ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【青春18きっぷ】 2019年冬 4回め

2020-01-24 00:58:03 | 働く

2020年1月10日(金)

 

「今日が最終日ですよ」

長野駅で入場するときに駅員さんに言われた。

今日は2019年冬の青春18きっぷの最終日。

5回使用できるのに、4回しか使用しなかった。

 

今週も地元で用事があるので、実家に帰省する。

長野駅から電車に乗り、松本駅で乗り換える。

今日の途中下車は「下諏訪駅」

観光案内所で観光マップいただき、ルートを説明してもらった。

「3時間あれば、ゆっくりしもすわを回れます」

今日は諏訪大社4社巡りが目標である。

気になるところだけ回ることにした。

 

まずは、諏訪大社下社春宮

春宮の横にある「万治の石仏」も見学。


諏訪湖が見えるポイントがあった。

その近くに私の好きな道標

そして諏訪大社下社秋宮

神楽殿の前で木遣りが披露されていた。

拝殿の前で聴いていたが、澄んだ声色が心地よかった。

 

下諏訪駅に戻った時にちょうど電車が出て行った。

時間をそれほど気にせず回っていたが、時刻表を見て落胆した。

この電車を逃すと、残りの2社を参拝して予定時刻に帰宅することができない。

いい方法はないかと時刻表をめくる。

こんな時は、紙の時刻表が便利である。

 

駅の休憩所で持参してきたパンを食べながら考えた。

今回は4社巡りをあきらめることにする。

しかし、そのまま帰宅すると少し早すぎる。

そこで、下諏訪駅から中央本線に乗り「甲府駅」で下車した。

 

甲府駅の近くに何かあるかと検索すると「武田神社」があった。

徒歩30分とちょうどいい距離。

駅からまっすぐ歩くと神社はある。

以前にも訪れたことがあるが来るたびにきれいになっている。

武田神社と言っているが、ここは武田氏の居城の跡地である。

武田信虎、晴信(信玄)、勝頼の3代が60年間にわたって納めていた所。

お堀も石垣もある。

参拝後、再び「甲府駅」に戻り、お土産を見た。


最近、桔梗屋さんはいろいろなものを作っている。

気になった揚げパンを購入して、15時半の身延線に乗った。

 

2両編成の身延線にはパラパラと乗客がいた。

私はボックス席に座って出発を待っていた。

すると、20代の男性が私の前の席に座り、電車は発車した。

前の男性が気になったが、先ほど購入した揚げパンを食べてみた。

予想より硬くて、揚げ感も少ない。

パンの中にお餅と黒蜜ジャムとクリームが入っている。

なんだかいまいち。

 

身延駅に着いたとき驚きの放送が入った。

「身延駅で40分停車します。」

ずいぶん長く乗るなと思っていた。

少し前から電車が空いてきたのに、相変わらず私の前には男性がいる。

身延駅でほとんどの人が降りて、隣のボックスも空いているというのに。

このまま40分にらめっこしているのもつらいので、電車を降りた。

 

もうすぐ5時。

すっかり暗くなった身延駅前には数件のお店の電気がついているだけ。

すぐ近くのお土産物屋に入ってお土産を見ていた。

「これおいしいですよ。」

すすめられた最中と水晶の蛇のお守りを購入した。

 

電車に乗る前に飲むものを購入しようと駅の自販機にの前に立つ。

電子マネーが使えない。

お財布の中には1万円札と100円に満たない小銭。

道沿いに行けばコンビニがあるかと少し歩いたが、看板らしき物も見えない。

仕方ないのでそのまま電車に乗った。

 

向かいに乗っていた男性は足を延ばして座っていた。

それなら、後に座ったあなたが席を移ればよかったのに。

そう思いながら私が別の席に座った。

 

これで2019年冬の青春18きっぷは終了。

あと1回残っていたが、元は取れたので大満足。

次はどこに行こうかワクワクしてしまう。

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日常に戻った

2020-01-21 23:36:01 | 日記・エッセイ・コラム

2020年1月6日(月)~2020年1月9日(木)

 

1月6日(月)

