梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

横浜にラスベガスは似合わない

2019-08-27 10:44:25 | 雑記
赤い靴履いてた女の子、異人さんに連れらて行っちゃった、
あなたと二人で来た丘は港の見える丘、色褪せた桜唯一つ寂しく咲いていた
長い旅路の航海終えて、船が港に泊まる夜、海の苦労をグラスの酒に
赤レンガ倉庫と波止場の夜、
多くの歌に、映画に謳われた横浜はそれだけ魅力がある。
無論ひばりの港町13番地が横浜だとなっているわけではないがやはり波止場と言えば横浜か神戸だ、
外人墓地から見下ろす港の風景、大桟橋から出てゆく外国航路船、
住んでいないで訪れるだけの部外者が勝手に言うノスタルジアだけど此奴は無くしてほしくない、
あんなところにネオンギラギラのラスベガスなんかは絶対見たくないと思う、
文明開化時期の日本の原風景が横浜の大きな財産ではないか、これを磨いてゆく方がずっと横浜の未来になる、
IRは色んな所が手を上げている、しかしどこも反対意見がある、
ギャンブル依存症の問題、治安の問題等々、しかしそれ以上に「横浜」と言う文化財を失われたくないと思う、
極論を言えば京都郊外にラスベガスやマカオの様な夜景が出来ると言う事に近い、
市民、県民にとどまらず日本国民の思いを聞いてもらいたいものだ、




梟の”戯言”漁夫の利があるといいがね

2019-08-25 12:36:28 | 雑記
米中の報復合戦がだんだん酷くなる、
中国の習近平、ロシアのプーチンの強引さは知れ渡っていたが今回アメリカの大統領が
前代未聞の強引さでまるでB級映画の様な「アメリカワズナンバーワン」と言ったキャラクターで世界経済を引っ掻き回す、
日本も韓国もその振り回す鞭(無知?)に大変な影響を受けているのだが世界第二位に上ってきた中国と追いつめられたアメリカの仁義無用の争いは世界の景気に影響が出始めていると言う、
しかし傍観者としてはこのまま中国が急膨張して世界の経済を引っ搔き回されるのはあまり歓迎できない、
かといって「アメリカは世界の覇者だ、強いアメリカの為には何でもする」と言う品性のかけらもないアメリカもそろそろ目に余ってきている、
影響が少なければ米中で泥沼の消耗戦を続けてくれれば次戦力の日本やEU諸国にとっては有難い、
安倍総理が「米中の仲介を」と言っていたがまあそんな力は無いだろう、
朝鮮戦争特需と言うのとは若干違うが「漁夫の利」を待ってつかず離れずで上手に立ち回ったらどうだ
まあ、そんなことはわかっているからどこかに落としどころを探すんだろうが両方とも引っ込みがつかなくなっているんだろうな
もっとも日本と韓国も泥沼で経済だけでなく軍事的安全保障まで破棄してきてこっちも落としどころが見つからない
こっちの漁夫の利は北朝鮮と中国か、問題はロシアの立ち位置だね
先般爆撃機の中ロ合同が尖閣近くで行われていたがプーチンと習近平は狸だし凶暴な熊と虎だ、
経済的な協力関係はともかく軍事協定が秘密裏に結ばれていれば西側同盟としてはかなり影響があるだろうがアメリカはコメントしていない様だ、
韓国が北朝鮮に併呑される(元々一つの国だから併呑と言うのはおかしいが)形でおさまると日本は東西の最前線だ、危険極まりない状況になるんだが今までの東西対立が収束したのは大抵自由経済側が飲み込むことになってきた
ベトナムのように共産側が勝利しても結局はドイモイで自由経済になっているが韓国が北朝鮮の共産主義共和国と言う形に治まれるかは疑問だし近々にそんな劇的な変化は起きまい、
しかし、そろそろ落としどころを決めないとにっちもさっちもいかなくなりそうだ


