梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

実力か?思い上がりか?

2013-08-31 17:14:56 | 雑記
最近仕事の内容が大きく変った、65歳まで愚直にと言えば聞こえが良いが要するに要領悪くただ仕事をこなす事でやって来たが結局廻りに利用される事が多かった気がする、
しかし其のせいでお世話になっていた大手の企業からは僅かだが仕事を廻して貰って食いつないで来た、しかし仕事量はお情けの量でしかなく結局自分で出来る範囲で糊口を凌いできたが体力気力と共に集中力が衰えてさすがに廻ってくる仕事も誰でも出来る内職程度の仕事となって来た、
しかし苦し紛れに踏み込んだ仕事は30年近くもがいて来た業界を縦横にかき集める事で成り立つと言う業界だった為に重宝がられると言うより妙な形での力を認められて来た、
しかし不動産と海外を含めたファンドからみの仕事はブローカー以外にも多くの魑魅魍魎の跋扈する極めて怪しい世界だった、
今の名刺に書かれているのは「コンサルタント」と言う肩書き、世の中で一番怪しいと思っていた肩書きになった、今まで考えていない様な方法で金が入って来る、上手く立ち回れば数千万単位の金が動く、しかしどうしても其処に徹底できない、
自分の息子位の者に「あなたはしゃべりすぎ、全て情報は金の元だからあなたは口からぼろぼろと金を溢している」と言われてもつい話の中で(こんな事も知らないで気の毒な)と言う会話が出てしまいその後彼から痛烈な批判を受ける、
ミーティングの中で言わずもがなの事を聞いて仕舞い顰蹙を買う事も時々ある、つい数時間前に話題に乗っていた話を聞き流している事もある、そんな事が連続すると酷い自己嫌悪に陥ってしまいそれは劣等感となって自分を責める、
しかし今までの自分の好奇心から雑学的に未に付けた物や理屈っぽいせいで物事を理詰めで考える性格で仕事に大きな影響を上げられると今度は(自分は本当に凄い所に立っているんじゃないか)と思ってしまう、劣等感と優越感が交互に来る、大きければおおきいほどこの二つの往復は疲れる、此処半年全く金にならず交通費も労力も持ち出して休み無く働いて来たが廻りの人達は「あなたは人が良いから良い様に利用されている」と言うが其のホと立ちも結局自分の知識と人脈を利用するだけで全く利益にならず人脈を荒らされただけで知人から「もっと人選をして紹介してくれ」と言われてしまう、
やっと1つ実質的な所得になった、紹介し色々と尽力をしてくれた男は息子より若い、
「其れがあなたの本当の力だから」と入ってくれるのだが今の自分は其れを素直に喜べない、(又利用されるんじゃないか)と言う気持ちが何処かに残っている、
上手く行っている人は常に努力している、私といえば常に言い訳をしている、やった事が金にならなければ何時まで経ってもやはり劣等感が付いて廻る、赤貧に甘んずると言うほど人間は出来ていないのだ

増税は消費税でなくともいいんじゃないか?

