「性的言動」を「セクハラ発言」と認定して出勤停止とした処分の適否が争われた訴訟の上告審判決がでた。
判決は「処分は妥当だった」
最近はいろいろな「ハラスメント」があって難しい。
特に言葉のハラスメントは、こんなことも?と思うこともある。
「早く結婚しなさいよ」「子供作りなさいよ」などもってのほか。
「男のくせにそんなこともできないの」「男なのに飲めないの」などなど。
相手が不快と思われる言葉はすべて。
「相手が」がポイント。
テレビで街の人にインタビューしていた。
「セクハラ問題にならないためにはどうしたら良いでしょうか」
「普段からのコミニュケーションではないですか」
「そのためにはどうしたらよいのでしょうか」
「最近は社員旅行とかも無くなったし、飲み会とかをすればいいのではないですか」
この人一番危ない。
全員が全員、旅行や飲み会を楽しめると思っているのだろうか。
特に今はプライベートな時間はプライベートに使いたいと思っている人が多いのに。
私の職場でも、こじんまりと飲み会をやるのは良いけど、掛や課になると参加しない人がほとんど。
仕事ではないので、無理やりに出席させることもできない。
言葉を掛ける人も相手のことを考えなくてはいけないが、受ける側も相手のことを考えなくてはいけない。
私もセクハラ言葉など昔は沢山言われた。
でも、相手の事考えたら・・・
「この人さみしいのだろうな」なんて思うと受け入れることできる。
「結婚しないの」「子供つくらないの」とかも心配しているのである。
「気にしていることなので、プレッシャーに感じます」
と答えていた方がいたが、素直に「結婚したいのです」「子供欲しいけどできないのです」と言ったら、良い方法を教えてくれるかもしれない。
「プレッシャーがかかる」のは、自分がダメな人だと思いたくないからではないか。
相手に傷つけられるのではなくて、自分で自分を傷つけているだけなのではないか。
もっと自分に自信を持てば、相手を許せる心を持てると思うのだけど。
いや、もっとプライドを捨てればいいのかな。