梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

子供応援スペースは電車より駅に預かる方が合理的ではないか

2019-07-31 09:05:38 | 雑記
「東京都は31日から、都営大江戸線の一部車両に「子育て応援スペース」を設ける。」
今朝の新聞にこんな記事が載っていた
確かに男女平等機会と言う事で働きやすい環境をと言う事なんだろうが当然一方で
「満員電車に子どもを連れて乗ることには、賛否両方の意見がある。自宅から遠い保育所に子どもを預けるため、ベビーカーで通勤電車に乗らざるを得ない母親らを本紙が2月に紹介すると、「わがままだ」など厳しい声も寄せられた。識者らは、子育てへの理解を促すきっかけとして都の取り組みを評価する。」
とも書かれているがどちらかと言えばこちらの意見に同調する方向だ、
私の言い分は「わがままだ」と言う事とは若干違う、
もう一方で問題になっている「待機児童」の問題が根本だろう、
“ベビーカーで通勤電車に乗らざるを得ない”事の解消が喫緊の問題ではないだろうか、
大江戸線の混雑がどの程度か知らないのだが“通勤地獄“と言われる電車に乗ってみるとよい
一時の様な尻押し駅員や引っ剥がし駅員まではいなくなったらしいがそれでも小柄な女性は足が床から浮くような状況もあるらしい、
その様な状況を横目にベビーカーを押して十分のスペースのある車両が連結されていたらもう少しこっちの苦労も考えろ、と言いたくなるのは理解出来るだろう、
来年のオリンピック・パラリンピックに関して国は「時差通勤」と「在宅勤務」の要請をしている、
どうやら「要請」ではなくある程度「強制」に近いニュアンスになっている、
賛否あるオリンピックに大規模の予算を使いかつ通常の生活に強権を発揮でき、かつそれに答える事が出来るなら平時の就業形態を時差就業に強権を発動し、事業者がそれに従いさえすれば「痛勤地獄」は解決するのではないのか、
通勤時間に合わせた車両の数量も減数できて電鉄会社も効率が良くなるだろう
ついでに言えば電鉄会社が駅を利用して保育施設を経営すればその問題自体も解消するのではないのだろうか
土地も線路上の利用が出来て且つ出勤退社に利便性が最適だろう、都や国の補助も有益に使えるだろうと思うがどうだろう

政治がおかしくなった、

2019-07-30 09:42:48 | 雑記
「NHKから国民を守る党」と言う党が北方問題の丸山穂高議員を入党させたと言う、
この党の基本党是は「NHK放送料金は選択制にすべきだ」と言う事のみである
これで国会議員だと言う事自体妙な話だと思うのだが結構票を集めたらしい、
有権者の国政に対する意識がいかにいい加減かよくわかる選挙と言うか政治に対する意識の低さだ、
しかし当選は当選だ、それはそれで仕方ないし良いのだろうが海外からも問題視されて
辞職勧告が出されている議員を党に取り込むと言うのは一体どういう見識なんだろう
確かに「NHK放送料金体制はおかしい」と言う処が一致していると言えば党として理屈はあっているのだがかの丸山議員に関しては「歳費を払い続けていいのか」と言う意見があるくらいだ、
ロシアからも穏便ではあるが「非常に危険な意見で遺憾である」と言う申し入れもあり
国際的にも「時代錯誤の発想だ」と言う報道もされている、
しかし、議員法では罷免が出来ないので自ら身を処することを期待するしかないのだが衆参両院からも「議員に相応しくなく対外的にも問題がある」とされている筈である
そりゃ丸山議員は渡りに船だろうがこれはまずい、
この党の良識ある行動を望む、それは国政に対する侮辱行為とまでは言えないが投票した有権者を無視した行為ではないだろうか、
与党はこれ幸いと自党の宣伝に利用するだろうな、菅幹事長のコメントを楽しみにしよう

