minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ナ~~~ンだ!

2007年09月18日 | うまいもん関係
 息子は今日から職場体験。普通の職場に行く子供達は9時から出勤なのに、うちは楽器屋さんなので11時出勤。私は11時からリハーサルなので、息子にお弁当を作って先に出かける事になった。知り合いの楽器屋さんだから、ちょっと無理してハンバーグ弁当などをこしらえた(残り物だけど)。

 リハーサルから戻ると先に帰っていた息子に
「楽器屋さん、どうだった?」
「朝はリードの在庫調べをやって、昼食後はサックスを解体したものをピカピカに磨く作業をやったよ。面白かったあ。」

 話を聞くととても楽しそう。楽器の構造を知る事ができるなんて超ラッキーじゃん。着実に趣味と実益を兼ねているなw。

 さて、夜は残り物のカレーと、ヨーグルト入りナンに挑戦。スキレットを使って上手にできました!家族に大好評でした。ありがとうございます。獏オーディエンスさんに教わったレシピとインターネットで調べたレシピを適当にアレンジ(って一番簡単にやれるものを選んでいっただけですが)してみました。強力粉300gとヨーグルト250g、それにドライイースト小さじ2を混ぜるだけ。1時間発酵させて、小さく薄く綿棒でのばして両面を焼く事およそ3分。しあげにバターをのせて完成。

「おおお、モチモチっとしている。俺の大好物のナンが家で食べられるとは!母ちゃん、ブログに書く事ができてよかったじゃん。」
息子も大喜び。しかもブログの心配までしてくれている。

 お味のほうもなかなかだったようで、もう一枚!と追加オーダーが入りました。やった~~。スキレットばんざ~い。写真は待ちきれずに食べてしまったナンとカレー。


敬老の日、携帯の日

2007年09月17日 | 家族の日常
 お花とケーキを買って息子と小竹向原の実家へ行ってきた。じじばばにとって、遼介が遊びに来てくれる事が一番の楽しみ。そして遼介と言えばじじばばの家に行ってまずする事は『冷蔵庫チェック』。さっきお昼を食べたばかりだというのに、冷蔵庫からいろんなものを見つけてはたいらげていく。外に行くとよく食べるのだ、この息子。

 先日も国立のレストランでハンバーグ食べていた時も、家にいるときより食欲あるな~、って驚いた。
「あなた、小さい頃から外食嫌いだったよね?」
「え?俺、外食は好きだけどテレビが見られないから行きたくないだけだよ。」
「えええ?そうだったの~?」
 な~んだ、がっくり・・・。御母さん(私の事)の手料理がおいしいから外食が嫌いなのだとばっかり思っていたら、大きな勘違い。とほほ。

「コーヒーにする?紅茶にする?」
と言いながらテーブルに置いたコップを斜めにして、紅茶をこぼしたけいさん(おばあちゃんとは呼ばせない)。
「今日は朝から2回もころんでるんだよ。一度は枕にけつまずいて・・・。」とじい。
大丈夫だろうか・・・。全員不安がよぎる。

 最近になって、けいさんも遂に念願の携帯を持つ事となった。しかし機械に弱く、カタカナ、英語に弱いこの歳からいきなり小さな小さな携帯を持っても・・・さっぱり。そこで今日はメールのやりとりの方法を遼介から教わる事に。(実は先日私が教えたばかりなのだが、結局習得できず・・・)。

 私の父がパソコンを少し覚えたいと言ったときもそうだったが、あの年代の人々は「決定ボタン」を押さえたがらない。失敗したら取り返しのつかない事になると思っているのだろう。もしかすると押さえたら爆発する、とでも思っているのか。

 こちらが何度教えても「決定ボタン」を押さえないでへらへら笑っているのでイライラがつのり「早くぅ、そこを押せばいいんだよおおおお~~~」と私がついに爆発する。「まあ、敬老の日なんだから優しく教えてよね。」と言われてしまう。

 そうだな、なんでこんなに声を荒げて教えているのか・・・と反省。私は教えるのをやめよう、と遼介に任せる。遼介とけいさんのやりとりを聞いていてもあきれてしまうのだが、じっと我慢。そうだ、今日は敬老の日、敬老の日...。

「今からメールを送ってみて」この文章を作るまでに20分くらいかかっている。
「うん、じゃあ、今日はおいしいけーきありがとう。これでいいの?」
「書いた内容を全部言わなくていいから。とりあえずそれを送信してみて。」
「送信がわからないのよ。これ?」
「決定ボタンを押してみて」
「・・・・。」固まったまま。
「いいから、押せば大丈夫。」
「は~い。あれ~?何?これ?」
「いいから、もう一度決定ボタンを。」
 無事送信完了。
「ふう、大変。これでいいの?」
「いつでも俺たちがそばにいる訳じゃないから、いちいち聞かないで、自分で送信してみるんだよ。」

