Eテレの『介護百人一首』をいつも観てます。
ゆうべの番組の中で、ある歌が特に心に残りました。
にっこりと合わせた手の意味ありがとう
音のない声 心に響いた
田村美佐子さん
詞書として、
「介護士をしています。耳の聴こえない利用者さんが――」とあって、
声は出てなかったけど、聴こえた感じがして、
というようなことでした。
こういうの、すごく分かります。
この耳には届かないけど、聴こえたように思えて、それがとっても心にグッときた、
という感じ。
人間って、ふしぎなものですね。
(写真は、2~3年前のものです)
そう!これこれ
『心耳と書いて「しんじ」と読む。心の耳。すなわち心を澄まして聞こえないものを聞きとるという、美しい言葉だ。』
(但し、これに続く文章は、溜息が出るようなものだけれど…。)