こないだから オリヅルランから、またランナーが延びてきて
穂のようなものがでてきたねぇ、
と見てたら、 きのう 花が。
わぁ~っ
1cmほどの小さな花だけど、嬉しいね~。
拡大鏡を持ってきて、さらにメガネかけてよく見ると、莟は10以上(花の左上に)。
毎年、本格的な寒さがやってくると咲き出すんですよね。
(今日は初雪になるそうな)
そして、夜になると すぼんで、翌朝 また別の莟が咲き出す。
――私のささやかな生活の中の、小さな楽しみができました。
きのうK子さんが亡くなった。 享年95歳。大往生です。
私の親しい友人T子さんの お義母さまなんです。
認知症になっても気品は失われることなく、いつも穏やかに微笑んでて、
なんとなくその場が和やかになっていくような、ステキなおばあちゃんでした。
よく不要なチラシを丁寧に折って、小箱を作ってくれたっけ。
(「リハビリ にもなるの」と、T子さんが チラシを真四角に切って用意して)
その紙の小箱は、お菓子作りするときなど、とっても重宝するんですよ、お砂糖や小麦粉を計ったり。
K子さん、どうぞ安らかにお眠りください。
人は亡くなって、風になるのか星になるのか わかりませんが、
とにかく その魂(?)は、いつも身近にいてくれてるように感じます。
オリヅルランの花は、K子さんの生まれ変わりのように思えてならないんです。