michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

微妙な心理描写『少しだけ、おともだち』

2013-04-17 18:39:14 | 

こないだ図書館で借りたのは2冊でした。

渡辺和子さんの 『置かれた場所で咲きなさい』と、

もう1冊は『少しだけ、おともだち』。こちらは朝倉かすみさん。

上の、リンクしたところにあるように、

ほんとうに仲良し? 女性たちの微妙な距離感を描いた8つの物語。

です。

 

まだ半分くらい読んだところなんですが、正直いって、

読み始めたときは、「エッ、、こういう本だったの 」って思った。

『置かれた~』の方は、 まるで天使のメッセージのようだったのが、

『少しだけ~』は、対照的に、

人間くさい部分が表面に浮き出ているんだもの。

 

それでも読み進めていくと、

 心理描写がすごい と驚いた。

言葉にできない、もわもわした辺りまで、それなりに伝わってくるし、

感じたものや想いの微妙なニュアンスまで ありありと表現されている。

その辺りに ちょっと触発されそう――。

 

自分だったらね、

こんな風に文学的に書くことは望むべくもないけれど

日常のひとコマで良いから、自分の心の揺らぎとか さざ波なんかを、書き表していきたい…、

なんてチラッと思ったんです。

そうして、その一瞬一瞬をじっくりと見つめ直してみたい。

 

人は、それぞれ、

 * しゃべるのが得意な人(そのまん~ま 喋ることが出来たりね)

 *  聴くのが好きな人(「ふつう」に聴こえる耳を持っていて)

など、色々あるけれど、

そのどちらも不得手(困難)な、自分みたいな人間は、

 * 書いてみる、

というのも「手」としてアリじゃないでしょうかね。

 

 

 

 

 

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