「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

沖縄の旧暦行事 ジュウルクニチー

2008年02月23日 | 沖縄の旅案内
今日はジュウルクニチー(旧暦1月16日)。
あの世の正月といわれ、特に宮古や八重山、久米島、粟国島などでは、祖先の霊を一家総出で墓前で慰める日。沖縄本島では、旧暦三月の清明(シーミー)のときに似たようなことを行いますね。あの沖縄特有のでっかい墓の敷地で、餅や豆腐を詰めた重箱を広げて家族で囲んでいるのを、家の近くでも見かけました。

那覇の港に浮かぶ三重城は、宮古・八重山の方向を望む場所ということで、昔から先島出身の人たちがジュウルクニチーに集まり、故郷の方角に向かって拝むところとして知られる。新聞の夕刊にも、こんな写真が写っている。その文章が傑作なのでご紹介。

「朝6時から二時間以上も手を合わせた宮古島出身の金城さんは、『お盆と16日祭は先祖の孝行だからしっかりやらんとね。ご馳走をお供えしたら、神様が喜んでいたよ』と話した」

まあ、二時間も拝みをしたら、神様が喜ぶ顔も見えるかもね^^;