かき氷

2019-07-27 13:45:23 | 昭和の頃
子供の頃 我が家から少し奥まったところに小さな店が有った
酒、調味料、お菓子、パンから石鹸や蝋燭線香などなんでも置いてある,
今で言えばコンビニである、
しかし人家の少ない僻村ではそんな洒落たものではない、万事屋である、
そこから中学校のある所まで凡そ二里と言っていたので5~6kmある,その間にある店は4軒、全て万事屋だ
当然日持ちするものしか置いてないので総菜類はあっても佃煮位,それでも子供は多いので菓子類は必ず置いてあった、
入学前の頃はまだ冷蔵庫は氷を上の扉に置いた保冷庫だったのでアイスクリームは
売っていない,売っているのは「アイスキャンディー」である、
夏休みになると自転車の後ろに保冷庫をつけて旗を立ててベルをチリン、チリンと鳴らして麦藁帽子のおじさんが廻ってくる、
1日5円のお小遣いでは一本しか買えないがほぼ毎日キャンディーに化けた、
風船の様なゴムに入って凍らせたもの(「ボンボン」と言っていた)と棒アイス、白いミルク味とイチゴはどっちも同じだった、
家から学校に向かって2軒目の店は村の鎮守様入り口にあって店の中に小さな水車が廻っていた、元は精米業をしていたらしいが村に共同精米所が出来て仕事がなくなり駄菓子屋に転向したらしい、
入口のガラス戸を開けると土間の右手に水車がゆっくりと回っていて奥にある臼の中を柱の様な杵がゆっくりと上下していてコメを突いていたが名残でまわしていただけかもしれない、
「水車」と呼んでいたこの店が有る日「氷」と言うのぼりを出した、
正確に覚えているわけではないが今ののぼりと同じだった気がする、
未だ電気ではない冷蔵庫から四角な氷を取り出して機械にセットするとハンドルを回して下から削った氷を器に取る、
お袋が懐かしがって食べさせてくれたのだが幾らだったか覚えていない
いずれにしても小遣いでは食べることは出来なかったがすっかり気に入ってしまい少ない小遣いを貯めて帰宅途中に何度か食べた、
その後村の店にも電気式の冷蔵ショーケースが置かれアイスキャンディーはカップに入った「アイスクリーム」にとってかわられた、
その後「水車」は何時の間にか廃業してしまったのでその後は中学の少し先にある店に食べに行っていた、
働き出しても本当に暑い季節になるとアイスクリームよりシャーベット、シャーベットよりやはりかき氷が良い、
孫を連れて遊園地に行くとかき氷が売っているのだがプラスチックのカップにストローの先が広がったやつが付いてくるがどうもこれはいただけない、
やはりガラスの容器がいいのだが最近は氷を売りにしている店があるので調べてみると大抵千円前後だ、此奴もいけない、これじゃかき氷じゃない、高級デザートだ、
去年近くの大型スーパーにある喫茶店で800円と言うかき氷を頼んだのだが美しい真っ白な器に入って出て来た、
私の好きなのは「氷ミルク」なので真っ白である、真っ白な皿にこんもりと乗せられた氷はどう見ても大根おろしに見える、味は当然練乳味団だがやはり見た目も重要だとつくづく思ったものである

参院選・希望とは程遠いが予想通り

2019-07-22 09:02:56 | 雑記
参院選が終わった、
希望通りにはほど遠いがまあ予想通りの結果だな、残念ながら
現実的な選択であり、野党の不人気が如実に示された結果だろう、
野党が支持されないのは恐らく明確なビジョンの無さと言う事になる
まあ、私が支持できない原因なのだが公平に見ても全く国政論議をしているとは見えないだろう、
自民党はずっと政権を担ってきた事に加え前回の社民党政権での大失態と現実的に今現在安定議席与党としての有利さが大きく働いているのだろう、
それは選挙運動と言う事ではなくここ数年の国会論争を見ていると(駄目だ、こりゃ)と言う印象しかない、
枝野氏の質問も安倍政権のあらさがしに終始しているとしか見えないのだ
他の与党も同じで「消費税は断固として阻止する」と言うがその根拠としての弱者に負担割合が大きいと言う逆累進性が問題だ、と言う事と「低所得者の生活が成り行かない」と言いう事は十分根拠になるが当然与党の反論は「税収を維持しなければ国家が持たない」と言う、それに関しての反論が無い、あるいはあまりに弱い、
森加計問題も確かに納得できる話ではないが国会でずっと追求し続ける重要性は低いだろう、
年金問題もこの間出された報告書の数字でどうやったら国民の生活不安を取り除けるか、
収支がどうすればいいのか、今後増え続けるだろう医療費、年金出費を抑えられるのか
抑えられないならその補填をどうするのか
「100年安心は嘘だったと認めろ」と言うのは与党の「嘘ではない」と言う空回り国会で時間を浪費する、それこそ絶対与党の思う壺だろう、
国民は政治的デモが来ない事を為政者は十分知っている、
代替え案が示されてそれが有権者に納得できるなら選挙でも投票する気にもなるがあらさがしでは井戸端会議である
政党政治では結局数の理論である、その為には議席を得なければならない、しかしあの国会論議では唯のヤジに近い、
とても彼らに国政を任せることは出来ないのではないかという判断になる
立民は議席を増やした、これからの国会論争に期待するしかない
我々としてはこれ以上安倍政権の傍若無人運営は御免こうむりたい、
国民の所得資産割合は90%以上を保有する10%の人間と残り10%を分け合っている90%の人間で構成されていると言う、
この90%の強みは選挙投票権に他ならない、この層が(この政党なら)と思わせる政治論を示してもらいたいものだ


