michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『自分をえらんで生まれてきたよ』

2013-05-02 17:08:12 | 

 

 

 

こないだ図書館で借りた本、

自分をえらんで生まれてきたよ

このタイトルと、

装丁などとっても柔らかくあったかい雰囲気に惹かれたんです。

     (※上にリンクしたところで立ち読み、20ページ読めます。)

 

とても重い病をかかえた子、りお君、

彼の話した言葉(9才までの)を、お母さんが書き留めたものとか。

その子の名前は「いんやく りお」 とても難しい漢字で、沖縄の方)。

 

読んでみると――、

  う~ん、

これは「これは、こうなのですから、こうこうで…」というような

理論・理屈などとは別の世界なんですね。

自分のふだんの感覚も姿勢も変えて、

心の眼を用意して、そちらの世界に入っていく。

真理の世界。

 

  本当に これ 子どもさんの言ったこと?

  まるで天使が降りて来たよう

なんて思ったりもするけれど、

読み進めていくと、お母さんやお父さん(周りの方も?)の影響がありそう。

 

例えば、りお君が、朝 目を覚ますと、付き添っていたお母さんは、

「ああ、ちゃんと生きて目をあけてくれた 」と感激し、神に感謝するような、

そんな状態だったのですから。

 

重い病という 不運を嘆いたりするのではなく、

人には出来ない思いや体験を感謝する。

命の重みを ひしひしと実感する日々。

  そんな家族の空気。

 

 

と言ってしまうと、他にもありそうな話なのだけれど、

これは かなり異なる。

私には うまく言い表せないけれど。

 

もう一回じっくりと読み返し始めました。

 

 

 

 

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