霞ヶ浦再生事業をはじめ、全国各地で環境活動を行うNPOアサザ基金のイベントに行ってきました。
明治神宮の森を中心とする東京・原宿での環境教育の一環として、同じように環境教育プロジェクトを行っている、宮古島、池間島、多良間島などからゲストを呼んでのトークイベントでした。
アサザ基金の飯島さんのお話しで、
・東京などの大都市にも、昔の水の流れが刻んだ地形などが残り、風の通り道があり、地域の自然に根差した生物がいる
・ウスバキトンボなどは、東京から1500Km以上離れた多良間島にも共通して見られる
というのは、目からウロコでした。
また、東京と沖縄の自然について、共通項も見つけつつ、その違いを解き明かしてくれたことで、「東京にもそんな一面があるんだ」と、都会の自然を立体的に感じることができた気がします。
さらに、環境教育活動を通して、
・「つながりをみつける」や「物語を語れる」人を育成したい
・自然の中で豊かな感性をはぐくむ
・子どものころに宝探しの方法を教えれば、人は地元に残る
・「心の泉」でつながることが「絆」
というお話しも印象的でした。
最近、仕事や子育てに余裕がなかった私としては、自分が何をやりたいのか、何をすべきなのか、改めて考えていました。
しかし、今日のイベントで、「人と自然とのつながり」について新ためて考えたり、自分が沖縄で活動していた時に知り合った方々と久々に再開したことで、これまで各地で「点」のようにやってきた持続可能な地域を作る活動が、一つの線でつながった気がしました。