
F・スコット・フィッツジェラルドの
短編小説を映画化したもの。
先日、公開よりも一足早く
観て参りました。
ケイト・ブランシェットが出ている
ので試写会に応募しました。
大抵は友人から誘われて、自分も
応募していたことを思い出すのです
が(過去の記事)、今回は予定も
空けて、当選葉書を待っていました。
毎度のことながら外れちゃったけれども たまたま当たった友人からお誘いがあって

ニューオリンズで老人として生まれ、世界を放浪した後 同じ町で赤ん坊として死ぬという、
不思議なお話。主人公の外見が老人から青年へと若返っていく過程で、ブラッド・ピットの
若かりし頃の懐かしい容貌に再会できました。彼の作品は「セブン」、「スリーパーズ」、
「オーシャンズ11」、「オーシャンズ13」ぐらいしか観たことはないのですが、いい感じに
年を取っていっているなあと思いました。
逆行的な生涯を送る側も辛いんでしょうけれど、自分はどんどん年老いて皺が増えていくのに
愛する人はどんどん若返っていくというのは辛いものです。
片方は子供に向かって、片方は老人に向かって、年を重ねていく。そのすれ違いの
悲しい、不思議なファンタジーでした。
「上映時間は2時間47分です」と最初にアナウンスがあったにも関わらず、途中で
携帯電話で時間を確認している人がいて、ムカっとしました

真っ暗なところにあの明るい携帯電話の液晶画面がピカっとされると邪魔なんですよね。
私は上映時間の長さは気になりませんでしたが、これから観に行かれる方で時間が
気になるようでしたら 「スクリーンに映っている主人公は何歳か?」がポイントです。
エンドロールを除くと映画自体は2時間40分余りだったように思います。
主人公が80歳くらいで生まれて、赤ちゃんになって死を迎えるまでを描いていますから
大体見当が付くのではないでしょうか。
公式サイト日本語版、英語版
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