minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

改めて・・・・exils/亡命者

2008年04月14日 | 映画、本、芝居関係
まだまだ最後まで読めてはいないが、チベットの事が少しづつ理解できるようになってきた。粗忽亭さんが教えてくださった、この方のブログでもおおまかに理解しやすく書いてあるので、興味のある方はぜひご覧になってください。チベット問題早わかり

それにしてもダライ・ラマ14世、本を読めば読む程、凄い人だ!という事がわかってきた。迫害、亡命、今もなお、チベットのために平和のために奔走している尊敬すべき人物。

ダライラマのチベット、オシム監督の祖国ボスニア・ヘルツェゴビナ、そしてヒターノ、ゲバラのキューバ・・・etc。マイノリティの民族が迫害を受け、祖国を追い出されなくてはならないってどんな気持ちなんだろう。

日本がチベットのように隣国に占領され、肉親たちが離ればなれになったり、虐殺されたり、逃げ出さなくてはいけない状況にもしなっていたら・・・。想像するだけで恐ろしい。

この平和な国、現在の日本に生まれ育ってきて、こんな話無関係、と知らんぷりしていた自分がとても恥ずかしく思えてきます。かといって何ができる訳でもない、非力な人間だけど、きっといつか役に立てる事もあるかも・・・。

チベット問題とは関係ありませんが、亡命という事に少しでも興味を持った方は、現在上映中の「exils」もぜひ観に行ってください。DVDでは観られない映画です!

追記:以前にトニーガトリフ監督をルーマニアの監督、と書いてしまいましたが、関口善人氏によれば、『トニー・ガトリフはフランス人(父親)とスペインのジプシー(ヒターノ)の母親の間に、アルジェリアで生まれた』そうです。大変申し訳ありませんでした。ここで改めて訂正させていただきます。