minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

10年振りの「サミット」

2013年07月19日 | ライブとミュージシャンたち
7月18日 快晴

大分にもどって、本田さんは息子と再会。やっぱり大好きなパパに会えてタイラ君も絶好調。

Brick Blockは真裏が海でとってもお洒落な場所だった。貞夫さん、日野さん、蒼々たるメンバーがここに来ている。ジャッキー・マクリーンなども・・・とRIOはテンションあがりっぱなし。そして、マキさんの若い頃のポスターまで見つけちゃった。



リハーサルでTokyo Giganteをやっているとタイラ君が登場。「もう一回やって!」とせがむけど、本番まで楽しみにしていてね~。


中央にで~んと階段が。


リハーサル



開演時間にはまだ空席が目立っていたのに、気がつけばほぼ満席。しかも、演奏前からCDを買って下さる方達まで。こんなの初めて!本当にありがとう(涙)。

本田さんの頑張ってくれたお蔭で、熱い熱い夜になりました。体は結構ボロボロでしたが、本番になるとお客様からのパワーも加わって不思議と元気になる。初めてライブを聴くという方たちも沢山いらっしゃって、CDを買ってくれて「体が痺れるくらい感動しました。」なんて嬉しい言葉をかけて下さると、いままでの疲れが一気に吹き飛んでしまうから不思議。音楽のパワー、恐るべし。

実は大分で10年前に演奏したのはヤヒロ君に連れて来てもらった「ネイマ」だったのだが、ここのお店でのライブは今回なくて残念だな~と思っていたのでありました。だって、マスターの小野さんとはソウルメイトだったからw。

ところが、今回のこの場所に沢山の人を連れて来てくださったのが、なんと、ネイマのマスター(小野さん)だったのであります!


小野さんと。

打ち上げにネイマに駆けつけると懐かしい小野さんと10年前にやはりご一緒したサックスを吹く古山さん(今はご自分でバーをやっているそう)が待っていてくれました。古山さんは年に1度しかお店を休まないのに、今日は私たちの演奏を聴くためにお店を閉めて来て下さっていました。ちょっと感動。


古山さんと。


マスターの奥様の美味しい手料理が次々に出て・・・本当に10年経ったなんて思えない、素敵な再会。

「お互いに元気でよかったね~。あのとき、10歳の息子の話覚えてるよ。家族でヤクルト戦観に行くって言ってたよね。それがこんなになったのか~。」

ピアソラが20年後にジェリーマリガンに出会ってレコードを制作したように、私たちも再会するのに10年もかかってしまったんだな~。時の経つのはなんと早いこと・・・。今年で還暦を迎える小野さんのドラムはまだ聞いた事がないけど、あさってはネイマでジャムセッションがあるらしいから・・・w。

さて、明日は本田さんとの最後のギグ、熊本「おくら」です。どんなお店なのか、どんな人達との出会いがあるのか、今からとても楽しみ。あとひとふんばりだああああ。