ネット社会を健全するために

2019-08-24 15:25:12 | 雑記
煽り運転から暴行までまともな人間とは思えない事件が話題になった、
その結果は指名定配されて数日で逮捕されたわけだがこの事件で手配犯をそそのかしていると見える女性が居た、
暴行が始まる前に手配犯より先に車を降りて携帯電話を構えて一部始終を撮影している、
この女性も立件を視野に追及していると言うがこの事件は酷い二次犯罪を誘発している、
こちらはこの事件に限らず在日韓国人の子供に同じ福祉をと発言した弁護士に対する「懲戒請求」とそれに伴うメールやSNSでもあった、
今回は「似ている」と言うだけで全くの他人が「この女が犯人?」と上げられてそれが一斉に拡散し彼女が特定され一夜で電話からメールと大変な騒ぎになったと言う、
直後に真犯人が逮捕されたが彼女が被った被害は計り知れない、彼女は弁護士を立てて損害賠償を請求すると言うが当然のことだ、
弁護士の場合は懲戒請求と言う事で実名が出ていたので簡単だったがネット上の特定はかなり時間がかかるだろう
プロバイダーでは書き込みログが残っていってそれにはIPアドレスがついている、「個人情報」だからと言う話ではない、それを良いことにこんな事が蔓延しているのだ、
此処で官憲が法的に個人のアドレスを強制できると言う法を成立させればそれこそ検閲がマタゾロ動き出してしまう、
どのところに線を引くかは難しいが現時点で明らかに一般人に被害が出ていたらプロバイダーは被害者が被害を示し法的に文書で依頼した時点で被害者とその弁護人までには速やかに示してもらいたい、
ネット右翼と言われる連中に代表されるこの手の輩は自らの名前を示さずに暴言を垂れ流している、それに乗っかって更に暴言がエスカレートしてゆく状況は新しい情報インフラを危険なものに、嫌悪されるものにしてしまう、
この輩はいわば何かあった時野次馬集団の中から石を投げて急いで場所をかえ、口汚く罵るが決して顔をさらさない、厚顔無恥にもなれない薄汚い痩せ犬だろう、
そして誰かが石を投げると周りの連中も一斉に石を投げ始める、投げられる相手が本当に罵りの対象かどうかより、石を投げる事に興奮し不満の留飲を下げる、
ネットが無い時代なら集団で誰かを責めたら警察も介入して先導した者を逮捕するはずだがネット社会ではそれが出来ない、
しかしその騒乱は街角での影響よりはるかに早く大きい、
煽り運転をする愚かな連中も見えないところで誹謗中傷し個人を攻撃する連中もあまりに情けない、
子供の虐め行動が陰湿化していると言う、この輩はそのままの精神年齢で体だけ大人になったと言う事だろう、
法的に規制するのは必要だがその前にまともな社会行動ができる教育が本当に大事だと思う

ゴーヤのおしたし

2019-08-22 18:00:03 | 雑記
箸休めにゴーヤのおしたしを作る、
半分に割ったら白い綿をスプーンでこそぎ取る、なるべく徹底的に緑部分だけにする、
5mm程度に切ったら塩を少々入れた湯が沸騰したら一気に放り込んで再度沸騰したら1分は長すぎる、
笊にあけて冷水にさらし粗熱が取れたらボールに移し氷を入れた水に晒して冷やす
水を切ったら皿に盛って鰹節を乗せて醤油を回しかける、これが暑い時には実に美味しい、
スーパーでゴーヤを見ていたら3歳くらいの男の子が「あっゴーヤだ!」と言うので
「ゴーヤが好きか?」と聞いたら元気よく「うん!」と答えたが一緒にいたお父さんが
「いや、食べないですよ」と言ったがそりゃそうだよな、苦瓜が好きな幼児と言うのは渋すぎる、
最初にゴーヤを食べたのは友人の奥さんが沖縄人で飲みに行ったらチャンプルーを出してくれたのだが当時はどうもこの苦さが苦手だった、
友人が「最初は苦いが何度か食べてるうちに癖になる」と言っていたが確かに何度か作っているとこの苦さが味になってきた、
当時はまだ都内ではあまり店頭になかったがそのうち夏になるとどの店も並ぶようになり本やネットを見ながら作っていたがまだ高校生と中学生の子供たちには不評だった
そのうちクックパットかなんかでおしたしがいけると聞いてやりだしたらこれがかなり行ける、
チャンプルーは一品になるがこっちはあくまでサラダか漬物扱いなんだが一本丸ごと作るので量は結構あるのだが殆ど残らない、
健康診断で糖尿の数値が悪かったので食事は結構気を付けている、しかしこれは気にせず取れるので有り難い、
行きつけだった小料理屋がなんでもやってくれるのでピーマンとトマトを切ってもらっていたがその頃はあまりピーマンをそのまま食べると言う奴はいない、
飲み仲間が「お前はキリギリスか」と言われたが横から手を出して「結構いけるな、俺にも」と言う事になって裏メニューで「青刺し」と常連メニューになったが結構癖のある野菜が好きである、
因みに4月25日から食事制限を始めて8月17日までに83kgあった体重は77kgに下げた、
次の検査は9月5日、此処までにどの位下げられるか、
12.5あった数値は6月15日で8.5に200あったのも120まで下がっていたので何とか正常値になるといいのだが、
合併症で友人と義兄を亡くしているのでこれは何としても避けたい、
周りが迷惑するしまだ暫くは元気でいたいしな

