michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

片手で彫刻、『船越保武』    〔障がいを乗り越えて〕

2012-03-21 07:21:33 | Weblog

3日間の帰省が無事に済み、

もうすっかり平常の生活に戻りました。

帰省の間じゅう、家族と話が尽きず、

 ゆっくりと大きな声で話してもらったり、

 簡単な手話 してもらったり、

 また、メモや簡易筆談器も大活躍。

一字一字書いてもらっているのを見つめながら

「なんの話かな…? どういう方向のことかな?」と推測しながら、

「すごいスローだけど、こんな風に

話がチョットずつ分かっていくのも

それなりに味わっちゃお。

もう、フツウにポンポン会話するのはムリなのだから

自分の中で切り替えちゃおう」って感じでしたね。

 

帰宅して、たまったメールなどドンドン読み進めていて、

蛭田和夫のブログ』の3/17の記事に目が留まりました。

(上にリンクしたので是非読んで戴きたいです。コメントも含めて。

 蛭田さん、引用させてもらって、ゴメンナサイ )

 

その日のタイトルは「岩手の彫刻家 船越保武」。

この番組、私も もう最後の 終わるところだけ観たんです。

惜しいことしました。

 

それによると、

素晴らしい彫刻家なのに、

脳梗塞で利き腕側の半身と視覚の一部を失い、一時は絶望しながら、

これまでとは全く別の方法にガラリと切り替えて、見事な彫刻をされるようになったそうです。

(あぁ、こんな説明ではゼンゼン足らないんですが。)

 

感動して、

すぐに自分に引き付けて考えました。

 

聴こえづらくなって、コミュニケーションがうまくいかず、辛かった。

今もタイヘンなことが多いけれど、

そのお陰で(?)

 シッカリ「心の会話」がしたい、

 キャッチボールして、もっと心の底から分かりあいたい、

という想いが強くなってきたように思うんです。

現実的には、まだまだ試行錯誤で反省だらけなんですが。。

 

自分なりの暮らし方を、これからも模索し続けていこうと思うんです。

 

 

 

コメント
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