2013-08-27 10:39:12 | 雑記
消費税の増税が本格協議に入る、増税に関してはやむを得ないだろうとは思う、国の財政が逼迫している事は確かだし国際的にもそろそろ信用を欠くレベルになりつつある事は間違い無さそうだ、「何故そうなった」と言う事は重要で此れを解決しなければ延々と増税し続ける事になりかねない、電力会社の総括方式みたいな話になれば無駄を省かず値上げが出来ると言う「自由経済では考えられない」事になってしまう。
しかし火宅の教えの通り「火元が解らないから消火は後だ」と言っていたら全焼してしまう、先ずは消火が先である事は間違いない、
しかし火元を確定する事も重要で現在の火を消しても火元が残っていれば又直ぐ延焼する事も間違いないだろう、何故こんなに借金が増えたのか、何故こんなに税収が下がったのか、税率を上げたら税収は増えるが支出を抑える方法を同時に行わなければ其れこそ焼け石に水、ザルに水を注ぐと言う事になりかねない、
現行の税法では経済が廻らなければ税収は増えない、輸出が堅調で更に増える可能性があれば内需が低迷していても産業界からの恩恵でやがて内需も廻り始めると言うのが自民党他経済界の言い分だろうがその間の増税負担は重く圧し掛かり内需を冷やしてしまうだろう、消費が増えなければ間接税は増えず率を上げても税収そのものには効果半分となりかねない、
やはり大きな障壁は世界的にも顕著になって来た「資産格差」の問題にある、個人資産の8割強が1割に満たない人間に集中している現実があり、企業で言えば一流企業の内部留保は小泉改革の前から数倍に膨らんでいるが中小以下の企業の殆どは倒産寸前である、
雇用を受け持っているのはこの中小以下の企業が殆どである、
この偏った資産を再配分するには偏った分に課税するのが一番妥当では有るまいか、保有資産に課税しても彼らが直近で困る事は少ないが仕事の無い若者とそれ以上に仕事からあぶれた高齢者は即日飢える事になる、消費税しか方法が無いと言う事を其れこそ大企業の資産指標を発表でもして経済学者の(御用学者や雇われ学者ではない)意見を貼付して解りやすく提示して貰いたい、同時に消費増税の反論にも真摯に堪えて貰いたい、
極論すれば一定の資産を超えた分は国庫に返して貰い、個人資産も相続は限度額を設けて貰いたい、そうすれば消費税を上げることなく国庫は充分に潤うだろう


若者か、馬鹿者か、親の責任か

2013-08-25 12:33:02 | 雑記
因果と言う言葉がある、仏教の考えでは六道輪廻の教えの中に「悪行は悪果を招く」と言う因果応報の教えであろう、元より生き方の教えでかなり観念的でもある、しかし現実的にも「原因と結果」と言う考え方で理解できる、
今ネットで多く取り上げられている「ツイッター炎上」の話である、社会的なニュースにもなって来た、
悪ふざけと言うには悪質でありどのツイッターでも当然批判的なツイートしかない、しかし無くなる所か此れに啓発されたかのようにエスカレートしている、
彼らの行いが原因となりどう言う結果がもたらされたかと言う事が次々を事件を起こす連中は全く考えていない、考えるだけの頭も無いのか、
結果は彼らを使っていた企業は謝罪に追われ更に社会的な制裁まで加えられる、殆どが食品を扱う企業だからイメージに大きなダメージを受ける、当然保健所の監査も入るだろう、休業した店舗が殆どで中には閉鎖に追い込まれた企業もある、
こうした結果が全く想像できなかったのか?想像すらしなかったのか、だとすれば未だ言葉が理解出来ない乳飲み子が食卓の上を掻き回して喜ぶ児戯に等しい、言葉と力、ネット等の知識だけは有るだけに更に悪質だ「****に刃物」と言う言葉があるが此れは刃物どころかミサイルの発射スイッチを手にした乳幼児である、
ツイッターにも2度目の炎上騒ぎから「厳罰にしろ!損害賠償請求をするべきだ、出ないと次々とこう言う馬鹿が出て来る」と書かれていたが正しく其の通りになった、
乳飲み子ではないのだから彼らに相応の責任は取らせるべきで其れをしなければ彼らは此れからの人生でもっと大きな代償を払う事になるだろう、彼らが負う代償は彼らの問題だがその悪戯で損害を蒙る人間が更に出て来る事が問題だ、
店を閉鎖した企業は損害賠償訴訟を検討していると言う、14人の従業員はやむを得ず解雇になった、多くの人間の人生に影響を加えてしまった訳だ、この人達の損害は金銭的だけでなく精神的な傷も大きい、正業を奪ったのが20代の悪戯だと言う理不尽さは恐らく腸が煮えくり返る思いだと想像に難くない。
殆どが学生の様で明白になった時点で殆どが退学処分になっている、それこそ「悪因悪果」である、此処まで来ないと自分が犯したことの重大さが解らないのだろうか、
威力業務妨害は当然成立する、此れにより只でさえ就職難の真面目な若者の就職に悪影響を及ぼしている事も間違いない、
どうして此処まで日本人は愚かになってしまったのか、回りの大人達の問題も有るだろう事は間違いないがこんな事を書けば彼らは「俺がこうなったのは大人のせいだ」と言うだろうと想像が出来るだけに腹立たしい、
良く見聞きする文化人とか知識人と言う輩の一部に「犯罪者も人間だ、彼らの権利を」とか「大人の考えを押し付けて若者の自由な発想を奪ってはいけない」とか言う話しが出るが耳が痛い言葉と力づくでも正さなければならない時期が人間だけでなく全ての動物にはある、それが生きる為に最低限必要な知識であり、
社会的動物である人間には「社会的規範」は最も大事な事である、
放っておいたら野菜も果物も良い収穫は出来ない、放任主義は同時に有責主義である事を幼児期から教えておくべきだろう、