日本人の反省

2019-08-21 11:27:38 | 昭和の頃
原爆を作ったロスアラモスでは街章にきのこ雲を入れていると言う
アメリカ人の半数が「戦争を終結させた原子爆弾は正しかった」と言っているらしい、
此処に留学していた日本の高校生が「あの雲の下に何十万人の人が死んだ」と発言して話題になったと言う、
あの当時の日本軍は既に機能していない、それは東京をはじめとした絨毯爆撃も太平洋岸数キロからの艦砲射撃を見ても降伏は目前だったと思う、
迎撃すべき戦闘機が無い、あっても燃料も銃弾もない事は爆撃隊は十分に知っていただろう、
戦艦は既に沖縄戦に特攻した大和で十分に分かっている、大和の燃料は片道しかなかった、
恐らく砲弾もわずかだった筈だ、
「座礁して砲台基地として」と海軍は言っていたが砲弾もない、
しかし米軍は執拗に非戦闘員である一般市民を殺し続け生活の場を破壊し続けた、
原爆を落とすまでもなく、都市を破壊することもなく、上陸はさして抵抗もなく占拠出来ただろう、
なぜあれほど執拗に殺戮と破壊を繰り返していたのだろうかと考えていた、
最近「歴史と戦争」という本を見つけて読んでいる、
この本は著者の意見と言うものは殆どなく時代の時々に書かれた新聞記事や大本営発表やそこを生きて来た人々のインタビューコメント、手記、等をずっと並べた本で方向性のある著書では無い様だ、
無論集めた内容から「反戦」と「反省」に軸足がある事はあるだろうが“だから“と言う表現はみあたらないと思う、
その中で第二次大戦に向かう時代から敗戦直前の記事を見ていたらアメリカ人が「原爆が戦争を終わらせた」と考えたのもわかるような気がしてきた、
戦闘機は無い、弾薬も燃料もない、自ら世界最強と言っていた日本軍を壊滅させたアメリカ軍が上陸するかもしれない時に国と軍は「竹槍で突け」と国民に強制し、仕方ないとはいえそれに従う国民がいる、
それは沖縄戦で米軍は目の当たりにしている、兵と一般人は一緒に洞窟にこもり三八銃で抵抗し弾も尽きた時、米軍は投降を呼びかけた、しかし兵でもない一般人は手りゅう弾自決をし、崖から身を投げた、
それはアメリカ人からすればゾンビの群れに見えたのではないか、
象に向かう蟻のように潰しても々命を投げて向かってくる、彼らにとっては理解の範疇外だろう、
だからと言って許されるはずの無い無差別爆撃、人類に対する核爆弾と言う過ちを正当化できる筈もない
しかし、その一方で(若しかしたら大空襲も原爆も引き金を引いたのは大本営と軍政府だったのではないのか?)と思う
日本軍は徴兵された兵と所謂職業軍人と言う構造だ、
まあこれはどの国でも同じようなものだろうが特に日本の徴兵された軍人は人口バランスの関係で農民が多い、
偏見の誹りを甘んじて言うが今でも田舎に都会の人間が住もうとするとその地域のしきたりが大きな障害になって挫折すると言う、
要するに「村」と言う社会は寛容さが低い、特に村外の物に対しては非常に厳しい
「村に入るには殿様か乞食でないと」と言われるくらいであり自分より上位だと卑屈に追従し、少しでも下位であれば徹底した攻撃をする、
それは戦後人気を博した「二等兵物語」を見るとよくわかる、
新兵が最初に接触するのは一等兵~上等兵だがこれは兵役が長いと言うだけの古参兵で其の上の伍長、軍曹あたりまでは一般兵役軍人だ、
兵としての教育はあくまで戦闘能力と従順性で人が人を殺すと言う事に対する精神的な教育は重要視されていなかったようだ、
将校と言われる職業軍人はある程度覚悟も矜持も持っていただろうが彼らにそれを求めるのは無理だろう、
沖縄戦線ではこの精神構造が沖縄県民を盾にし、無意味な殉死に追い立てたのだろう
戦国時代城を明け渡す時自らの死を持って兵の助命を願い、相手も「潔し」と戦争を終結させたと言う話はあちこちにあるが沖縄戦線ではほとんど聞かない、
韓国問題や南京問題など今の我々は冷静に過去の事を見直さなければならないのではないかとつくづく思う