 それでも嬉しそうに携帯にお守りつけて握り締めている。頑張ってメールのやりとりができるようになればいいね。ぼけ防止に繋がる事を祈っています。

野球日和と小泉文夫資料室の危機

2007年09月16日 | 音楽&CD
 久しぶりにお当番。息子の通う中学へ行った。日陰は風がびゅうびゅうと吹いてなんとか暑さから逃れられる野球観戦には心地よい気候だったが、グランドで走り回る子供達には厳しい暑さだったようだ。

 作った麦茶がすぐになくなる。何度も水筒から水を飲む子供。いつものイーグルより活気があるな、しばらく来ないうちに何かが変わった・・・。そう、9月から小学6年生が中学生チームにあがってくるのだった。新人の6年生も何名か入って、ポジション争いも活気に満ちている。これぞ少年野球だな。がんばれ、ちびっこ。って言ったら中学生たちは怒るだろうけど。

 中学生と小学生ってたった2年でこんなにも違ってしまうんだな。息子も2年前までコロコロと太っていたのに。ちょっと見ない間に息子の同級生たちもみんなデカクなっている。声変わりもこの時期、高い声と低い声が交差するマウンド。いやあ,楽しい中学生観察でした。

 さて、話は突然変わりますが、大友良英(turn table&guitar)さんのHPでこんな記事が紹介されていました。
小泉文夫資料室の危機

 小泉文夫先生といえば、民族音楽の研究でも世界的に活躍された方ですね。その方の生涯をかけて研究なさった資料や楽器をきちんと扱う能力もなくなってしまっているのでしょうか?芸術大学の名誉をかけてもしっかり管理してほしいです。小泉文夫資料室

 詳細は彼のページをお読みください。音楽をこよなく愛する人たちと音楽に携わる人たちにとってこれは由々しき問題だと思います。

伝説?!!!

2007年09月15日 | ライブとミュージシャンたち
 2日酔いもすっかりさめて、クリーンになっていざ国立へ。息子とその友人を連れて行ったのでちょっとだけ御母さんモード。

 久しぶりに新澤君と3人で演奏したなあ。やはり今日もぶっとんでましたw。小さなアップライトがガンガン鳴ってた。前半は息子がリクエストしていたCai Dentroから始まり、Baby Monsterで思い切りフリーに。何故かやたらにノリの良いお客さんが一番前にいらっしゃる。

 1セット目が終わってその方が話しかけてきた。「副島輝人さんの本で読んで知ったのですが、あなたが伝説の・・・」ひえ~~~、まだ伝説にしないでくださいw!とお願い。よくよく聞くとフリージャズを演奏する女性サックス奏者のくさわけ、という事らしいです。お恥ずかしい。そんなところで書かれているから「フリーの人」ってイメージが強いんだろうな。という訳で2セット目はぎんぎんにフリーに行きたくなりましたw。(とここまで書いたら、さっそくその方からメッセージが来てましたねw。凄い早さ!ありがとうございます。今度のフリーっぽい日はピットインの沖至レコーディングセッションです。)

 息子たちも静かに楽しんでいたようでなによりです。小さなお店で生音でやるライブも一度見せておきたかったので、こういう体験もいいかな。またおいで~~~。(写真は中学生吹奏楽部たち/元中学生若干1名含む)

ピンガを侮るなかれ

2007年09月13日 | 家族の日常
 ようやく医師の承諾を得て投薬治療が終了しました。これで晴れてお酒が飲める!韓国では勝手に解禁にして、チャミスルジュセヨ~!と調子に乗って飲んでいたのがちょっと心配だったのだが、血液検査で異常なし、との事。やりましたああああ。

 病院に元横綱の大ノ国が来ていてびっくり。時々この病院に来ているようだが、「おすもうさんってやっぱり大きいわね。ほら、大ノ国がいるわよ。」と隣に座ったおばさんが教えてくれた。「朝青龍について一言・・・!」などと誰も言うはずもなく、彼はにこにこと愛想良く帰って行った。

 とここまで書いて、さっそくお祝いに、とペーパームーンに飲みに行った。ピンガ(ブラジルの焼酎にレモンをぎゅっとしぼったやつ)をダブルで2杯飲んでさっと帰った・・・つもりだった。どうやって家までたどり着いたのかよく覚えていないが、家に帰ってからが大変。気持ちが悪くなってトイレに駆け込んで・・・トイレの入り口で倒れていたら利樹が帰ってきた。「こんなところで寝たら風邪ひくぞ。」と無理矢理ベッドまで連れて行かれたが苦しくて気持ち悪くてう~ん、う~ん、とうなりながらベッド横のゴミ箱にまで吐いてしまう。どうしようもないな。保済丸を飲んでおけばよかった~(涙)。

 朝がたようやく眠れたのですが、久しぶりにのたうちまわった夜でした。ブラジルの焼酎を侮ってはいけない。とほほ。
 
 今日は国立NO Trunksです。息子たちも来るのでしっかりしなくちゃ。二日酔いに負けずに頑張りま~す! 
 

