日時:平成31年1月27日 14:00~14:30
場所:島根県立石見美術館
コレクション展「あなたはどう見る?よく見て話そう美術について」
作品名:展示ナンバー4:大下藤治郎「静物 林檎」1909 水彩・紙
展示ナンバー5:山本鼎「旬」1938 油彩・カンヴァス
展示ナンバー6:永瀬義郎「祭壇の処女」1975年 リトグラフ
ナビゲーター:津室
参加者:14名(内みるみる会員4名)
<作品選択の理由>
自分自身が惹かれるものをと考えたとき,「祭壇の処女」を中心にしようと思った。
抽象化されているので多様な捉えが可能であり,トークに広がりが出そうだと思ったからである。
リトグラフで版を重ねていることよる色の重なりや透け感が右に並ぶ2作と大きく違う特徴だと思った。
ただし,展示室入って右側の壁に展示されている10点の並びで見ると,大きく3つのグループに分けられる印象だった。
この3点は,食べ物がモチーフという共通点があるので,まとめて提案することにした。

(画像左より 6「祭壇の処女」,5「筍」)

(4「静物 林檎」)
<トークの大まかな流れ>
(参)・・・参加者の発言 (ナ)・・・ナビの発言
(☆)・・・ナビの見解やみるみるメンバーの振り返りを踏まえての解説
(参)指定の3点は食べるものがかいてあることから,食欲を感じる。
右にある展示ナンバー1~3の女性の赤い唇も「熟れている」すなわちおいしそうということで4~6につながり,
さらに左の7~10の赤い色までずっと熟れているイメージがある。赤系の色が並んでいて,食欲をそそる。
(参)3点とも共通するモチーフは食べ物。4,5は静物的だが,6はテーマ的には深いもの。
エロティックな感じ。右の2作にはないものがある。
(ナ)先は女性の唇が熟れているということがあったが,エロティックとは人の形があることからか。
6のみ雰囲気が違うという意見だが,他の皆さんはどうか。
(☆)ここから,6の中程にある白い人型とそれを包むような暗い部分についての発言が続く。
(参)外枠の木のようなものが殻で,女性の形をしたものが中身
(参)牡蠣殻みたい
(参)女陰 女そのものをシンボリックにかいている
(参)柿の種を半分に割ると白い芽が見えるのと同じ。生命みたいな印象
(☆)女性もしくは,生命そのものを感じさせるという意見だが,
手前にある果物や魚のようなモチーフとイメージがつながっている様子だった。
ここから,さらに解釈が広がった。
(参)人体が一番問題。人体ではなく空間に見える。
それらしくかいてあるが,空間。普通は人体を真ん中にもってはこない。そこがおもしろさ。
(参)心象的にかかれているものがいくつかある。
果物と魚がそう。日没と月が描かれている。時間の流れによる変化を表している。
(☆)6についての話が主流にはなってきたが,時折,4,5についての発言が出る。
メンバー振り返りでは,このあたりで6に絞って発言を求めるとよかったという意見がでた。
そのためには,「6を皆さんで見ていきましょう。」のように明言すべきだったのかもしれない。
ただ,4の林檎に動的なものを感じたり,5の野菜を擬人化したりした発言があった(後述)ので,
3点について何らかの関連性をもって見ている空気も依然としてあったように思う。
(参)3つ比べたときにテーマが違う。4は,形の連鎖をとるための習作。
5は自然の恵みを収穫したときの喜びとか季節のものを表現。
6は抽象度が高くなって,ものの形とかモチーフにすべていろんな意味がある。
だから4から番号順に,テーマ性があり作者の表現したい思いがより濃密に描かれている並びになっている。
(参)(少し前の発言を踏まえ)日没ではなく日の出に見える。光り輝いて上がっていくよう。
女の人の胸の部分がえぐれているのか,あそこ自体が果物なのか。ほかの方にも聞いてみたい。
(ナ)提案いただいたが,どうか?
