新聞に、
『いじめられている君へ』また『いじめている君へ』
という呼びかけメッセージが、毎日連載されています。
色々な方面の、著名人からのもの。
「私も子どもの頃、いじめられていたんだよ。でも、こうやって乗り越えてこれた。
だから君も、」というような語りかけが多いように思う。
それらの中には「なるほど」と思えるような部分もあるけれど、
別のコーナーで、ある人は
「あれは、成功した人の話ばかりで、そんな簡単・単純なもんじゃない。」
というような意見を述べておられ、
私も、そんな感想ももっていました。
いじめの問題は、本当に深刻で複雑。
軽く励ましたりできないようにも思えてきます。
ただ私は、いじめに耐えている人に、
あなたは、真剣に考え、精一杯やっているよね
いつも横に座って見守っているよ
手を握って、応援したいのよ
というような気持ちは伝えたい。
先日、ある人の呼びかけメッセージの中に、
『学校という一つの小社会にだけ属するのではなく、スポーツサークルや塾など、
複数の小社会に属していれば、
頭がその(いじめの)ことだけでいっぱいになり、思いつめてしまうことが少なくなりますよ。』
というような部分がありました。(表現は、正確には覚えてなくてスミマセン。)
これは、確かに。
そして、いじめの問題とは別に、
誰にも言えることだと思った。
毎日一つの小社会の中だけで暮らしているのでは、狭い観方に偏ったり、
その小社会の中だけに通用する常識や価値観、漂っている空気など、
そういうのが全てのように思ってしまいがち。
私は、そのこと痛切に感じてきて、繰り返さぬよう心がけてはいるつもり。
まだまだ全くちっぽけな人間ですが。。
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