minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

African free dub jazz MAU!

2008年04月22日 | ライブとミュージシャンたち
MAUのサウンドが高木桂一君のドゥンドゥン(ギニアの大太鼓)リズムの上で即興を繰り広げる形になってから4回目。メンバーもだいぶリズムに慣れて、グループとしてまとまりが出て来た感じ。コスマスも「このバンドで2日に1回はライブやりたい!」と(まるで彼の大好きな山登りかなにかと間違えている?)「体によさそう」とご機嫌。


演奏する側も聞く側も気持ちがよいサウンド。これは常に基本形だけど、クラブミュージックって一体何なのか未だによくわからない。18年前にNYで誘われて、ディスコのような場所(その時はクラブって言葉も知らなかった)に喚ばれて、DJがかけるビートの上で即興演奏をやったのが初体験。あれから日本もクラブが流行りだしたようだけど、私には全く関係ないと思っていたら、Think Tankの若者達と知り合って、またまたこういう世界があるのね~、と引きずり込まれた・・・。そしてダブの良さも理解できるようになってきた。もう少し研究する必要はあると思うけど。

もともとジャズとかロックとかクラブとかカテゴリーに分けるのが好きではないから、面白ければホイホイと出て行く。東京の老舗クラブ中目黒「Milk」や「Yellow」が閉店していくのは淋しいが、この小さくて大きなOPENだけはずっと新しい音楽を発信し続けて行くだろう。次回のMAUは6月9日。未体験の人はぜひ!