3日間の帰省が無事に済み、
もうすっかり平常の生活に戻りました。
帰省の間じゅう、家族と話が尽きず、
ゆっくりと大きな声で話してもらったり、
簡単な手話 してもらったり、
また、メモや簡易筆談器も大活躍。
一字一字書いてもらっているのを見つめながら
「なんの話かな…? どういう方向のことかな?」と推測しながら、
「すごいスローだけど、こんな風に
話がチョットずつ分かっていくのも
それなりに味わっちゃお。
もう、フツウにポンポン会話するのはムリなのだから
自分の中で切り替えちゃおう」って感じでしたね。
帰宅して、たまったメールなどドンドン読み進めていて、
『蛭田和夫のブログ』の3/17の記事に目が留まりました。
(上にリンクしたので是非読んで戴きたいです。コメントも含めて。
蛭田さん、引用させてもらって、ゴメンナサイ )
その日のタイトルは「岩手の彫刻家 船越保武」。
この番組、私も もう最後の 終わるところだけ観たんです。
惜しいことしました。
それによると、
素晴らしい彫刻家なのに、
脳梗塞で利き腕側の半身と視覚の一部を失い、一時は絶望しながら、
これまでとは全く別の方法にガラリと切り替えて、見事な彫刻をされるようになったそうです。
(あぁ、こんな説明ではゼンゼン足らないんですが。)
感動して、
すぐに自分に引き付けて考えました。
聴こえづらくなって、コミュニケーションがうまくいかず、辛かった。
今もタイヘンなことが多いけれど、
そのお陰で(?)
シッカリ「心の会話」がしたい、
キャッチボールして、もっと心の底から分かりあいたい、
という想いが強くなってきたように思うんです。
現実的には、まだまだ試行錯誤で反省だらけなんですが。。
自分なりの暮らし方を、これからも模索し続けていこうと思うんです。