☆1.評価 ( )内に回答者数を記す
(回答者10名 そのうち午前中のみ参加2名 午後のみ参加1名 校長1名)
※このため、アンケートの人数の合計は異なります。校長は授業を行わないため
質問事項 4から上位評価点
A 今回の研修は有意義だった 4(6) 3(4) 2(0) 1(0)
B 2学期からの授業に取り入れたい 4(6) 3(3) 2(0) 1(0)
C 研修内容で一番よかったものは?(記述)WS(2) 講義(4) 無回答(4)
D 今回の研修内容に興味があった 4(5) 3(5) 2(0) 1(0)
E このような研修会があれば、また参加したい 4(3) 3(7) 2(0)1(0)
F 図工・美術科で研修を受けてみたいものは?(記述)教材開発:評価:実技研修:AL研修
☆2.研修を終えての感想を書いてください。
【小学校】
●対話型鑑賞の手法を用いた模擬授業を実際に体験することで、ALを進めていくうえでとても有効な手段になることを実感しました。また、児童の目線に立てたこともこれからの授業での声かけの参考になるものでした。実践してみたいと思います。
●もともと地図を読むことは好きでしたので、地図から想像を広げて町の様子やくらしの様子が想像できたのがとても楽しかったです。この楽しさは、やらされているという感覚がとても少なく自然にやっている状態になるからだと思いました。このような感覚が生まれる展開を2学期以降とり入れたいと思いました。
●模擬授業という形式で具体的に授業の様子がイメージでき、とてもよい研修方法だと感じた。地図からわかることをみつけ、そこから考えるという社会科の授業の基本がきちんとおさえてあり、多くの小学校教員に受講してほしいと強く感じた。授業のスタンスも学ぶべきものが多かった。
【中学校】
●金谷さんの実践報告をもとに、授業に生かすアイディアを意見交換できたことが、とても勉強になりました。自分のアイディアと他の参加者のアイディアを今後の授業に生かせるよう工夫してみたいと思います。
●自分の授業を振り返り、対話型鑑賞の手法を取り入れた内容を考えていくことは有意義だと思いました。他教科でも生かせる内容で午前と午後のつながりもあり、両方通して参加してよかったと思いました。
●午後の講義だけ参加しました。以前にもお話を聞いたことのある先生でしたので参加しました。やっぱり楽しかったです。対話型鑑賞の研修を受けても自分の授業ではなかなかうまく進められなくて困っていましたが、「なぜ?」より「どこから?」と聞くことでうまくいけそうな気がしました。2学期また挑戦してみます。
●金谷先生の実践発表もたいへん楽しかったのですが、北野先生の講義を聴いて、美術教育の可能性をまた信じられるようになりました。勇気をもらったと言えます。
●鑑賞する視点を設けること。
推論して意見を交わすこと
新しい発見や概念を構築すること
これらの高まりを以って自分の表現に活かすことができればワクワクできることを研修で実感できました。
●地図を元に街の様子や地形、成り立ちなど、みんなの意見を出し合う中で発見していく過程が面白かった。また、ビジュアルを用いた鑑賞でも、みんなから出たさまざまな意見や感想から新たな発見や追体験をすることができ大変有意義な研修となった。
●対話型鑑賞の手法で社会科の学習をおこなう授業を紹介していただき、興味深かった。同じようにすすめれば理科の授業でも対話型鑑賞の手法を用いることができることに気がついた。
☆3.来年度に向けて、「こんな研修が受けてみたい。」と思われるものがあればお書きください。
●まだまだ学ぶことが多いですので、これからも(研修会に)積極的に参加したいです。
●手を動かして学ぶような展開があれば見てみたいと思いました。
●今回のように模擬授業という形式で受講者がアクティブラーニングを体感できる研修がよいと思う。
【中学校】
●扱ったことのない教材や技法を体験して指導の幅を広げていきたいと思います。
●自分としては評価の工夫という点で、何か参考になるものがあればいいと思いますが、これが市教研造形部の研修としてふさわしいのかどうか。
●この歳になって勉強不足を思い知らされています。新しい教材にも対応していきたいものですがなかなか手が出にくいので教えてほしいと思っています。
●ポートフォリオを活用する評価(鳴門教育大に研究者あり)
●授業を進めていく中でとかく教材等がマンネリ化してしまいがち。実技的な研修を受けることにより、さらに新たな授業展開や教材開発ができると思われるので、手を使った技能を高めていける研修があればよいと思う。
●繰り返し経験することが必要だと思うので、対話型鑑賞。
●美術作品の制作方法
対話型鑑賞の手法がALに有効であることや、やらされているという感覚が少なく自然にやっている状態になるから楽しいと感じることができるというALの醍醐味、小学校の校長先生からは「多くの小学校教員に受講してほしい」と記述していただいたことから、この研修会が図工・美術の専門でなくても対話型鑑賞の手法でアクティブラーニング、そして他教科応用が可能であることを伝えることができたのではないかと感じた。
また、実践後に講義があることで腑に落ちたり、中学校の美術教員にとっては鑑賞教育のみならず、美術教育の必要性を感じることのできる講義になっていたようで、「美術教育の可能性をまた信じられるようになりました。勇気をもらったと言えます。」と記述してくださった先生がいたことは研修を企画した者として何よりの評価言であった。
参加者が少なく、「もっと多くの・・・」という記述もいただいたが、夏休みの貴重な一日を強制されるものではなく自主的に参加したからこそ受講者の意識も高いと言え、結果として個人個人の有益な学びにつながっていったのではないかと思う。
今回の研修会に参加いただいた先生方が学んだことを自校で実践されることで児童生徒の生きる力をはぐくむことができれば幸いである。