JR芦原温泉駅から車で10分ほどの金津創作の森に行きました。
広大な森の中に、陶芸家、竹人形作家など7名のアーティストがアトリエを構えているほか、企画展を行うギャラリー、陶芸やガラス細工の体験工房があります。
園内に入っての第一印象は、とにかく森に囲まれたゆったりとした空間であること。ギャラリーやレストランがある建物から森の中のくねくね道を下りていくと芝生に囲まれた池があり、池の周りを散策できるようになっていますが、このコースの左右や池の中に、アーティストの作品が点在しています。
作品が語りかけてくるメッセージは人によって様々に感じられるでしょうが、池の中の巨大な材木のオブジェや、乗れないブランコなどは、一見するだけでインパクトがあります。
さらに木々の間を抜けると、ガラス工房や陶芸の体験施設があります。ガラス体験は吹きガラスやとんぼ玉など。
この金津創作の森は、もともと越前瓦の産地だったそうで、体験工房の傍らに、瓦を焼く窯が残されていました。
夏休みやイベントの日などは家族連れなどでにぎわうようですが、何しろ敷地が広いので、ギャラリー鑑賞と体験の合間に芝生を散策するなどして半日ゆったりと自然とアートを体感することができそうです。