さすがに遊びまわった疲れが出た。

しかし、仕事をしている人のことを思ったら「頑張らなくては」と動き出す。

しばらく家事をしていないと、何をどのタイミングで行うのかを忘れている。

午後はやんちゃな子供たちと過ごす。

この子たちと毎日生活するのかと思うと、本当に大変だと思う。

子供は大人をよく見ているから、大人の力関係も良くわかっている。

言うことを聞かないのは、誰かが怒っている人を軽く見るような話をしているのだ。

子供に対して、「だれもが怖い人」を作っておかなければ、小さいうちは言うことを聞かないだろう。

 

1月7日(火)

最近受けた相談。

「主人やの主人のご両親が子供の連絡帳を見て、私の文章にダメ出しをした。何が悪いのでしょうか。」

実際に連絡帳を見ると、上手な文章ではないが、用件は伝わる文章であった。

ただ、文章中に「!」が使われていたのは驚き。

なぜなのか質問する。

「若くておとなしい先生なので、打ち解けてもらうために使いました」

彼女なりの配慮であった。

昔はどんなに若くても先生は先生。

子供を指導してくれる人なので、尊敬と感謝の気持ちを持っていた。

そんなところがダメ出しされた原因なのではないか。

文章よりも相手に対する態度を指摘されている気がする。

ただ、今の先生はいろいろ問題も起こすし、尊敬に値しないのかもしれない。

 

1月8日(水)

久しぶりに車を運転した。

免許を18歳で取得して、20歳で自分の車を持った。

それから33年、ほぼ毎日運転をしていた。

ところが長野に引っ越してから4回ぐらいしか運転していない。

運転の仕方を忘れてしまう。

年を取って行動が鈍くなるのだから、毎日の積み重ねが大事なのに。

 

1月9日(木)

今日は善光寺に行った。

毎年1月7日~15日の9時~16時に「御印文頂戴」が行われる。

御印文を額に押してもらう行事である。

これにより、来世の極楽浄土が保証される手形のようなものらしい。

額と言われているが、実際は頭に押してもらう。

普通では見えないが、私の頭には極楽浄土行きの手形が押されている。

この手形には期間はないのだろうか。

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【青春18きっぷ】 2019年冬 3回め

2020-01-21 02:06:53 | 旅行記

2020年1月5日(日)

 

昨日の夜は、退職した同僚たちとディナー。

みんなそれぞれ新たな職場で活躍している。

「あの職場で働いたから、どこの職場でも楽しいよ」

私が上司で、上手に職場を回せなかったから、みんなに大変な思いをさせてしまった。

本当に申し訳ないと思う。

 

今日は長野に戻る。

もちろん、青春18きっぷを使う。

行きは帰省することで精一杯だったが、帰りは楽しみながら帰る。

本来の青春18きっぷの使い方。

 

まずは三島大社へご参拝。

三嶋駒と鯛籠をいただいた。

富士山も綺麗によく見えている。

 

三島駅から東海道線にのり、富士駅で身延線に乗り換えた。

富士宮駅で下車して、富士山本宮浅間大社に向かう。

富士山がきれいなので富士山世界遺産センターの前で逆さ富士を撮る。

お昼頃だったので、参拝者が多かった。

順番を並ばず横から参拝をする。

時間がないから神様ごめんなさい。

西富士宮駅まで歩き、再び身延線に乗った。

 

甲府駅の手前の善光寺駅で下車した。

スマホで甲斐善光寺をチェックして歩く。

昔、バスツアーで同僚と訪れたことがあった。

その時は雪が舞っていて、寒かったことを覚えている。

15時半ごろだったからか、参拝者はほとんどいない。

拝観券を払うと「初めてですか?」とお姉さんが声を掛けてくれた。

反射的に「初めてです」と答えたが、本当は2回目である。

お姉さんは私一人のために案内をしてくれた。

「ここに立ってください」

白い足跡の上に立つ。

天井を見上げると赤い龍が泳いでいる。

パンパンと手を打つと龍が鳴く。

素晴らしい龍の絵だった。

そのあとは、御戒壇巡の入り口に案内してくれた。

そうだ、以前ここに来た時も、怖い怖いと言いながらみんなで回った。

ご本尊下の鍵に触れ出口に出た。

廊下に並べられた仏像の中に飯縄権現の像を見つけた。

ここには古い仏像が何体もある

参道のお店に信玄餅を見つけたのでお土産にした。

帰りは中央本線の酒折駅まで歩き、そこから電車に乗った。

 

