2015年2月11日(木):建国記念日
熱海の桜が満開なので、出かけようと予定していたが、朝の目ざましテレビで紹介していた。
沢山の人出になりそうなのであきらめた。
先日、熱海でIZU PHOTO MUSEUMの割引券をいただいたので、行くことにした。
1月17日~7月5日までは「富士定景―富士山イメージの型」を開催している。
第1部では富士山と観光、富士山と登山、富士山と乗り物、富士山とプロパガンダに分けて多くの昔の写真が展示されていた。
昔、横浜では「横浜写真」と呼ばれる産業が生まれ、日本の風景や人々の写真をアルバムにして、外国人向けに販売していた。
富士山をバックに多くの写真が撮れれていた。
中には、芦の湖の湖畔から約130年前に撮影されたものもあった。
同じ場所から私は今でも撮影している。
映っている人の姿は変わっても。富士山は変わらない。何だかうれしくなった。
しかし、B-29から撮影した富士山は、富士山の形からこのMUSEUM近辺の上空の話。
戦時中は爆撃機は富士山目指して飛んできて、富士山から目的地に向かって行った。
心の痛くなる写真。
第2部では富士山と気象と題し、雲の博士であった「阿部正直」博士の研究が展示されていた。
阿部博士は御殿場に私設の「阿部雲気流研究所」を設立し、富士山にかかる雲を研究していた。
富士山の撮影をしていると、おもしろい雲にたくさん出会う。
時間があるときはぼーっと見ていると楽しい。
写真的にはどうかな?と思うが歴史的に貴重な物が展示されている。
来客者がほとんどいなくて貸し切り状態だったので、300点ほどある展示をゆっくり見ることが出来た。
ぽかぽか陽気だったので、そのまま自然公園でお散歩。
これクレソン。
私の大好きな池で鯉さんの観察。
ここの鯉、餌をたくさん食べているようでまるまるしている。
久しぶりに写真を撮るのが楽しいと思った。
時間をひとり占めできることが楽しいのだろうな。