同僚のC子さんは、いつも静かに声かけてくれる(私の難聴のことは知ってくれてます)。
とっさに グッと集中して 口の動きを読み
、推測して――と
無意識のうちに いつもの体勢に入り、ナントカしてきたんだけど、
結構なエネルギーが要る。
別れて一人になった時、「あぁ、疲れた…」。
やっぱり、伝えさせてもらおう。
メモ風の短い手紙に
「もし、こんな風にしてくれたら、マチガイも無く、スムーズに伝わって
しかもラクだと思うんです。よろしくね」と書いた。
しばらくしてメモでお返事が届いてました、「ゴメンネ~」と。
「難聴なので」だけじゃ分からないよね。
具体的に、聴こえ(なさ)具合を伝えていかなくちゃ。
これまで何人か、身近な人に そんな風にさせてもらってきました。
早口の人、声の低い人、話しながら向こうむいて歩いていっちゃう人など 様々なので、
こうしてもらえたら、というのを、それぞれに。
難聴それ自体は歓迎できることじゃないけれど、
もしも、これがあることで
お互いに 近くなったりしていけたら 嬉しいナ。