日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 彼岸明け *

2012年09月25日 | 風景・お出かけ

冷房がいらなくなったら扇風機もいらない。 なんて極端な。  お年寄りの方には、この気温差がこたえるであろう。
昼間は真夏日だった。  部屋で用事をしていると汗ばむが、外へ出るとなんと風が強い、しかし嬉しい。

今日は義父の祥月命日である。 もう、33年になる。
64歳と言う今思えば早すぎた人生である。 しかしその短さはきっと、7月25日に奇跡的に生まれ元気に育つなつめがもらったんだと思う。
アルコールが全く駄目な義父、その代わり珈琲をこよなく愛した。 毎月25日は珈琲をお供えしている、先月はアイスだったが、今日はホットにした。
遺影の前に可愛いお供えがあった。 キャラメルひとつ。 
昨日来たなつめがお供えしたのだ。  炊きたてご飯を供えるのも大好きだ。  高い所に、写真を移動したのに。
次男なのでお仏壇はないが、子供たちにお供えや手を合わせる事を見せる為に、義父が亡くなったときから遺影を飾り、お供えをしている。
孫、なつめにもそんな気持ちが伝わっているのかな。

4時過ぎ歩きに行った。 (あそこの彼岸花、咲いてるなぁ、きっと・・)
(お・・・咲いてる!)

グリーンヒルズの途中にも、咲いていた。
ここには萩の木がいっぱいある。  まだまだこれからだ。 撮ろうにも枝垂れたやさしい木々は風に揺れて揺れて撮れない。
お彼岸さんに咲く彼岸花、秋彼岸はおはぎ、(あ! おはぎ作って無い!) 珍しく食べてない。 お彼岸が過ぎるけど作ろうっと。

萩はこれからが楽しみである。 それにしても空が綺麗だった。
降りて公園の周囲を歩いた。 
5時携帯が鳴る。 (夫やわ)  「麻雀」 「了解、歩いてるよ、今」 「そうか」 (あんたはんもお歩きやす) 


* さらさら 日高昆布 *

2012年09月24日 | 健康

城陽へお見舞いに行った時、姪っ子夫婦にもらった。  旦那さんが北海道旅行の時、高血圧、高血糖、高コレステロールの方におすすめ!
そのフレーズに思わず買ったらしい。 以後2人で飲んでいると言う。

夜にコップ一杯のお水の中に、5センチに切った昆布を漬けておく。 毎朝その昆布水を飲むんだそうだ。
旦那さんに会ったのは初めてだったが、結婚当初写真で見たがふっくらさんだった。 姪っ子のカロリー計算の食事などで8キロの減量。

昆布はちょうど20センチなので、4等分して100均で買ったボックスに乾燥剤も一緒に入れた。  
使用済みの昆布はジップロックの中に入れて冷凍している。  溜まったら佃煮にしようと思って。 
なんでもそうだが、継続しないと簡単には答えは出ないだろうが、姪っ子とずっと心を繋ぐ意味でも継続しよう、夫は昆布類大好きだし。
鍋ものに入れたり、酢めしを炊く時も、使っている。  しっかりしたいい昆布である。  お取り寄せ出来るので、飲み続けようと思っている。

まだ結婚して2年足らずだが姉が「変わったよ、結婚して、頑張ってるわ。 旦那さんもいい子や本当に良かったわ」
そんな言葉がうなずける姪っ子夫婦だった。  人なつっこい、人当たりのいい旦那さんだった。   

 


* 大間違い! *

2012年09月23日 | 懸賞・投稿

雨の朝、屋上の一番先に咲いた彼岸花。

「あ! 今日歩くの忘れてたわ!」 気がついたのは麻雀だった夫が、帰宅してからだった。
「おう、歩いてこい」お風呂を沸かしているので、夫はゆっくり浸かるだろう。  最近また腰、腰と言っているから。

