ART COMMUNICATION IN SHIMANE みるみるの会の活動報告

島根の美術教育関係者が集まって立ち上げた対話型鑑賞の普及に努める「みるみるの会」の活動情報をお知らせするブログです。

中国五県造形教育研究大会へお越しください

2014-04-08 21:40:36 | 対話型鑑賞
中国五県造形教育研究大会へお越しください


 中国五県造形教育研究大会が10月31日に出雲市をメイン会場に開催されます。授業公開校と授業者がなかなか確定せず、1次案内では空欄となっていましたが、昨日7日に市内の美術科教員が一堂に会して授業者と授業公開が決定しました。

 小学校の図工と中学校の美術で授業を公開しますが、中学校ではA表現は出雲市立平田中学校で授業公開、授業者は錦織先生です。
 B鑑賞は授業公開場所は未定です。島根県立美術館または旧平田本陣美術館、出雲文化伝承館になるかもしれません。このあたりについては2次案内までには確定したいと思っています。授業者は私、出雲市立大社中学校 春日美由紀です。授業対象者は出雲市立光中学校3年生です。
 B鑑賞は「対話型鑑賞」を実践しようと考えています。作品も構想はあるのですが、実現するのかはこれからです。困難な場合は次の手を考えなくてはならないと思っています。
 昨年秋に山口で全国規模の造形教育研究大会が開催されたので、今回の大会に県外からの先生方がどのくらいお越しになってくださるのかは未知数ですが、せっかくお出でになられた皆様にとって多少なりとも話題性のある授業を公開したいと思っています。
 秋の出雲路は格別な趣がありますので、ご来県に併せ、平成の正遷宮を終えた出雲大社もご参拝いただければ幸いです。

 また、画像は国立新美術館内の画像です。前回「イメージの力」展について触れましたが、この民俗資料の展示については本当に趣向が凝らしてあります。「ぶらぶら美術館」で紹介された時の映像にまずびっくりしましたが、実際に出かけて展覧会をみると、もっと圧巻です。美術館の空間を存分に利用した展示で、最後の展示室は「ぶらぶら美術館」の案内人のおぎやはぎも語ったように「インスタレーション」のような「民具」の展示であり、「現代アート」とは何かを問われるようなものとなっています。
 そして、タイトルとなっている「イメージの力」ですが、地球各地で同時代的に同様なイメージを持ち、祈りや弔いを行っていたという現実を見せつけられ、人間の根源にあるものの共通性を感じると、国境や民族間の争いが無価値に思えてきます。そして、現代の人間の愚かさを痛感せずにはいられません。どうか皆様も一度足を運んでみてください。楽しめること請け合いです!!
 対話ができる友人と出かけると「ACOP症候群」が発症するかもしれませんが、それもまた一興です!!??
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