(☆)ナビは,前の発言に基づいて6についての意見を求めたが,5についての意見が出た。
(参)5は,精神的なものを感じようと思えば感じられる。窓を描いているから。
窓をかいていることによって,ここの収穫物は,外の世界から無理矢理ここに取り込まれたということが表されているかもしれない。
(ナ)擬人化されているというか,野菜なんだけれども気持ちを感じさせる。窓がなかったら,全然違って見えるということか?
(参)窓がなかったら単なる静物。窓をかくことによって関係性を描いている。
(参)(5と同様に)6も,やっぱり殻なのか外と中との関係性だなと思った。
胸の部分は桃が二つおいてあるように見えて,不思議だなと思って見ていた。似たような感じで。
(ナ)似たようなとは,下にあるちょっとはっきりした桃のようなものと,ということか。なぜ似ていると思うのか?
(参)色が似ているというところと,果物って栄養があって,ものを育てる。人は食べることで元気になる。
胸もやっぱりおっぱいを与えるということで,子供を育てるとか育むイメージもある。

(ナ)外と中との関係性と言っていたが,どこが中でどこが外か?
(参)やっぱり白っぽいのが女の人みたいで,その周りの茶色いところが洞窟みたいに見えて,洞窟の奥というか中に人がいる。
(ナ)洞窟の中の世界と外の世界がある。
(参)日が沈んだり月が上がったりしているように見えてきた。外の世界でのできごと。
(参)賛成。水平線か地平線にも見えるが,その上に大きくモチーフ,
魚と桃が置いてあるということは,もしかしたら台,部屋の中にあるテーブルみたいにも見える。
象徴的に魚の上に波形の線が入っているので,海のものと陸のものの象徴である桃が,
太陽が昇って月が沈むみたいにずっと長い年月この世にあったんだというようなメッセージ。
(ナ)先ほど時間の流れという意見があったが,それと恵みとか実りとか,最初の熟すということともつながると思う。
生き物の営みとか命とか,そのようなものも全体的にみなさんは感じ取っているのか。
(参)日没か日の出かという意見交換から,時間の経過というのがものすごく本当だなと思った。
桃とかで女性の象徴みたいな胸にしろ,女性の象徴と時間がたって熟れて腐っていくという
命の循環みたいなものを時の流れと共に感じる。
(参)よく見ると桃と胸は同じ色で,女性性とかをテーマにしてるのかもしれないと思ったのがひとつ。
もう一つは,月とか海とか魚とか桃とか,男性というより女性の方に親和性が近いものばかりかかれている。
女性性を補強する。
(ナ)女性の形があること以外にも,女性を連想させるようなモチーフが使われているということ。
(参)この絵を見ていると,絵画的なというよりも理論というかいろいろなことが入っている。
ただ,我々が絵を描くときに,マチエールとか形・色とか本当に簡単なもので結構複雑なものが表せる。
6は,こんなにたくさん意見が出るというのは,どうなのかなと思って。鑑賞者それぞれの物語があっていいとはよくいうけれど。
それよりもうちょっと単純にものをかいて(4,5のように),マチエールとかね。
絵の本質的なことでお話をするのがおもしろいと思う。
どっちがいいのかなと思う。
(ナ)見る人によって受け止めが違う。なかなか一致するものではない。そこがおもしろいのではないか。
(☆)6は,形や色やマチエールから単純な造形要素を元には,話しにくいという意見だが,
6にもリトグラフ独特の刷り重ねによる重色や透け感や独特のマチエールがあるという切り返しをすればよかったと反省している。
(☆)ここでまた,右の4,5についての意見があった。一人が発言すると,その発言を踏まえてつなごうとする人もいる。
そこで,3作トータルでの異同について見ていく方向でナビを進めた。
