本当に毎日暑い、天気予報には「危険レベル」のマークが毎日並ぶ、北関東のみならず都心にも熱中症厳重注意が毎日のように出ている、
ここ数年は毎年最高気温は記録を更新し日数の割合も増えた、始まる日時も早くなりその期間も長くなっている様だ、毎年段階的増加している事は間違いないだろう、このまま2020年のオリンピックを東京で行う事は出来るのだろうか?なぜ今回は真夏の7月に持って来たのか理解に苦しむ、前回は10月だったのにいくら夏季オリンピックだと言っても本当に真夏に持ってくることはない、からりとした北欧の夏ではない、日本は亜熱帯なのだ、しかも近年平均気温は上昇し続けている、平均より問題は最高気温とその湿気だ、摂氏35度を超え日によっては38度を超える、湿度も60%を超えていて町を歩くだけでも危険な状況が連日のように続いている、この状態で陸上競技を行うなど無謀としか言いようはない、
もともと私はオリンピックの招致には反対である、何のためになると言うのか、一部のスポーツ界と建築業界にだけしかメリットはなさそうなオリンピック招致に国家予算を多く割き国立競技場立替予算は一時2500億にも上った、それだけあれば東北復興も下町の不燃化も学校の耐震も待機児童の問題も年金や生活保護も大半は片が付く、
しかしこれでは政治家や官僚、大手ゼネコンに金は廻らない、そのせいでなければこれだけわかりやすい状況の説明をして貰いたいものだ、景気が上向いたと言う証左に使われている株価や為替レートが関係するのは大手商社と上場会社でその下請けに恩恵が廻ってくるのは何時になるかわからない、しかしその間に政策インフレは底辺の生活を脅かす、ボディブローの様にじわじわと効いてくるダメージはすでに戦うどころかロープダウン寸前で望みもしない減量で衰えた体からはもどす胃の内容物すらないだろう、
競技場は白紙に戻したが作ることには間違いない、幾らかかるか知らないが取りあえずその恩恵を享受できるのは大手ゼネコンとその族議員だけで金は税金だ、オリンピックの後どの程度使えるのか、その収入が掛けたコストを回収できるのか、それどころか維持費も出ないのではないかと言われているがどう証明できるのか、自民党が言う「丁寧に説明」が欲しいのではなく証明が欲しいのだ、「私が総理大臣だから責任は私が取る」と言うなら今後赤字になったら彼が穴埋めしてくれるとでも言うのか、
国民の税金を使ってオリンピックを招致し酷暑で選手に被害が出たらそれこそ「シャレにならん」ところではあるまい