私の住んでいる公営の住宅は1階が保育園になっている、公営の保育園で園児の人数は精々30人程度だろう、働く母親の子供を乳幼児を中心に預かっている様だ、今年は持ち回りの自治会長を引きうけている私の処にその保育園から連絡が来た、私は仕事で自宅に居なかったので女房が話を聞いたのだが少し気になる話なので翌日訪問して詳しい話を聞いてみた、要約すると以下の様な話だった、
10月4日に保育園で園児運動会を行う事に成り先々週から週に何度かその予行練習をしている、(この事は事前に連絡が有り園から丁寧な掲示が託されていて自治会で印鑑を押したうえで団地の掲示板に張り出してある)練習が始まって少し経った朝園の職員が庭を掃除していたらNTカッター(これは商品名だが)の刃が落ちていたそうだ、気がつかず開園して居れば大怪我をしかねない、回収して記録しておいたのだが次の練習日の翌朝今度はカミソリが同じ様な処に落ちていた、刃にはカバーが付いていたが(悪戯にしては悪質だ)と思いながら回収したが更に次の練習の翌日又同じ様な位置にカミソリが今度は裸で落ちていた、今度は流石に警察に届けたらしいがその間に今度はライター用のガスボンベがキャップを外した状態で投げ込まれたらしい、
運動会の練習に合せる様に起きているので(うるさいと言うのでは)とスピーカーの音量を更に下げて対応して居るのだが如何にせん子供の事なので声を抑える事は難しい、警察に連絡しても結局「パトロールを増やしますから」としか対応できないと言うがそれは仕方ない事ではある、自治会に連絡が来たのは警察を介入したので連絡が後先になると「ご迷惑をかけるといけないから」と言うが内心は「若しかしたら団地の中で不快な思いから」と言う思案もあっただろう、何しろ落ちていた場所には団地の部屋から簡単に投げ入れる事が可能な場所なのだし気になると言えば一番気になる位置ではある、
今の園長さんは今年の6月に来られたと言う方で一緒に話された方は2年位努めている方だそうだが念の為聞いたが今迄こう言う事は無かったと言われた、運動会の練習に合せての事なのでおそらくその関係になるのだろうと思うが園児の運動会練習なので時間は1時間程度で昼間の話である、もしそうだとしたらその事で苦情を言うのは理に合わない事を理解しての上での行動だろう、
最近の世の中は本当にぎすぎすしている、全盲の女性に対する暴行事件に端を発して色々調査したら障害のある人達は日頃からそう言う扱いを受けているらしい、生活保護者に対する嫌がらせや言われない中傷、直接間接的な嫌がらせ、在特と言われる輩の行動を頂点に人々の繋がり、社会と言う構成がほころびかけている感じがする、動物の社会では群れが生き残る為に強者の理論が優先される、弱い個体は集団で生存確率の理論で何割かの犠牲の上に種の存続を確保する、裸の猿は相互扶助でこの生存確率を高めて飛躍的にテリトリーを拡大してきた、その反動で地球と言う環境は傷ついているのだろう、しかしそれ以上に「相互扶助」と言う人間の種の保存方法に傷がついて来たのかもしれない、しかし弱い個体の生存確率と強者の理論がないまぜになって働くと人間の誇れる生物としての矜持はどうなってしまうのか
アメリカのアイデンティティーは歴史と文化を共有できない人間が考えたものだ、永井文化的歴史と略単独人種の日本人が追従すべき政策ではあるまい、アメリカの政策はあくまで強力な軍事力とそれを食い物にしている軍需産業界で成り立っている、早晩それは崩れて行く筈だ、アメリカ国民は居るがアメリカ人は居ない、何時でも国を捨てる事が出来る連中に本当の意味で「国を愛する」と言う事など解る筈もない、日本の政治家も資産の多くを個人保有している連中も同じ様な物だろう