(ナ)さっき,左に行くほど抽象化されているというご意見がありましたが,意味を考えるときにもとらえ方が広くなってくる。
4,5は,具体的な,誰にもわかるモチーフによって,みんなが考えていけるような絵ではないかということでしょうか。
(ナ)みなさんの意見をまとめると,この3点は,左にいくほどより抽象的になっていく。そこで各人の意味づけは,多様に出てくる。
3点を通してみると,時間の流れとか命とか恵みとか実りを感じることができる。
熟すという見方は,やがては滅んでしまうことも含んでいるように感じられる。
<考察>
最後まで揺れ続けたのが,3点の扱いだった。参加者の反応によって,絞り込んでいくつもりだったが,終始,発言は散らばった。
ナビとして,6「祭壇の処女」にまとめようという腹づもりだったので,たとえば「3点の中で,異質に感じるのはどれですか。」
というような問いかけで6に絞っていくのも一つの方法だとミーティングではアドバイスをもらった。
それにしても,ナビの予想以上に,4,5との関連で見る人が多かった。
作品の展示間隔(ピッチ)が狭く,隣の作品が自然に視界に入ってくることも関係しているかもしれない。
そして,食べ物という3作共通のモチーフは,みる人に,生命力や人生・時間の経過や老いなど
さまざまな事柄を象徴的に感じさせるということが再認識できた。
「人は,パンのみにて生きるにあらず」とも言うが,絵の中にあっても食べることは,人にとって根源的で重要なものなのだと思わされ,興味深かった。
最後に,参加者のアンケートから,4,5,6それぞれに触れられたものを紹介する。
4 「静物 林檎」:りんごにも光沢があるなと思っていましたが,習作を集めたようだという感想を聞いて,なるほどと思いました。
5 「旬」 : タケノコの絵は,窓に注目していなかったので,窓を意識してみかたが広がったなと思った。
6 「祭壇の処女」:抽象的になっていくほど,意見は千差万別になっていく。普段何を知り,考え,見るのか,片鱗をみせるように感じました。
中心の女性は,時間の流れでかわらない部分,周りの茶色のところは,変わっていくところなのかもしれないと思いました。
体重や体積がふえていくのもありますが,ただ女性であることができるのも若いうちで,大抵はいろんな役割がふえていくものですし・・・。
<みるみるの会からのお知らせ>

島根県立石見美術館でのコレクション展関連イベント「みるみると見てみる?」第4回目は、2月24日(日)(最終回)となります。
みるみるの会メンバーと一緒に、意見を交えながらじっくりと作品を味わってみませんか?
場所:島根県立石見美術館
コレクション展「あなたはどう見る?よく見て話そう美術について」
作品名:展示ナンバー4:大下藤治郎「静物 林檎」1909 水彩・紙
展示ナンバー5:山本鼎「旬」1938 油彩・カンヴァス
展示ナンバー6:永瀬義郎「祭壇の処女」1975年 リトグラフ
ナビゲーター:津室
参加者:14名(内みるみる会員4名)
<作品選択の理由>
自分自身が惹かれるものをと考えたとき,「祭壇の処女」を中心にしようと思った。
抽象化されているので多様な捉えが可能であり,トークに広がりが出そうだと思ったからである。
リトグラフで版を重ねていることよる色の重なりや透け感が右に並ぶ2作と大きく違う特徴だと思った。
ただし,展示室入って右側の壁に展示されている10点の並びで見ると,大きく3つのグループに分けられる印象だった。
この3点は,食べ物がモチーフという共通点があるので,まとめて提案することにした。

(画像左より 6「祭壇の処女」,5「筍」)

(4「静物 林檎」)
<トークの大まかな流れ>
(参)・・・参加者の発言 (ナ)・・・ナビの発言
(☆)・・・ナビの見解やみるみるメンバーの振り返りを踏まえての解説