外へ出たらご近所さんお2人が話していた。 そう、この2人私がサポートを受けた帰りに会って、「がんばる!」なんて公言した人たち。
「歩いてるの? どう?その後」 話す羽目になった。 20日あまりの行程を色々と話した。
体重はコンスタントに1k減ったことや、信号が変わる時走るのが以前より軽く感じられるようになったこと。 
「おなか周りはそんなに変わらないけど、体内脂肪には変化があると思うよ」 「あ~私もがんばらなあかんわ」とふっくらさん

近くのスーパーのつもりが時間が少ないので、遠くのスーパーへ足をのばした。 
少しづつではあるが、歩く継続できっと答えは出てくると言う確信が、私の背中をそっと押す。

夜、久しぶりに兄から電話があった。 8月に会っていないと言うか、最近電話した時なども、区長をしているので出かけている事が多い。
聞けば消防の分団長とか何の長とか色々やってたみたいだ。 父親がやってたしね、「親を越えたって訳だね」 「それほどではないが」謙遜している。
「いいよ、地位や名誉が欲しくてやる人もあるけど、謙虚に人さまのお役にと思ってやっている人は、子供や孫にそんな精神が流れるよ、きっと
だから人さまのお役に立てると言うのは大事よ。  自分の為になら誰でも出来るねんから」 言いながら、自分自身に言い聞かせている。

「お供えと写真受け取ったよ。 知らん人が写ってる。 お兄さんも頭が薄うなったなぁ」 「え?何?」
「お母さんも細うなったのう」 「えーー?! もしかして、バーベキューしてる写真?」 「そうや」 「キャー!! 荷物の中に手紙入ってたでしょ!」
「いや・・あ・・入ってる。  あ。。様、み。。様。 」 「キャー! あっちと反対になったんやわ!、すぐ電話するわ!」

全く同じ品物で梱包も全く同じ、私にはテープの仕方で分かるが。 ただ、中のラミネートした写真と手紙が、夫側と違うのだ。
コンビニのお兄ちゃんに渡すとき、最初は夫の方を書いて、これって荷物を指差した。 「中味は一緒です」と言ったものだから、どっちでも同じと、
解釈したのだろう(人の精にして)

電話をしたら兄嫁さんが、「今日は披露宴だったので帰って来た所、開けてないと言う事だった。 そうなんや、披露宴、もう終わっていたと思っていた。
「明日兄が持って行くので、中の大きな封筒だけ渡して下さい」と頼んだ。 は~・・やれやれ、汗かいた。
実家の方へは、夫が卓球で金メダルもらって孫たちがそれぞれメダルをかけている写真や、夏帰省した時の実家での写真、夫の誕生日
孫たちに囲まれている写真を入れてある、手紙は兄夫婦宛てだし。  まだ孫のいない義兄夫婦には申し訳ない写真だし。

実家の母や兄たちが夫の実家の写真が見られたのは、むしろ良かった。 相変わらず仲の良い、みんなの様子や義母の様子が分かって。
それにしても夫の兄嫁さん開けてあかったのは運が良かった。  義父の大好きなお饅頭お供えのお陰かな。 

翌日実家の兄が電話をして、夫の実家に持って行ってくれて中の写真の封筒を交換して来てくれた。
兄嫁さんが気を使ってか、荷物の封さえ開けてなかったぞと電話をくれた。 めでたしめでたし。 
前に一度、愛ちゃんのお姉さんと妹さんに送る荷物、間違えた事があった。  今回同様で、送り状家で書いて行くのに、切らしていたのが失敗だった。
これからは確認、確認。  念の為、送り状をいっぱいもらってきた。


* お見舞い&宇治市植物公園 *

2012年09月22日 | 風景・お出かけ

「自転車積んで行って、お見舞いに行くまでどこかで写真撮ってきたらええやん、調べてみ」
夫が樟葉でゴルフなのでそう言った。 春と同じでお見舞いに乗せて行ってもらって、時間が早いので自転車でどこかへ・・前は姪っ子の家に行き
お昼まで話し込んだのだ。 今日は旦那さんとお墓参りに行くそうで、8時くらいは家にいるからと言うので行く事に。
美味しかったと前に言ってもらったので、義兄や姉の分4人分のバラ寿司を夜中に作った。  1時間半しか寝ていない。 

