ゆうべ観ました。
すごかった。
何年前でしたか、
船乗りたちが集う気仙沼の街の番組があって、
「商売上手」とは違う、
人情あふれる人々の姿、すがすがしい活気といったようなものを
見せてもらったのが印象に残っているのです。
その、気仙沼の商店街が津波で壊滅。。
その後の一年。
現実的に可能な方法として、
仮設で商店街を作ろうと、
リーダーを中心に立ち上がった。
そこへ、次々に難題が起こり、その都度、
「いや、それでも何とかして…」と取り組んでいく人々の姿。
これ、いったい何なんだろう――?
どうして こんなにも逞しく進んでいけるの?
私には眩しく、不思議なほどでした。
自分だったら、一つ壁にぶち当たると、もう諦めてしまうと思うんです。
彼らは、人として大事なものを持っている、実感として知っている。
モトのところでシッカリ繋がっている絆を
何かコトあるごとに確かめ合い、さらに深めあい、
それらを原動力にして、
互いに寄りかかったりすることなく、
それぞれが自分の力を十二分に発揮しているようでした。
生き生きと、いそいそと動いておられる姿が印象的でした。
あれは番組としてまとめられたもの。
もっと他に、良いこともあり、どろどろしたようなものもあったかも、と想像しています。
それらすべてを含めて、
大きなものを教えてもらった。
心を支えてもらいました。