(参)指定の3点は食べるものがかいてあることから,食欲を感じる。
右にある展示ナンバー1~3の女性の赤い唇も「熟れている」すなわちおいしそうということで4~6につながり,
さらに左の7~10の赤い色までずっと熟れているイメージがある。赤系の色が並んでいて,食欲をそそる。
(参)3点とも共通するモチーフは食べ物。4,5は静物的だが,6はテーマ的には深いもの。
エロティックな感じ。右の2作にはないものがある。
(ナ)先は女性の唇が熟れているということがあったが,エロティックとは人の形があることからか。
6のみ雰囲気が違うという意見だが,他の皆さんはどうか。
(☆)ここから,6の中程にある白い人型とそれを包むような暗い部分についての発言が続く。
(参)外枠の木のようなものが殻で,女性の形をしたものが中身
(参)牡蠣殻みたい
(参)女陰 女そのものをシンボリックにかいている
(参)柿の種を半分に割ると白い芽が見えるのと同じ。生命みたいな印象
(☆)女性もしくは,生命そのものを感じさせるという意見だが,
手前にある果物や魚のようなモチーフとイメージがつながっている様子だった。
ここから,さらに解釈が広がった。
(参)人体が一番問題。人体ではなく空間に見える。
それらしくかいてあるが,空間。普通は人体を真ん中にもってはこない。そこがおもしろさ。
(参)心象的にかかれているものがいくつかある。
果物と魚がそう。日没と月が描かれている。時間の流れによる変化を表している。
(☆)6についての話が主流にはなってきたが,時折,4,5についての発言が出る。
メンバー振り返りでは,このあたりで6に絞って発言を求めるとよかったという意見がでた。
そのためには,「6を皆さんで見ていきましょう。」のように明言すべきだったのかもしれない。
ただ,4の林檎に動的なものを感じたり,5の野菜を擬人化したりした発言があった(後述)ので,
3点について何らかの関連性をもって見ている空気も依然としてあったように思う。
(参)3つ比べたときにテーマが違う。4は,形の連鎖をとるための習作。
5は自然の恵みを収穫したときの喜びとか季節のものを表現。
6は抽象度が高くなって,ものの形とかモチーフにすべていろんな意味がある。
だから4から番号順に,テーマ性があり作者の表現したい思いがより濃密に描かれている並びになっている。
(参)(少し前の発言を踏まえ)日没ではなく日の出に見える。光り輝いて上がっていくよう。
女の人の胸の部分がえぐれているのか,あそこ自体が果物なのか。ほかの方にも聞いてみたい。
(ナ)提案いただいたが,どうか?
(☆)ナビは,前の発言に基づいて6についての意見を求めたが,5についての意見が出た。
(参)5は,精神的なものを感じようと思えば感じられる。窓を描いているから。
窓をかいていることによって,ここの収穫物は,外の世界から無理矢理ここに取り込まれたということが表されているかもしれない。
(ナ)擬人化されているというか,野菜なんだけれども気持ちを感じさせる。窓がなかったら,全然違って見えるということか?
(参)窓がなかったら単なる静物。窓をかくことによって関係性を描いている。
(参)(5と同様に)6も,やっぱり殻なのか外と中との関係性だなと思った。
胸の部分は桃が二つおいてあるように見えて,不思議だなと思って見ていた。似たような感じで。
(ナ)似たようなとは,下にあるちょっとはっきりした桃のようなものと,ということか。なぜ似ていると思うのか?
(参)色が似ているというところと,果物って栄養があって,ものを育てる。人は食べることで元気になる。
胸もやっぱりおっぱいを与えるということで,子供を育てるとか育むイメージもある。

(ナ)外と中との関係性と言っていたが,どこが中でどこが外か?
