ミミ子の日記

おばさんうさぎの写真日記

湯の町 日奈久

2008年11月05日 | 写真
11月2日(日)湯の町「日奈久」に行ってきました。


町の中心にある古い旅館「金波楼」
木造の3階建てです。今でも営業中でした。
でも同じ3階建ての「新湯旅館」は2,3階は使っていないような感じでした。


もう50年前くらいからあるちくわ屋さん。
ここの「ちぎり揚げ」がおいしいのです。


日奈久は「竹細工・ちくわ・おきんじょ」が名物です。
「おきんじょ」というのはこけしのような人形です。

実は64年前(!)私は母の実家があるこの町に疎開していて終戦を迎えたのです。


今はさびれて人気(ひとけ)が少ない町になっていますが、温泉町としては歴史のあるところです。
温泉が開かれて600年ということです。
山頭火でも有名で町のあちこちに山頭火の歌がかけられていました。
この壁には「一杯やりたい夕焼け空」という歌がかかっていました。


この壁も古そうで味わいのある雰囲気です。
住んでいる人もお年寄りが多いとのことです。


これは町の上にある温泉神社の相撲場です。私の目を引いたのは壁の模様です。
ずいぶん古いだろうに模様が新しく新鮮なのです。

もう母の実家も無くなってめったに訪ねることがありませんでしたが、
久しぶりに行って古いものがたくさん残っているのがうれしかったですね。
来年には新しい温泉センターが出来るとのこと。
やはり少しづつ変わっていくことでしょう。