ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

遺伝子のつながり

2014-11-09 11:07:36 | 日記・エッセイ・コラム
週末は入院している父のお見舞いに行くのが日課。

入院してから3週間。
ずいぶん元気になり、看護婦さんに手を振っている。

昨日は、ティッシュがほしいというので渡すとタンを自分ではきだした。
手すりにつかまって横を向くので、背中が痛いのかと、背中をさすった。
足がかゆいというので、足をかいた。

母親に報告すると、平日はそんなことしないと。
自分でタンを吐きだせなくて、吸引しているし、横を向かせようとすると嫌がるし、足とか触っても嫌がるとか。

先週も、私が行くと「起こしてくれ」と言われた。

私が行くと、まだ大丈夫ということを見せたいのか、それとも私ならお願いを聞いてくれることをわかっているのか。

50年連れ添った母であるが、しかし父とは他人。
私と父はDNAで繋がっている。
DNA同士が何か物語っている感じがした。

父の前のベッドに入院している方も、奥様に先立たれて、付き添いに来ているのは二人の妹。
「〇〇さんにも連絡したけど、何の連絡もないのよ」
たぶんお嫁さんのこと。
毎日欠かさず来てくれるのは成人しているお孫さんらしい。

人の感情も人を助けるが、DNAはもっと分からないところで交信しているのだろうとそんなことを感じた。

私のDNAも残したかったな。




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