2020年1月2日(木)
朝、6時55分に松本行きの電車に乗った。
ずっと使ってみたかった「青春18きっぷ」
今日はこれを使って静岡に帰省する。
青春18きっぷは12050円でJR全線が5日間乗り放題のきっぷである。
細かい決まりごとがいろいろあるが、時間はかかるが安く遠くに行けぶらり旅ができるきっぷなのだ。
季節ごとに発売期間と使用期間がある。
2019年冬季の発売期間は2019年12月1日~12月31日
使用期間は2019年12月10日~2020年1月10日
1回2410円使用すれば元が取れる。
乗車時刻の検索も「青春18きっぷ時刻表」で検索すれば、乗ることが出来る電車だけで時刻表を表示するサイトがある。
6:55 長野駅 篠ノ井線快速(松本行)
お正月の早朝の在来線に乗る人はほとんどいない。
8:02 松本駅着
電車から降りると、乗ってきた電車の行き先が「高尾行」に変わる。
次に乗るのがこの電車だったので、再び電車に乗り込む。
8:43 松本駅 中央本線(高尾行)
いつも車で行く山梨県を通る。
青空に八ヶ岳がきれいに見えた。
甲府に近付くにつれて富士山が見えてきた。
何だかうれしくなる。甲府からの富士山はとてもきれいだった。
10:59 甲府駅 身延線(富士行)
松本駅で同じように電車に居残っていた男性は甲府では下車しなかった。
彼も18きっぷで移動をしているのだろう。
身延線からの富士山は近くて美しい。
14:02 富士駅 東海道本線(熱海行)
ここまでくれば見慣れた風景。
昼食を食べていないので、お腹が空いた。
15時には実家に着いた。
282km、約8時間の移動。乗車料金は5170円。
車窓を眺めながら、居眠りしながら、人間観察をしながら楽しい時間だった。
身延線はワンマンカーであったが、乗りなれない都会人は不慣れな人が多い。
どこから乗ればいいのか、どこから降りればいいのかきょろきょろしていた。
また、ドアがボタン式なのは冬は寒気を中に入れないため。
地元民は乗ったら「閉」を押すのが常識。
ところが4分間停車駅で、外の友人と別れを惜しみながら話をしていた若い女性。
冷たい空気が入って、みんなの冷たい視線を投げられていたことなんて気がつかないだろう。
その後、乗車券の出る機械の場所に陣取り、みんなに邪魔に思われていた事も気がつかなかったようだ。
実家に着いた時には見えなかった富士山も夕方には綺麗に見えていた。
そして、沈んでゆく太陽。
ただただ電車に乗っているだけの1日だったが、とても楽しい1日だった。