中国の古代王朝・秦の始皇帝が不老長寿の薬を求めて各国へ遣いに出した一人が徐福。その徐福が上陸したという岩を祀る新井崎神社が、舟屋で有名な伊根の近くにあります。海に突き出た展望台があって散歩に良いということでしたので、行ってみました。
集落の外れで人気の少ない場所ですが、海に向かって立つ鳥居が立派です。
拝殿・境内もそれなりに整備され、信仰されている神社であることがわかります。
ごつごつした火山岩が海に落ち込む海岸線の眺めはダイナミック。山陰海岸ジオパークに続きます。この一角に徐福が上陸したという岩も。
付近には、日本の棚田百選に指定されている新井(にい)の棚田があります。一つ一つの田はとても小さく、効率も悪いはずなのに、やはり海に面した棚田に稲穂が輝く風景はいいですね。昔から続いてきたものを残そうと苦労されている地域の方の苦労に頭が下がります。