beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
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冷たい雨が降ってます

2009年11月17日 | まいにち
サロンからアトリエに向かう道すがら、
アスファルトの上の落ち葉のグリーン&イエローの配色がとても良いかんじで
傘を片手に携帯を取り出して道の真ん中でパチリ。
ああ、寒ぅ~。
こんな日は、仕事場にこもって、しっとり音楽など聴きながら
ビーズと格闘するのがよござんす。

 というわけでアトリエにて
 届いたばかりのCDの包みを開けてみる。

 待望の、misaciさんの収録曲の入ったCD。

 萩原朔太郎、谷川俊太郎、北原白秋、
 江間章子、佐藤春夫 などの詩に
 團伊玖磨が作曲した、全11曲を
 misaciさんが透き通るようなソプラノで
 一曲一曲、そして言葉のひとつひとつを
 心を込めて歌ってます。
 

日本歌曲の世界は全く無知な私だけれど
なんだかとってもお洒落なの。曲が・・・。
歌と伴奏のピアノがしっとりとして
気持ちが柔らかくなっていくのがわかる。

そして、詩がまたいいんだなぁ。
最近、ポエムリーディングなども若い人の間で流行っているらしいけど。
こうやって詩を読んで(眺めて)みると、
日本語って、その言葉の響きと言い回しがとてもかわいらしいなって思う。

そんなこんなで聞き入っていたら、こんな一節が・・・。

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あかしやの花ふり落す月は来ぬ
  東京の雨 わたくしの雨

(中略)

二階より桐の青き葉見てありぬ
  雨ふる街の四十路の女

北原白秋 作詩 「雨のあとさき」より
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あらー。まさに今日のわたし!?
雨女のうた・・・。横浜の雨・・・だけどね。


篠原美幸さんの歌声が収録されているCDです。

「日本歌曲 團伊玖磨(Ⅰ)/中西覚 第4集」

旅上、はる、笛の音のする里へ行かうよ、花の街、しぐれに寄する抒情
萩原朔太郎に依る四つの詩(Ⅰ雲雀料理,Ⅱ草の茎,Ⅲ遊泳,Ⅳ笛)
雨のあとさき(Ⅰ雨,Ⅱ雨のあと)

他團作品11曲 中西覚作品15曲