6時半家を出た。 行き過ぎて宇治西まで行ったがむしろそこでちょうど良かった。  姪っ子の家の近くで地図もあったが、楽勝で行けた。
姪っ子に電話をした。 「どこ?」 「家の前」 迷っていないか心配していた所だと言う2人が、笑いながら迎えてくれた。 
旦那さんとは「初めまして・・」だったが、大阪のおばちゃん、そんなこと感じない位、それに彼も気さくに話してくれ楽しいティータイムになった。
30分くらいお邪魔して、 大きな道路まで姪っ子が送ってくれた。  「大丈夫、おばちゃん」 そりゃぁそうだこんな所、自転車でなんて。

宇治市植物園公園を目指す。
初めての道はそばのまだ朝露を含んだ野草さえ新鮮だった。 

  

なだらかではあるが坂道、これは膝をやられるぞと途中押して歩く。
お寺の掲示板に ”一回や二回の失敗は 人生の糧だ” と書いたのが額に入れてあった。
立派なお寺にはそぐわないお粗末な文字で、説得力に欠ける気がした。  (これはちょっとまずいやろ) いや、心がこもっていればいいんじゃない。

スポーツ施設が色々あり、いい所だ。  京都サンガのサッカー練習場や、新興住宅街や立派な立命館中学もあった。 
坂はふうふう言いながら登ったが、きれいで楽しみながら自転車を走らせる事が出来た。  

(はぁ~・・着いた~) 着いたよと姪っ子に電話をしたのは、50分ほど経ってからだった。 宇治市植物公園
ハロウィン風タペストリーみたいなのは、花鉢が並べられ作ってある。

早速目に入ったのは、私の好きそうなガーデンだった。  涼しければこのベンチでおにぎりなど食べたら美味しいだろうなぁ。

 

温室は水をまいているところだった。  

(虫よけスプレーしてくるの忘れた!) 後悔・・

色づいた葉を見ると、間もなくこの暑さから開放される秋がやってくるのだ・・そんな気がして嬉しくなる。

あちこち歩き回るが暑い。 帽子かぶっていても暑い。  萩には早い、コスモスも。 まだ朝顔がいっぱい咲いているんだもの。

室内の休憩室で、缶コーヒーを一気に飲んだ。  ほてった身体にすうっとその冷たさが通り、何とも言えない。
途中のコンビニで買ったおにぎりをほおばる。  1人で食べることなんてまぁないので、苦手なんだけど、なんて美味しい。
以前は好きな照り焼きやエビマヨを買っていたが、今はやむなく一番低カロリーな昆布のおにぎり。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

帰ろうと思ったら、夫から半分回ったところで食事していると電話が入る。  「来て良かったわ、ありがとう」 
姉からは「食事した? 病院の食堂閉まってるわ。 気をつけて来てね、待ってる」とメールが入った。 
こんなとき、人の声を聞いたり、文字を読むと元気をもらえるから有難い。

もと来た道、帰りは下り坂、風をきり気持ちがいい。 汗が乾いてくるのが分かる。  帽子なしなのでがんがんの太陽はきついが。
(あ~また焼けるなぁ、しみだらけになるんだろうなぁ) 老眼鏡かけなきゃ見えない・・っと。

来た道・・なのではあるが、途中右折したところをるんるん坂道で、すっかり忘れ見逃したようだ。  (どうやら道間違えたぞ)
「なになに病院はどっちの方角になりますか?」 歩道橋を自転車であがって来たおじさんに尋ねた。
「え~、かなりあっちやで、ほれ向こうの学校、遠くに日の丸見えてるやろ・・遠いで・・自転車でも」 笑いながらも、親切に教えてくれた。 

えっさかえっさか、とにかく着かないといけない。 地図も見ながら・・行ったり引き返したり・・
住宅街に来た時、あるお宅の玄関のプランターで初めて彼岸花を見た。 自転車を止めて撮りかけたら、水色Tシャツのおじさんが自転車で来た
なおで、撮るのをやめた。  ぐるぐる回っていたらさっきの水色Tシャツのおじさんが知人らしい人と話していたので道を尋ねた。
「おお、あっちや、あんた行ったげえや」 「おお、近くまで行ったげるわ」 「わ~嬉しい、ありがとうございます」
やさしそうなおじさんは、住宅街から田んぼの中の道路を先導してくれた。 