 

お褒めの言葉とスキレット

2007年09月13日 | 家族の日常
 夕食にハンバーグを作った。息子の大好物。
「お、このハンバーグ、外側カリッで中フワフワじゃん。」
「うふふ。上手に焼けたでしょ。スキレットのおかげ。」
「初めて通販で正しい買い物したようだな。」
「・・・(汗)。」

 このスキレットも購入した時は重たすぎてあおれない、使えないフライパンだ!と無用の長物扱いされていた。利樹が自分で目玉焼きなど作る時なんぞ、わざわざ昔から使っているおんぼろフライパンを出してくる始末。使用後の扱いが面倒くさそうだ、という理由も毛嫌いされた要因。

 でも私は頑張って使用してきた甲斐あってやはり優れものだという事がわかってきた。チャーハンを作るのが苦手だった私がこのフライパンで作るとまるで中華料理のようにパラパラになるのだ!そしてハンバーグも上手に焼ける!やはりスキレット恐るべし。それに、洗い方も別にどうって事ないのだ。普段通り洗えばよい。難点は重さと熱さ。

  明日のお昼はハンバーグ&パンケーキを焼こうかな。料理って何度も作って失敗しないと上手くならないから深いですね。

 

まだ雨は降り続くのか

2007年09月12日 | 家族の日常
 どこかで聞いたようなタイトルになってしまったが、何にも深い意味はありません。こういう、暇で雨の時こそ家でだらだらしないで作曲したり練習するべきなんだろうなあ~と思いつつ麻雀ゲームなぞをしている自分に自己嫌悪。そういえば、あの日から毎日かかさず神社にお参りしたり手を合わせたり、暇があるとろくな事を考えないな。とにかく、雨よ止んでくれ。

 雨の合間を見つけて毎日かかさず素振りをする偉い息子。来週行われる職場訪問の打ち合わせから帰ってきて「母ちゃんも一緒に来れば?」と工場見学に誘ってくれた。う、う、うれし~~~(涙)。「本当?一緒に着いて行ってもいいの?」「行きたいんなら自分でMさん(楽器屋店長)に頼めよ。」本当に行っちゃおうかなあ。楽器屋のおじさん、私の事めちゃくちゃ親ばかだと思うだろうな(もうすでに思っているかも)。でも・・・・・・そんなの関係ねえ!(小島よしお風)

 雨が降り続くと思い出す話がある。筒井康隆さんの書いた小説だが、雨が降り続いてどんどん人が死んで行くというもの凄くシュールで怖い世界を少女の目から日記風に書いたもの。すべてがひらがなで書いてあったように記憶している。あ~、思い出すだけでぞ~~~。

 ここまで暢気な事書いていたら、ジョー・ザビヌル氏の訃報をmixiで知りました。懐かしいウェザーリポートを聴きながらご冥福を祈ります。ジャコによろしく! 

トニーガトリフ最新作と自転車保管料についての考察

2007年09月10日 | 映画、本、芝居関係
 「トランシルバニア」を観に行ってきた。映画館に電車に乗って映画を観に行くなんて、2年前のトニー・ガトリフ以来だ。池袋に住んでいるとたいていの映画は観れるのだが、こういうマイナーな映画は何故か渋谷が多い。少し早めに出て、チケットぴあで前売券を購入後、利樹と南口で落ち合う事になった。たかが300円と言えども・・・。

 トニー・ガトリフは2年に1本くらい製作しているのではないだろうか。凄い才能だといつも感心。しかも音楽まで自分でアレンジしたり作曲したりと多才だ。今回の映画は初めて女性が主役。ロマ(ジプシー)の女になりきる妊婦の役だが、これが色っぽい。人間の底の底に流れる血が活き活きと描かれていて、また今回もわざわざ映画館に足を運んだ甲斐のある映画でした。

 映画館に入る前に腹ごしらえをしようと入ったブラジルカフェもご機嫌だった。店内のスクリーンにブラジルの農場などの映像が流れている。あ~ブラジルも行って見たいな、なんて思いながらほおばったホットドックが超おいしかった。かかっているBGMは小野リサw。

 利樹と電車に乗る事などめったにないのだが、帰りに全く逆方向の山手線に乗り、はっと気がついたら品川だったので慌てて反対方向に乗り直した。「割れ鍋」夫婦、このくらいならまだましな方か(2人とも品川まで気がつかないとは・・・)。

