上げ、タバコ税、酒税、車両税は走行距離税に、その他あらゆる方策を検討する」と言う
来春の賃上げ要求に企業が二桁に近い賃上げを表明しているがこれも水を差される事になって給与ベースアップの減速は否めないだろう、
この状況が「挙国一致」一億総動員でと第二次大戦の泥沼に突き進んでいた昭和15年の頃に酷似しているという指摘がある、
奇跡的に日清・日露戦争に勝ったために肥大化した軍が夜郎自大の状態で政治を支配し、
そのまま経済的に勝てるわけのない泥沼に突入し、国民の三分の一の命と国民全体の困窮、国家の崩壊を招いたことは近現代史の明確な事実だ
「子曰、過而不改、是謂過矣。
〔子(し)曰(いわ)く、過ちて改めざる、是(こ)れを過ちと謂(い)う。〕
訳文
孔子(こうし)が言われた。「過失を犯して、そのままにしておくことがほんとうの過失というものだ。〔過失を犯しても、それを改めさえすれば、過失とはいえない。〕
当時の軍人政治家の犯した過ちは孔子の言葉に従えば「改めれば過失とは言えない」事になるが今又同じ轍を踏めば本当に我が国は「大きな過ち」を犯すことにる、
しかし、一度嵌った泥沼にまた嵌ると言うのは過ち以前の問題でそれは「愚か者」の行為だ、
それどころか周りから「おい、おい、このまま行ったらまたあの沼にはまるぞ」と言われても「嵌っても大丈夫だ」と突き進んで嵌れば愚か者ではない、「大馬鹿野郎」である
乗り切れるかどうかではなく「泥沼に嵌れば泥だらけになるのは国民」だと言うのが問題なのだ
税金は国民が安全に豊かな生活をする為に納められている、
国会議員は専ら国民の為に奉仕する存在である、と憲法にも書いてあるではないか
安全と戦争は正反対のものだ、「売られた喧嘩は買ってやる」では場末の夜の街で粋がっているチンピラとおんなじだ、
与党内ですら問題視した意見があると言うのに岸田総理はなぜ暴走を繰り返すのだ