アメリカの戦争

2013-08-23 18:35:41 | 雑記
焼夷弾と言う爆弾が有った、今では禁止されている様だから「有った」と言う過去形になるが日本に多大な被害をもたらしたのはアメリカ軍が日本の家屋を“効率よく”焼き払う為に開発したと言う。
通常の爆弾と違い破壊力は殆ど無い、投下されると上空700m程度で分裂して落下する、
戦争は相手の戦闘能力を奪えば間違いなく勝利である、その為には厳重な防御装置を破壊する炸裂爆弾が当然有効であり「焼夷弾」の様なものは分厚いコンクリートで固められた軍需施設には全くといっていいほど効果は無い筈である、
しかし終戦間近の昭和20年初頭から防空圏を失った日本に大量のB29を飛来させて都市部を焼き払っていった、3月10日の東京大空襲は大本営のある市ヶ谷ではなく庶民が密集して暮らしている墨田江東地区を絨毯爆撃している、
記録によれば先ず数機のB29が円を描くように焼夷弾を投下し、炎の円の中に次々と焼夷弾を投下していったという、この時期の住宅地域に住んでいるのは年寄りと子供、病人か怪我人位である、恐らくその事はアメリカ軍も充分知っていた筈だしこの地域には軍事施設は無いことも充分解っていただろう、市ヶ谷付近は重要な軍事拠点だからそれだけ防御が厚いとでも言うのだろうか、19年暮れから始まった本土爆撃に防空戦闘機が殆ど上がってこない事も高射砲の射撃も殆ど無いことも充分過ぎる位解っていただろう、
護衛戦闘機も殆どなしで低空爆撃をしている、戦闘機も地上に機銃掃射をしている位であり軍事施設を爆撃するのが危険だという事なぞ有りはしなかった、
しかしアメリカの爆撃は一般人を集中的に焼き殺すと言う方法を取った、既に死に体の日本が降伏する半年でアメリカ軍が行ったのは「虐殺」である、
艦砲射撃も海沿いに展開する都市を陸側から徐々に海側に着弾させてまるで殲滅を楽しむかのような攻撃をしている、そして原爆である、
軍港のある呉でなくその隣の非戦闘員しか住んでいない広島に、佐世保で無く長崎に落としている、
彼らの考えている事は本当に解らない、戦争は言わば経済学だと司馬遼太郎氏は書いている、資源の無い日本は戦闘に必要な物資は全て海外から得なければならない、しかし制海権も制空権も既に失って寺の鐘まで供出させて弾丸や銃を作った所で火薬も原油も無い、
戦闘機も殆ど無く、戦闘員も殆どかき集めた素人の若者でその上に弾丸も燃料もなくなっている、こんな事は情報と言う程の物ではない日本が備蓄していた量は連合国は把握していた筈である、元々それらの輸入を制限された事も回線の発端だったのだから。
アメリカが「原爆で3ヶ月終戦が早まったのだから使用は正しい」と言うのは詭弁に過ぎない、後敗戦が3ヶ月後だったとしても米軍も日本軍もそれ程大きな戦死者は出中田は図である、何しろ竹槍で戦う位しかもう手が無いのである、
遠巻きにして見ているだけでも日本は降伏しただろう、そして其れはアメリカ軍部も充分わかっていたと思う、原爆はその後に来る社会主義国との軍事衝突に対する威嚇だったかも知れないし実戦テストだったかも知れないが艦砲射撃と都市の絨毯爆撃はどう言い繕ってもアメリカ軍が殺戮を楽しむと言う本性を持っているとしか説明出来ない行為だろう、
其れはベトナムでもアフガンでも第二次中東戦争でも間違いなく証明されている、
アメリカ国民は存在してもアメリカ人は居ない、彼らのアイデンティティは一体何処に有るのだろうか?
自由と言う言い方の弱肉強食のルールは生物の中でも許される話ではない、猛獣の弱肉強食とは全く違う、ライオンは満腹になれば鼻先を兎が通っても手を出さないという、
飽くなき欲望で弱肉強食と言うのは生物社会では癌の様な存在だと思う、転移し増殖しやがては人類という体を朽ち果てさせかねない、日本がそのアメリカ方式を踏襲しようと