「24号線ずっとずっとずっと行き」 深々と頭を下げた。  (あの病院の方か・・) 途中で左へ曲がって走っていたら左手に水色おじさんがやってくるわ!
「えらい、似た人おるなぁ思うたらあんあtか、もっともっとまっすぐに行くんやで」 「そうでしたか、はるやまありましたね確か」 
黄金色に実った田んぼの横、国道沿いのあまり良くない道を自転車でとばす。  自転車は得意、高校の時は島を半周をして通っていたんだもの。
春の入院の時、姪っ子と自転車で走った道である。  (姪っ子はこの道いつも往来しているんや。 暑い夏大変やろうなぁ。。)
(黄金色の田園風景、一枚も撮って無い!!) 行く前は、それだけでもいいのよ、黄金色の田園風景が撮れたら、なんて言っていたのに。

部屋へ着いたら姪っ子が来ていて、ちょうど迷ってないかと心配していた所だった。 
「しかいsおばちゃんようやるわ」 姉も「城陽で自転車でって・・」笑う。 お見舞いよりも私が自転車で植物園へ行った話しになる。
目の前で器械を使った足曲げ運動を左右30分づつやった。 
それより何より、後姉がベッドのそばに杖も持たず、立って見せた。  「ほら!」 「え~!立てるの? すごい!」 
父親のところへ行くので、姪っ子が帰って行った。  名産のいちじくを持たせてくれた。   入れ替わりに夫から着いたと電話が入る。
おトイレに行くついでに、部屋の前で夫を待つと姉が言う。  びっくりさせてあげようと言うこんたん。

夫が驚いていた。  やけに笑顔だ。 スコアが良かったのか。  夫も来るなり、2本飲み物を口にした。
すごい努力しているようだ。  先月末の姉妹揃ってのお見舞いが、ちょっと落ち込んでいた姉の清涼剤、精力剤になったようだ。
見送ってくれる姉、すごいO脚になっていたのに、まっすぐになった足。  医学の進歩に加え、姉の頑張りに感激。

夜道を夫に植物園の話をしながら、快く帰る。  「けんちゃんのお陰で、あんたには何度も来てもらえる、有難い」
本当は後、明日が最終の宇治川の鵜飼を見て帰ろうと言っていたのに、時間が少し早く探し切れなくて、やむなく諦めたのが残念だった。
 それにしても自転車で城陽から、宇治からと自転車でなんてね。  本当にそうして、私の時間の処し方まで気遣ってくれる夫に、感謝!


* 秋だね・・ *

2012年09月21日 | 雑感

 

春夏のお彼岸に、お互いの実家へお供えを届けている。  明日見舞う姉の所にも手土産にと、デパートへ行った。  
行きのバス停で見上げた銀杏の木 (あ! ぎんなんやわ!)  びっしりと実をつけている。 
暑い夏を越えて、いつの間にかもうこんなに実をつけてるんや。   

(夫だって部屋の模様替え、気づかないでも普通やわ) 私だって銀杏の実、見上げて初めて気づいたんだもの。  似たもの同士って訳やね。
(でも、秋だね~)
春にはまる裸に刈りとられていた街路樹、季節とともにいつしかこんなに葉を茂らせて実がなって・・自然ってすごいね。

バス停のそばのバイクの整備士のお兄さんがこっちを見ているし、まるで盗撮みたいに1枚だけ撮った。
デパートのディスプレイはすっかり秋色だった。 
いい季節。  

そう言えばなつめがこの間「ばぁばは、どの季節が好き?」って聞いたなぁ。 
「秋やで」 「なんで? なっちゃんは春やで、春がいいやん」なんて言ったっけ。

夜、「熱いお茶入れて」 夫がそう言うようになった。  「あったかい珈琲入れましょか」 私も言っている、いつの間にか。