不満を我慢するより不満を無くす事が大切なんだが

2019-07-16 13:00:28 | 雑記
最近ニュースを見ていると粗暴行為がずいぶん多い気がする、
親が子を、子が親や孫が祖父祖母をと言う事件が後を絶たない
煽り運転も追い掛け回してドアを蹴って引きずり出して暴行をする、
原因と言えば「頭に来た」である、
なんでこんなに我慢が出来ないのか、と言うより、なんでこんなに不満が多いのか、
廻りにいつも何か要求し、それが通らないと暴発する、
自由と身勝手の境がない、と言うより全て身勝手である、
モンスター何々と言う言い方も見かける、学校に理不尽な要求をして暴力沙汰になる
店員に暴言を吐き無理無体を通そうとする、
「お客様は神様」なのは三波春夫のステージを見に来たお客だけだ、店のサービスはあくまで「サービス」である、義務は限られている。
日本人はおとなしいと言われているとネットでよく見かけるがどう考えてもおとなしくはないだろう、
いつ頃から、どうしてこんなになってしまったのだろう、
40代~50代の引きこもりが増加していると言う、働くこともなく高齢の親に寄生して気に入らなければ暴力をふるうと言う、
寄生虫は宿主が死ねば寄生する先がなくなって餓死をする、しかしそんな事も考えない中年とは団塊の世代では考えられない、
団塊世代の大半は親に寄生するどころか親の面倒を見なければならないと言うプレッシャーの中で生きて来た、
それが「常識」でありやさぐれても心のどこかに年老いてしまった親の事は残っていた、筈である、ドラマでも読み物でも、
親を食いつぶして、(中には自ら殺してしまう奴もいたが)仕事もしないで生きている事が出来る事が理解できない
それも「福祉」の範疇に入れなければならないのか、
最低限の人間生活の確保は憲法に定められているかもしれないが果たして無秩序にこんな状況を進めていったら本当にどうなってしまうのか
もっともそんな連中は子孫を残すなんぞは出来るわけもないから「過渡期」と静観する事が正しいのか
家康は「人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くがごとし、苦労を常と思えば世に不満は無く」と言った
ある思想家は「満足をするにはものを増やすか慾を減らすかだ」と言った
政治家は「働かざる者食うべからず」とも言った、
自らに向けた言葉なら聖人君子とまでは言わないが周りが自分の思う通りにならないのが不満だ、もっと楽に生きられる筈だしその権利がある、などと言う輩は出ない、
問題はこれを政治家が庶民に言う事だ
国民の不満は増長である、貧乏と苦労が常態と考えれば何を政治に不満を言う事があるか
となる、
そんな政治に報道も忖度を繰り返し、将来を見失った下層庶民は周りをすべて敵視し、
自分が思うようにならないのは世間が悪い、と手近で無抵抗の物に牙を剝く
本当にその境遇を作り出した少数の連中に手を繋いで立ち向かうと言う事もしないで
廻りに黒いカーテンを取り廻し手の届く処に怒りを叩きつけているように見える
家族か、親か、世間か、昔当たり前のように手の届く処に有ったものが今は無くなってきたのかもしれない