まともに聞くのも馬鹿らしいが

2013-08-17 18:29:24 | 雑記
中国が今度は「沖縄は日本が中国から盗んだ」と言い出したらしい、前にも出ていたが今度は政府の機関紙でも乗せた様だ、
確かに沖縄はその昔「琉球王朝」として独立した運営をしていたが中国の領土だったと言う話は聞いたことも無い。
「元は独立した国」と言うのなら江戸時代までは日本全国そうだった、藩と言う言い方をしているが全てそれらは「国」である、
徳川幕府が出来る前までは更に其れは独立していたからあの戦国時代があったのだが日本はそう言う国家運営をしている国である、言わば緩い連合国家の様な形態をとって来た、
確かに琉球王朝は永い間独立して運営されていたが「薩摩国」の一部となってから既に400年以上が経っている、琉球王朝に不満がなかったかと言えばやはり全面的に薩摩の一部になりたいという事では無かっただろうがその時代に中国が異論を唱えた事は無い、
更に「中国の大陸棚は沖縄海溝の縁まで」とも言い出したらしい、しかしどう考えても国際的に認められる主張ではない、兎に角「言えることは何でも言っておく」と言う態度でとてもまともに相手をする様な話ではないが情報によると「黙っていれば黙認したと取られるから」とも言われている、もしそうなら取り合えず言うだけ言った方が宵と言う事になる、
通常は意見を上奏するにはそれなりに証明する必要が有ると思うのだがどの主張を聞いても「歴史的に我が国の権利だ!」と言い立てるだけで何の証拠も示さない、
此方で過去にこう言う証拠もあると言えば「捏造である、我が国にはそれらを証明するものが有る」と言うのだが国際的に記録があって矛盾していても一切無視をして言い立てる、
日本だけではなく国境を接した相手国家の殆どとそう言うトラブルを起こしていると言うのはどう考えても原因は彼の国に有るとしか考えられないだろう、
今我々の周りには多くの中国人が暮らしている、確かに彼が徒党を組むと我が国の常識とはかけ離れた事をする事も有るが常々接している彼らは全く常識的な、ともすると我々日本人より良識的だったりする、同じ様に我が国民もヘイトスピーチに見られる様な人間も垣間見られるが彼らに接している人達は国籍は関係なく付き合っている、
ごく一部の人間が引き起こす問題がニュースになるのでそれが全体の様な印象を与えてしまうのが非常に残念だ、マスコミに上がる事件は普遍的な事象ではないからニュースに成るのだと言う事を常に差引いて考えなければならない、
どの国にも箸にも棒にも掛からない人間は居る、其れが全体だと思ってはならない、どの時代でも言えるのは「庶民は善良でも為政者は常に独善的で国民の意見とはかけ離れている」と言う事だ
北朝鮮も今の韓国も中国もそして日本も、どんな国もトップに立つと庶民ではなくなる
国は自分の物と思ってしまうらしい、安倍総理も「私の政策は・・・」と事ある毎に言うのを聞くと「自民党の政策じゃ叶ったのか?」と突っ込みたくなる