緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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文楽観劇、久しぶりの着物で汗びっしょり

2017年04月19日 | 着物
最近着物を着る機会がありませんでした。
でも先日、友人と文楽を観に行くことになり、久しぶりに着物を着ました。

当初考えていたのは以下のコーディです。

かすかにグリーンがかった薄いブルーの小紋は母が遺した着物です。
よく着ていたせいか肩の辺りが日に焼けて退色しかけています。
早く着潰してしまおうという魂胆でした。

ところが急に気温が上昇し、ドッシリとした柔らかものを着るのはどうかという気候になりました。
で、急きょ予定を変更。Amazonで買った地味だけど軽い真綿紬を着ることにしました。

帯は、着物が地味なので予定通りのモダンな柄のものを締めました。


着付けの最中から汗が出始めたので冷房をガンガン入れて着付けました。
外を歩いている時も暑かったです。
4月だから単(ひとえ)はどうかと思うけれど、気温的にはOKかも。

日本橋にある国立文楽劇場の中で写真を撮ってもらいました。
背後の絵はなかなか迫力のあるもの。
人が多くて写真を撮るのは大変でした。

文楽の演目は「菅原伝授手習鑑」。英太夫改め呂太夫の襲名披露も兼ねています。
文楽は橋下元知事の「面白くない」という批判以来、興味を持って観に来る人が増えました。
意地でも応援してやるぞという人もいます。

家に帰って着物を脱ぐと、下着も襦袢も汗でジットリ。
洗えるものですが翌日の洗濯が大変でした。