時々 Eテレ『人生レシピ』を観てます。きのうは「大人の心に響く絵本の魅力」。
ゲストは、矢部太郎さんでした。大河ドラマに出演されてる姿も好感もてるし、
『大家さんと僕』、続く『――それから』は、夢中になって繰り返し読みました。
この矢部さんの話し方がとても印象に残った。
自分の感じたあたりや思いなど、そのまま伝えようと、身振り手振りを加えて、ご自分の言葉で精一杯語る。
そんな矢部さんの周りの人たちは、もうニコニコ。その場が温かく親密な雰囲気に。
ますます矢部さんが大好きになりました。
ふと、その正反対のこと思い出してしまった。数年前のコンビニでの一コマ。
レジで、支払いのことについて訊いた、そのお返事が聴き取れない。
「耳が聴こえないので書いてもらえませんか?」とメモを差し出した。それにもかかわらず書かずに口で返答。マスクの中なので、口の動きもわからない。眉一つ動かさず表情も読めない。Yes No も全く分からない。。
「返事したよ」という感じでした。
私はあの状況を、どう理解したら良いのか、未だに分からないでいます。