ホタルぶくろ。ここに光るホタルさんが入ってくれたら、素敵でしょうね~。
このところ、故郷の方で動きがあった。一応 母にも報告。すると、「もう帰る家が無くなった・・・」と悲観。そのことでもう頭の中が飽和状態。
思いを紙に数行書いて、赤で囲って――何十分も見つめている。
いくら話しても聞く耳ナシ、悲観の思いが まるで粘着テープのように引っ付いてしまった状態。
これまで「故郷の あの家に帰りたい」なんて言ってなかったのに。
自分を悲劇の主人公に 仕立てあげたいみたいでした。
いつも かめおかゆみこさんは『見つめたものが拡大する』と話しておられる、そのものでした。
ひとを見てると、よく分かる。自分だってそんなようなことやってこなかったかしら――。
ただ、母の場合は、寝てる間にその紙を下げてしまったら、翌日からはもうすっかり忘れてしまっているようでした。
やれやれ……。