(参)やっぱり白っぽいのが女の人みたいで,その周りの茶色いところが洞窟みたいに見えて,洞窟の奥というか中に人がいる。
(ナ)洞窟の中の世界と外の世界がある。
(参)日が沈んだり月が上がったりしているように見えてきた。外の世界でのできごと。
(参)賛成。水平線か地平線にも見えるが,その上に大きくモチーフ,
魚と桃が置いてあるということは,もしかしたら台,部屋の中にあるテーブルみたいにも見える。
象徴的に魚の上に波形の線が入っているので,海のものと陸のものの象徴である桃が,
太陽が昇って月が沈むみたいにずっと長い年月この世にあったんだというようなメッセージ。
(ナ)先ほど時間の流れという意見があったが,それと恵みとか実りとか,最初の熟すということともつながると思う。
生き物の営みとか命とか,そのようなものも全体的にみなさんは感じ取っているのか。
(参)日没か日の出かという意見交換から,時間の経過というのがものすごく本当だなと思った。
桃とかで女性の象徴みたいな胸にしろ,女性の象徴と時間がたって熟れて腐っていくという
命の循環みたいなものを時の流れと共に感じる。
(参)よく見ると桃と胸は同じ色で,女性性とかをテーマにしてるのかもしれないと思ったのがひとつ。
もう一つは,月とか海とか魚とか桃とか,男性というより女性の方に親和性が近いものばかりかかれている。
女性性を補強する。
(ナ)女性の形があること以外にも,女性を連想させるようなモチーフが使われているということ。
(参)この絵を見ていると,絵画的なというよりも理論というかいろいろなことが入っている。
ただ,我々が絵を描くときに,マチエールとか形・色とか本当に簡単なもので結構複雑なものが表せる。
6は,こんなにたくさん意見が出るというのは,どうなのかなと思って。鑑賞者それぞれの物語があっていいとはよくいうけれど。
それよりもうちょっと単純にものをかいて(4,5のように),マチエールとかね。
絵の本質的なことでお話をするのがおもしろいと思う。
どっちがいいのかなと思う。
(ナ)見る人によって受け止めが違う。なかなか一致するものではない。そこがおもしろいのではないか。
(☆)6は,形や色やマチエールから単純な造形要素を元には,話しにくいという意見だが,
6にもリトグラフ独特の刷り重ねによる重色や透け感や独特のマチエールがあるという切り返しをすればよかったと反省している。
(☆)ここでまた,右の4,5についての意見があった。一人が発言すると,その発言を踏まえてつなごうとする人もいる。
そこで,3作トータルでの異同について見ていく方向でナビを進めた。
(ナ)さっき,左に行くほど抽象化されているというご意見がありましたが,意味を考えるときにもとらえ方が広くなってくる。
4,5は,具体的な,誰にもわかるモチーフによって,みんなが考えていけるような絵ではないかということでしょうか。
(ナ)みなさんの意見をまとめると,この3点は,左にいくほどより抽象的になっていく。そこで各人の意味づけは,多様に出てくる。
3点を通してみると,時間の流れとか命とか恵みとか実りを感じることができる。
熟すという見方は,やがては滅んでしまうことも含んでいるように感じられる。
<考察>
最後まで揺れ続けたのが,3点の扱いだった。参加者の反応によって,絞り込んでいくつもりだったが,終始,発言は散らばった。
ナビとして,6「祭壇の処女」にまとめようという腹づもりだったので,たとえば「3点の中で,異質に感じるのはどれですか。」
というような問いかけで6に絞っていくのも一つの方法だとミーティングではアドバイスをもらった。
それにしても,ナビの予想以上に,4,5との関連で見る人が多かった。
作品の展示間隔(ピッチ)が狭く,隣の作品が自然に視界に入ってくることも関係しているかもしれない。
そして,食べ物という3作共通のモチーフは,みる人に,生命力や人生・時間の経過や老いなど
さまざまな事柄を象徴的に感じさせるということが再認識できた。
「人は,パンのみにて生きるにあらず」とも言うが,絵の中にあっても食べることは,人にとって根源的で重要なものなのだと思わされ,興味深かった。
最後に,参加者のアンケートから,4,5,6それぞれに触れられたものを紹介する。
4 「静物 林檎」:りんごにも光沢があるなと思っていましたが,習作を集めたようだという感想を聞いて,なるほどと思いました。
5 「旬」 : タケノコの絵は,窓に注目していなかったので,窓を意識してみかたが広がったなと思った。
6 「祭壇の処女」:抽象的になっていくほど,意見は千差万別になっていく。普段何を知り,考え,見るのか,片鱗をみせるように感じました。
中心の女性は,時間の流れでかわらない部分,周りの茶色のところは,変わっていくところなのかもしれないと思いました。
体重や体積がふえていくのもありますが,ただ女性であることができるのも若いうちで,大抵はいろんな役割がふえていくものですし・・・。
<みるみるの会からのお知らせ>

島根県立石見美術館でのコレクション展関連イベント「みるみると見てみる?」第4回目は、2月24日(日)(最終回)となります。
みるみるの会メンバーと一緒に、意見を交えながらじっくりと作品を味わってみませんか?