夕暮れで空がオレンジになる。

この電車は小淵沢で乗り換え

小淵沢駅の展望台で夕暮れに浮かぶ富士山を撮影できる。

と、慌てて電車を降りたが、「凍結するため入れません」の表示。

夕暮れに浮かぶ富士山が見えているというのに。

 

小淵沢駅で乗り換えて長野に着いた。

行き当たりばったりだったが、乗り換えもスムーズで楽しい旅だった。

ずっと前から、こうやって青春18きっぷを使いたかった。

新年早々夢がかなった満足感があった。

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【展覧会】 東京国立博物館 高御座と御帳台

2020-01-09 12:20:59 | アート・文化

2020年1月4日(土)

 

青春18きっぷの2回目は東京に向かった。

行きは御殿場線で国府津駅まで行き、そこから東京上のラインに乗り上野駅まで。

132km、約3時間、料金は2310円

 

今、東京国立博物館では、即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台と威儀物を展示している。

高御座・御帳台と威儀物を見るだけなら無料で入場できる。

そのためか、入場には長い列。

ただいまの待ち時間50分と表示されていたが、表示の通り50分は入るまでに並んだ。

入口では荷物検査があり、やっと入場できる。

大きな部屋に高御座・御帳台が安置されており、その周りをぐるっと回ることが出来た。

そのため、テレビ映像では見ることが出来なかった高御座・御帳台の裏側を見ることが出来た。

上に乗っている鳳凰の尾の形の違いに気がついた。

威儀物の展示室では、女官の衣装の模様をじっくり見た。

おめでたい合わせ貝の文様。

 

せっかくなので、入場料を払って、他の展示を見た。

色々見ると、気持ちが影響される。

このワクワクドキドキ感から良いアイデアが生まれそう。

これ、どこかで写真を見たことがある。

陶器のザクロにルビーの実。縁起ものだった気がする。

奈良県大峰山頂遺跡から出土した「押出蔵王権現像」

見ていて飽きない展示物ばかり。

 

夕方に、友人と食事をする約束があるので、再び青春18キップで電車に乗る。

今回は、上野駅から三島駅まで直通。

124.3km、約2時間20分、料金は2310円

 

東京上野ラインって便利。

引っ越す前に知っていれば良かった。

会った友人には、「青春18きっぷなんて言っていないで、新幹線に乗れるように働きな」と助言された。

そうね、働いてる時は8時間電車に乗るなんて、時間がもったいないと思っていた。

どっちが良いのかわからないけど、友人の言っている事も正しい事である。

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これぞお正月

2020-01-09 11:33:49 | 日記・エッセイ・コラム

2020年1月3日(金)

 

私が帰省していつも大喜びする実家の犬がまったく元気が無かった。

私の横でぐっすり寝むってピクリとも動かないと驚いてしまう。

暮れから体調が悪くて、下痢したり嘔吐したりと家族も心配していた。

昨日から食事もしていないと言う。

ところが、深夜になったら急に元気になり、私の布団の上にのり、布団をめくる。

そして、マウティングを始めたのだ。

「なんだお前は!!」

 

と言うわけで少し遅めに起床した。

朝食に母がおせち料理とお雑煮を出してくれた。

食後もこたつの中で箱根駅伝を見ていた。

その後は、「ノーサイド・ゲーム」のドラマを放送していたのでそれを見た。

あっと言う間に夕方。

これぞお正月の過ごし方。

 

犬は病院で点滴を打ったのが良かったのか、昨日の辛そうな顔はどこへ。

元気に私を追いかけてきた。

 

母と二人でこたつに入ってテレビを見て過ごす、最高のお正月だった。

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