「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

ぶどう畑のお手伝い vol.8

2011年09月24日 | 山梨のぶどうの丘で

今日は、韮崎で、穂坂甲州ぶどう栽培クラブの2回目。本坊酒造(マルスワイン)のぶどう畑のお手入れ。

 (選果場で出荷を待つベリーA)

このぶどう畑には、シャルドネ、カベルネソーヴィニヨン、シラー等、数種類のぶどうが植えられ、坂の下の畑にはぶどうの木が水を吸いすぎないようビニールシートが地面に敷かれている。ぶどうの上には、雨除けのビニールと、獣除けのネットも。同じ品種でも、収穫時期や畑の高低、ビニールシートの有無で3種類のワインをそれぞれ別の樽に仕込み、いちばんいいようにブレンドするという念の入れよう。ワインって、手間がかかるんだ・・・。

   (左がカベルネ、右がシャルドネ)

ちなみに、ワイナリーの畑は、このようにヨーロッパ式の垣根で栽培しているところが多いようだが、ぶどう棚方式との違いを聞いてみたところ、最初に棚を張るのはたいへんだが、木を密植したり、低いところの作業が多かったりと、垣根方式はなかなか栽培が大変らしい。

          

今日の作業は、収穫直前のメルロー(↑)について、しわしわの粒や傷んでいる粒をハサミで取り除いていく作業。強い日差しに照らされながら、コンテナに腰掛けて一つ一つぶどうをチェックしていくのは、地道な作業です。でも、時々味見させてもらうと、粒は小さくてもとても甘い。醸造用と言っても、粒が小さくて食べにくくはあるけど、十分美味しいんですね。

 

快晴のぶどう畑からは、南アルプスや八ヶ岳、みずがき山、そして南には昨日初冠雪(!)した富士山を望め、スズムシの声を聞きながら黙々とぶどうと向き合うのは、とても気持ちが良かったです。

 

最後は、ご指導いただいている横森さんの農園で、ピオーネ(左下)とピッタデビアンコ(右下)もいただきました!

 

 

 


やはり芦川は素敵なところ

2011年09月24日 | 山梨・芦川にて

河口湖から、2年前に開通したばかりの若彦トンネルを抜けて、いよいよ笛吹市芦川町へ。古民家と石垣が残る、日本の原風景的な山里で、昨年直売所のおばちゃんたちと田舎体験ツアーをやってから、村の人の温かい笑顔と懐かしい風景に惹かれて、応援しています。

トンネルを抜けてすぐの直売所「おごっそう家」は、3連休の最終日の昼ということもあり、ものすごい混雑。名産のホウレン草も、店に並べるそばから飛ぶように売れて行きます。普段東京では野菜が高くて買えない我々も、おもわず2束購入。

名産のジャガイモをたっぷり使い、おばちゃんたちが試行錯誤の末に編み出したレシピでつくる、特製コロッケ「にんじゃくん(ニンジンとジャガイモを使っているから)」も、アツアツ・サクサクで抜群!

そして芦川の名産、ぷるんぷるんのコンニャクも美味しい!(試食用にある麺つゆ漬けが美味しいので、家でもやってみました。←これオススメ)

お昼時には行列ができる直売所の食事どころも、天ぷらそば、こんにゃくおでん(田楽)、シソジュースなど、田舎料理が味わえます。

今回は、直売所で、「村民運動会やってるよ。オモシロイよ。」と勧められたので、村のスポーツ広場へ向かってみました。

秋晴れの中、学校の校庭のような敷地に、村の4集落から2~300人ほどの老若男女があつまり、見るからにゆる~い雰囲気の中で運動会をやっています。保育園も小中学校も、単独では人数が少なくて運動会ができないので、このように村全体での運動会となっているそうです。普段は集落単位の集まりやお祭が多いこともあり、このような集落対抗、全村集合の機会はなかなかないとのこと。

のんびりとした雰囲気の中、ほほえましく、順位や勝ち負けよりも、みんなで参加し、ふれあり、楽しむことがメインなのが、チョット見ただけで分かります。こういう雰囲気の中で子育てしたら、(もちろん窮屈なことは多々あるにせよ)温かい人のつながりが感じられるだろうな。。。

ちなみに、あまりにも暑い日だったので、車を止めて道路わきの芦川の流れに足を浸しました。透明な水の冷たさや、木漏れ日とともに川の上流から来るさややかな涼風がで感じられ、心身ともにリフレッシュできました。このように、暮らす場所から一歩踏み出すだけで、自然の中に身を置いて気分をリセットできるのって、いいよなー。そんな暮らしが早くしたいと思った山里の一日でした。


山梨の美味しい旅

2011年09月24日 | 小さな旅

秋の山梨ドライブ。青空のもとを精進湖畔から河口湖へ。

途中、道の駅「なるさわ」は、朝8時半からスゴイ混雑。大型バスも泊まっているけど、みんな朝からなにをやってるんだろう???確かに、富士山博物館や温泉もあり、楽しめるスポットではあるけど、こんな朝早くからとは…。

対象的に、河口湖畔の静かなエリアにある道の駅「かつやま」は、こじんまり。道の駅の目の前に広がる湖畔の芝生が気持よい。子供や犬を遊ばせてのんびりするのに良さそう。

河口湖大橋に近づくにつれ、段々街並みも賑やかになるが、我々は町の中心から離れるように、大橋を渡ったたもとの「農の駅」JA物産館(http://www.tyokubaisyo.com/chiki/hokurikusinnetu/yamanasi/lightbox/ja-minorinoeki.html)へ。お目当ては、「アド街」でも紹介された、焼きトウモロコシ味のソフトクリーム。

お味の方は・・・期待以上に美味しかったです!コーンフレークの上にコーンアイス、更にその上に、焼きトウモロコシの粒が載っているというなかなか凝ったアイスですが、トウモロコシの粒がアイスクリームよりも甘い!!この時期は、恵味(めぐみ)という特に甘い品種のようなので、思わず朝どりらしいトウモロコシを、家に買って帰りました。(レンジでチンして食べたら美味しかった!)

その後は、北岸の大石公園近くにある、自家製自然酵母パンのお店Lake Bake(http://www.lakebake.com/)へ。見るからにおしゃれで、湖越しに富士山を望む絵になる佇まい。駐車場にも高級車が並び、近隣の別荘族が買いに来るのでしょうか・・・。ちょっとそういうお店は縁遠いかなー、パンの単価も安くないしなーと思いましたが、後ほど食べたらどれもおいしかったです。