梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

消費税検討国民会議

2012-05-31 10:08:33 | 雑記
消費税増税法案をどうしても通したいと言う野田政権だが同じ民主党内でも小沢派は反対を表明しているうえに小沢派以外からも慎重論が多数ある、
政党政治だから党の意見を集約すれば其れが政府見解に近いものとなり更に政策として国会に上程される、
野田総理は政治生命を賭してなんとしても成立させると言うが党内でも此れだけ紛糾しているなら中々纏まらないだろう、
野党第一党の自民党も此処に来て増税に理解を示している、元々自民党政権時代に消費税を策定し増税をやって来た党だから不思議ではないが実務経験上「現在では経済に影響が大きい」とか「民主党のマニフェストで言っていた徹底的な削減策はどうなった?」と言う反対意見も多い、
その他の野党も声は余り聞こえないが賛否両論だが大勢は「増税は見送り(反対ではない)」と言う方向だろう、しかし野田総理は強引に進めるつもりの様だ、
衆議院を通過しても参議院で否決される事は目に見えているがそれ以前に恐らく政府内部が纏まるまい、時間だけが過ぎる、やらなければならない事は山積している、今のまま続けても結論はでまい、いっその事一旦政策を政府から外に出して政党から切り離した機関を作ってそっちで決めたらどうだ、与野党の看板を外して現議員も含めて「消費税検討委員会」みたいなのを作り専門の評議員を選挙で公募し経済学者をオブザーバーにして(出来れば利害関係が発生しない外国の経済学者、社会学者も入って貰い)国会進行とは別立てで決定をする、この際に重要なのは官僚の影響を極力排除し関係書類の作成をさせてもオブザーバーの学識経験者や政治評論家(批判家ではない)の資料とするにとどめる事だ、
決定事項に関しては政府の審査を受けず必ず発布する事にすれば拙速だと言う問題も無いだろう、

本当に消費税増税しか方法は無いのか

2012-05-30 09:58:26 | 雑記
野田政権(野田総理だけ毛なのか?)はどうしても消費税を上げたいらしい、ラジオの解説者によると「増税をしたら恐らく次期選挙で勝てないだろうがそれでも其れが自分の役目と思っているらしい」と言う話だった、「政治生命を賭して」と言っていたのでそうなのかも知れない、その言や潔しと言う所だとも思うが政権をとったときに「今回の政府では増税はしません」と言っていたのだが何故政権与党になって1年で「政権を掛けて」増税に宗旨替えをしたのかわからない
庶民レベルで知りたいのは「本当に増税をしないと駄目なのか」と言う事と「具体的に何にどの程度足らないのか」と言う事だ、支出の増加と税収の減少だと言う事だろうが支出の内訳を示してその支出は削減できないのか、事業仕分けのその後はどうなったのか、今回の予算請求は減るどころか増えていると言う、この始末はどうなったのか、
税収の減少は不景気で法人税も所得税も減る傾向だと言うが好景気の時とどうどの程度下がったのか、仮に其れで収支バランスが将来的に破綻すると言うなら現状で行ったら何時頃どう言うふうに破綻が起きるのか、税収を上げる方法は他に無いのか、
社会保障を充実すると言うが具体的に何時頃からどう言う政策を予定しているのか
我々の感情から言えば世界一高額な議員歳費と人数、不要な特殊法人と天下り、20年前に比べて半分近く下がったままの法人税、極端な資産格差などを先ず説明し「消費増税以外に方法が無い」と言う事を具体的に丁寧に説明する責任がある、
野田総理の宗旨替えが「官僚と経済界からのは洗脳」だと言う意見の方が納得しやすいのだ。

生きる意欲の為に同じ条件で育つ事が必要だ

2012-05-29 17:08:18 | 雑記
生活保護の申請が増えている、この不景気でやむを得ない問題だが此処に寄生する不正受給者が増えて来る、元々暴力団の不正受給は昔から問題になっている、
そうでなくとも名義を変えて仕事をし、かなりの収入があっても受給する人間も居たが更に増えてきている、実際に生活保護を受けようとするとかなり細かな規制を受け、プライバシーもプライドもずたずたになると言う、しかし一方から見れば不正に対してどうしても厳しい事を課しておかざるをえない、本当にどうしようもなくて最後に辿り付いた人達にとってはかなり高いハードルで其処で挫折したりニュースに有った様に却下されて自殺するようなケースもある、
しかし不正受給をもくろむ輩は最初から(何もしないで15万近くの金をずっと貰う為だから何を言われ様と頭を下げて置けば良い)と言う準備をしてから行くのだから此方は当然すんなり通ってしまう、
社会主義の崩壊で解るように人間は働かなくとも暮らせるとなればなるべく働かないで暮らす事を考えるだろう、
一方でこの不景気は若者の働く意欲を大幅にそいでしまう、団塊に世代と言われる高度成長期は「一生懸命頑張ればきっと生活は良くなる」と言う未来が有った、又親たちの世代から「人様に迷惑を掛けるな、助けられるより助ける人間になれ」とも言われてきていた
しかし、現在の若者は仕事に対する意欲はこの世代の10分の1も無い、其れは「一生懸命頑張っても生活は今より良くならない、」或いは「どんどん悪くなるだろう」と言う感覚で生活しているのではないのだろうか、数年前にマスコミで流行らせた「「勝ち組、負け組み」と言う意識は彼らの潜在意識に刷り込まれ「親が負け組みなら自分は勝ち組にはなれない」と言う思いに囚われて生きる意欲すら失いかけている、この両者が相まって一生を独身で生活保護になるかホームレスから自殺或いは行き倒れの様な有様になってしまう、
生活保護の審査を厳正にするには本当に困っている人々の生きる意欲を奪うだろう、
今最優先で進めなくてはならないことは景気の浮揚と将来に対する希望を作る事だ、その為には世界的に広がった経済格差を解消する必要がある