 池袋に着いてデパートで今晩のお惣菜を買ってさあ帰ろう、と自転車を探すと・・・ない!!みごとに2台とも撤去されていた(別々の場所だったのにもかかわらず)・・・。映画前売券2人で3000円、自転車保管料2台で10000円。親子で引き取りに行った自転車・・・プライスレス。

 「保管料5000円って微妙な値段よね~。8000円も出せば新しい自転車が買えるけど、あきらめるにはもったいないし。本当に頭にきちゃうわよね。」義妹の言う通り!とほほ・・・。せっかく早起きして前売チケット買いに行ったのにィ。
 

 

台風の余波

2007年09月07日 | 家族の日常
 もの凄い風だった。まだ日本列島通過中なので暢気な事も書けませんが、東京はすっかり晴れたので買い物に出たら強風で自転車が前に進まない。う~~ん、う~~んと前傾姿勢で必死にこぐと向かいからも同じようなおばさんが・・・。大きく違っているのは、あちらは完全日よけグッズで埋め尽くされた状態という事。

 農作業中のようなおおきなつばの麦わら帽子と長袖シャツに手を覆い隠した日よけ手袋、何もそこまで太陽を拒否しなくても・・・と思うくらいの重装備。前の自転車カゴからニラがはみ出ている。よく自転車のハンドル中央からつきでた傘たてに日よけ傘をさして自転車に乗っているおばさんも見かける。本当は私も欲しいんだけど、あれに手を出したら本当におばさんになってしまいそうで買わずにいるのでありますw。

 この歳になると太陽は大敵なのだ。それはよくわかってはいるけど・・・(汗)。私はすっぴんにTシャツ&ジーパン。ふふん、まだ若いな、と思ったらおっといけない、首にしっかりタオル巻いていた(だめじゃん)。

 強風にもめげず、ちょっと遠出のTKストアまで気分よくサイクリング・・・と途中に昭和初期から建っているであろう、日本伝統的家屋があったのですが、みごとに木の塀が倒れていました。「まるでサザエさんのお家みたいね」と息子に言った事がありましたが、息子は「ふん、サザエさんというよりゲゲゲの鬼太郎屋敷だな。」そんな素敵なお家ですw。わらわらと作業のおじさんたちがいたので、これから直すのか~、帰りに写真撮って行こうと思って通り過ぎ、次に小さなマンションの前を通ると玄関に使い込んだ片手鍋がごろん・・・。「ちょうどいい大きさだな。欲しかったんだ~」と横目でじっと睨みながらも拾わず素通り。あちこちで台風の爪痕を見かけました。

 買い物の帰りにはもうお鍋もなく、木の塀も元に戻っていたのにはびっくり。凄い早さ!せっかく写メールとろうと思ったのにぃ(すみません)。各地で被害が少ない事を祈っておりますが、台風の余波はここ池袋にも来ていたのであります。あ~、お鍋拾ってくれば良かった・・・でも、なんであんなところに落ちていたんだろ???。

 

カレーシュ?

2007年09月06日 | 家族の日常
 今日は利樹の誕生日。台風の合間をぬってプレゼントを買いにデパートへ。こういうとき、チャリンコでささっと行ける池袋はとっても便利。

 何プレゼントしようかな~、と思っていたら入り口がちょうど香水売り場。そうか、これに決定(早いな)。父の日もパパイアの香りのボディバターなるものをあげた気がするけど、ま、いいか。常日頃シャワー後にエイトフォーみたいなものをシュッシュとふりかけているのを知っているから、高級な大人の香りをプレゼントしよう。

 鼻がひん曲がるほどいろいろな香りを試す。大学生くらいの男女が「これ、あたし好きな匂いなの。」むむ?どれだ?と彼らが他の場所へ移動したのを見計らってさっと匂いを嗅いで見る。だめだな、こりゃ甘過ぎ!これが今時の若者の喜ぶ匂いなのか。ふん(完璧おばさんモード)。もっと大人のさわやかな香りは・・・とショーウインドを見ると「カレーシュ」という名前の香水が・・・。笑いをこらえるのを我慢して通り過ぎた。さすがに店員にこの匂いを嗅がせてください、とは言えませんでした。香水にこのネーミングはないよな、エルメスさん。

 バーバリーこの夏限定、2番人気というやつを選んでラッピングしてもらった。ちょっとお値段お高めだったけど日頃お世話になっているんだし、このくらいは仕方ない。あとで少し遼介からカンパしてもらう事に...「俺にも使わせろよな。」と言ってたが子供にはちと早い。「なんだか、この頃やたらに匂いに関するプレゼントが多いな・・・」と複雑な表情の利樹。いやいや加齢臭のせいじゃないので気にしないでね~(汗)。

 ミクニのケーキも買って、我が家でささやかなバースデイパーティ。素敵な48歳を!!!(写真、ピンボケでごめんね!)