minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

これなに?

2006年09月25日 | ライブとミュージシャンたち
 行って来ました、北千住。駅からちょっと離れた迷路のような路地がいっぱいの素敵にdeepな街でした。沢山のおいしいお店やjazz、soulバーなどが手を取り合って年に2回、今日のようなイベントをやっているようです。

 チケットを買って好きなバンドが出演している場所に行く、というあの横浜ジャズプロムナード形式のちっちゃい版。横浜は移動するのがとても大変だけど、こちらは店同士も近くで時間帯もずらしてあるので1セット目が終わると次へ移動しやすい。そしてまた2セット目に違うお客さん達が入って来て・・・と何やら楽しい雰囲気でしたね。お天気にも恵まれて本当によかったです。

 向かい側のお店ではフォークのバンドで、がっちゃん(ベース)と元ちゃんがサポートしていたので、懐かしい再会!元ちゃんはまたまた今度は背中に入れ墨を作成中。雷神が太鼓を持っているという広大な図柄。完成する最後のときはライブでお客さんの前で仕上げを見せるそうです。凄い!!でも痛そう(苦笑)!

 「コズミックソウル」というお店のオーナーK君は大河画伯の友人で先日のピットインにも来てくれたんですが、若いのになかなかしっかりしている好青年。彼自身もタールという楽器を叩きながらホーミーを歌います。そして店内には沢山の打楽器が・・・・。極めつけがこの写真のもの。これはスイスで職人が限定で制作した「ハング」。宇宙船のような玉虫色の、なんとも美しい楽器。

 音色も裏側に大きな穴が空いていて、ちょうど壷の楽器と同じような音が出せ、表側にはへこみが7個くらいあって音階になっていて、スチールパンのような音。とっても繊細な楽器なので、そうっと叩かないと良い音がでないけど、いつまでも聴いていたい癒される音。ああ、私も欲しい~!でももう制作してないんだって(涙)。

 ぜひ一度コズミックソウルに行って「ハング」の音色を聴かせてもらってくださ~い。北千住恐るべし!また遊びに行こうっと。