天変地異は仕方ないが人が起こす事は人が何とか止めなければ

2012-05-28 16:39:31 | 雑記
西の空が暗くなってきたと思ったら窓の外が白くなるほどの雨脚で雨が降ってきた、其れも14~5分でやんでしまって気温がかなり下がって来た、
今朝天気予報で言っていた寒気が降りて来たのだろう、此処の所気流の状態がおかしい様だ、
昔の事を思い出すと東京はもう少し寒かった様な気がする、大抵年に2~3度雪が積もった物だが積もる所か振る事すら余り無くなった、地球温暖化と言われて久しいし確かに夏の気温も段々と高くなって来ている、しかし気象の本を見ていると地球と言う星は数万年単位で慣例化と温暖化を繰り返している、大きな変化だといわゆる「氷河期」と言うほどの寒冷化が有るがその間でも小さな平均気温の変化はあるらしい、
文字記録が始まってからだけでも記録上で平均気温は3~5℃程度の変化が200年位の周期である様だ、天明の飢饉と言われる時代は5年位冷夏に襲われている、東北地方の冷夏は酷く穀物は壊滅的な被害を受けている、その後江戸時代の終わり頃から明治にかけて一旦高温化するが其れからは徐々に又下がって来ている、確かにCO2の温室効果もあるのだろうがどうもこの気温変化はそれだけでは無さそうな気がする、恐らく又数年で平均気温は降下してくるのではないだろうか?
周期的な大地震、富士山の噴火、バンアレン帯の消滅、異常気候、どうもこの手の情報は出版界や放送界で意図的に煽られているのではないだろうかと思う位だ、何しろこの手の話は雑誌の売上げを引き上げる、かっては「ノストラダムスの大予言」から「富士山大噴火」で大変な売上げを伸ばした、しかし結局そんな物はおきなかった、まあこの手と同じに扱ったら問題かも知れないがどうも大騒ぎしすぎる気もする、
もし天変地異がおきて人類が絶滅しないまでも大被害を受けるとしたら其れはもう致し方ないことだ、しかし今我々が直面している危険や将来の危惧は人間自身が引き起こした物、そして同じ人間が同じ人間を食い物に今まで人間が永年掛けて築き上げた社会を破滅に向けている事が重大な問題だ、此れは同じ人類が病原体になっているのだから「人類」その者に効くワクチンと言う訳には行かない、しかし逆に考えれば人間が起こした事なんだから一寸した考え方の修正をして貰えば救える筈である、
「今は決して継続しない、文化の継承は文化を維持するシステム、考え方をもってしなければならない」と言う事を「自分たちは他の人間とは違うから」と思っている連中は考える必要がある

年金と生活保護と格安旅行

2012-05-27 17:01:52 | 雑記
テレビでよく見る芸人の母親と姉、叔母二人がずっと生活保護を受けて居たと言うニュースが流れた、ネット上では「1人月17万で公共料金は無料」と書かれていたが148000円と言うのは知って居たのだが17万になる事もあるのか?
自分は15歳から厚生年金で途中何年か納めなかった事もあるがそれでもこの間400ヶ月の知らせが来て今年から満額になって12万少々である、妻はやはり高校を卒業してからずっと国民年金を納めて38歳から厚生年金を納めて居た、彼女は一回も抜けて居ないのだがその満額は10万を切る、これなら全く年金を納めないで生活保護を受けた方が良いと思うのは当然だろうな
政府は「支給金額を下げろ」と言う意見も出ているがそれ以前にもう少し厳格に出来ないのだろうか、今回のケースは当然返還命令を出すべきだが親の扶養義務と言う事をもう少し何とかするべきか、此れを法律化しないと駄目と言うのも情けない話だ、根本的に日本人社会はおかしくなってしまったのだろうか、今回のケースは「国が見てくれるなら苦しい思いをして子が見る必要は無い」と思ったのだとしたら余りに情けない、法律を作る以前に「其れは恥ずべき行い」と言う意識を教育以前の問題として確立しなければならないだろう、
常識と言う言葉は英語ではコモンセンスと言う、それは「知識」ではなく「センス→感覚」で無ければならない。
仕事が中々無いので年金頼りの生活だが何とか少しは旅にでもと前から広告で良く見て居た「1年中同じ1泊2食で6800円」と言う旅行に行ってみる事にした
実は随分前同じ様な安さ自慢のグループ「Pの煙」と言う所に行った事が有って(此れは駄目だ)という思いをしていたので此処も余り期待をしていなかったが都内近郷から往復で2千円と言うバスが有るので女房とその友人とで出かけてみた、
「P・・・」と同じバイキングスタイルの夕食だが「P・・」の方は調理の材料が魚が1種類、野菜が3種類で肉は無しと言うもので調理法で数を増やしていたのだが絶対量が足らず夕食開始時間に遅れて来た若いカップルは結局全く食事にありつけないと言うのを見たが今回もあれよりはマシだがどうやら皆さん慣れている様でドアが開いた途端一斉にバイキングの台に集まってどんどんトレーに乗せて居る、3種類ほど乗せた所で挫折、先に ビールを取ってきたら(アルコールもフリーだった)もう調理は残っているのは主食だけと言う有様だった、ビールもサーバーが1台なので中々順番が来ない、日本酒もサワーもあるが結局は自販機の物と土産に買っておいた竹輪で済ませる事になった、
まあ値段が値段だから仕方ないがやはりもう一度は無いな、何とかもう少し稼いでまともな食っ児の出来る旅がしたいものだ