2019年6月25日(火)
紹介された病院に行く日。
受付で紹介状を渡し、順番を待つ。
総合病院なので、沢山の患者さんがいた。
予約を入れた時に「女性の先生と男性の先生がいますが希望はありますか」と問われた。
特に希望はない。気持をわかってくれるのは女性の先生かもしれないが、どちらも医者である。
診察室に入ると待っていた先生は、ドラマに出て来そうな若い男性の先生だった。
「不正出血ですね」
「はい、でも今日は止まっているようです。2年ぶりの生理だったのでしょうか?」
「2年なのでもう閉経でしょう。出血は心配なので子宮体がんの検査をしましょう。」
先日の病院で言われたことと同じである。
診察台に乗り、内診を行う。
腰のあたりにカーテンがあるため、カーテンの向こうでどんなことをしているのかわからないが、丁寧に見てくれる先生である。
この病院は患者用にモニターがないので、どうなっているのかよくわからない。
そのうち女医さんの声がした。
「私が代わって検査しますね。ちょっとチクッとしますが我慢してください」
若い男性の先生では検査器具が入らず女医さんに交代したようだ。
「やっぱり駄目ね、入らないわ」
「前の病院でもそう言われて来たのですが」
ここでも奮闘してくれた。
前の病院ほど痛くなかったし、少し痛いのも我慢しようと思った。
「閉経すると、子宮が小さくなって閉じてしまう人もいるから。とりあえず経過を見ることにしましょう。あ、私全部説明しちゃった」
と女医さんは説明して行ってしまった。
再び診察室で若い男性の先生の説明を聞く。
「さっき、先生が話した通りです」
まったくドラマみたいで、笑ってしまった。
と言うわけで原因不明であるが、3カ月間様子を見ることになった。
もし、また出血があれば、次は麻酔をして検査をすることになる。
「一安心」と思ったが、原因がわかった訳ではないので保留状態なのである。
子宮体がんの原因は卵巣ホルモンのバランスの崩れによって起きるようである。
そのため、閉経後に発生することが多く、出産経験の少ない人ほどリスクがあるらしい。
また、肥満、高血圧、糖尿病の影響もあるようだ。
ただ、最近は閉経前でもストレス等によってホルモンのバランスを崩したり、植物性脂肪の摂取が増えることなども発生要因と言われている。
すべてが当てはまるようで考えてしまう。
身体が老化に向かって行くのは自然な流れ。
でも、それを加速させない生活にしなくてはいけない。
運動と食事と時間の使い方。
当面の課題となりそうだ。
皆さんご心配おかけしました。