10月上旬2泊3日で信州に行ってきました。
テレビでCMもやっている、ある旅行社が主催するおひとり様ツアーの一つです。
目的は作家のC・W・ニコルが蘇らせた黒姫山の麓にある「アファンの森」を見ることでした。
「アファンの森」の詳しいことはホームページに書いてあります。⇒ここ
「アファンの森」は森の生態系を守るために一般公開されていません。
私は「アファンの森」の会員なので指定された日に申し込んで行くことはできます。
でも、関西から一人で信州の「アファンの森」まで行くのは簡単ではありません。
前後2泊は必要だけど、わざわざ行って帰るだけではつまらないし。
そんな時、「アファンの森」を一番の目的にした女性限定のおひとり様ツアーを見つけました。
そのツアーでは「アファンの森」だけでなく、私が信州で今まで行ったことがない場所にも行くことになっていて、ちょっと高いけど行ってみることにしました。
もちろん、おひとり様ツアーというのにも、ちょっと興味がありました。
というわけで今回はそのご報告です。
実は今回のツアーで一番驚いたことは、高齢者が元気ということでした。
参加者20名の内、87歳が2名、83歳が1名いらっしゃいました。
おひとり様ツアーだから、もちろん一人で参加です。
添乗員は1名でしたから、当然のことながら自分のことは全部自分でやらなくてはなりません。
その内一人の方とちょっとお話したら、旅行に行くことは子供達には話していないと言ってました。
話せば確実に反対されるでしょうね。
正直、自分が87歳になった時、あのようなツアーに参加できる自信はありません。
テレビで今の若い人はもっと長生きするなんて言ってましたが、私はそれには疑問です。
今80代の人は、成長期に添加物満載の食物を食べていませんし、若い頃に過激なダイエットもしてませんから。
ツアー自体は、おひとり様ツアーで、一人参加しいうこともあり、結果、色んな方と和やかにお話することができました。
長野までは列車で、名古屋まで新幹線、そこからは在来線に乗り替えです。
席はもちろん指定で、お隣になる人は同じツアーの人でしたがその度に違い、異なる人とお話することができました。
話は弾む時もあり、弾まないで形式的な時もあり、互いに察しあって、そこそこのところで距離を取って終わらせます。
『一体何を話すの?』と思われそうですが、おひとり様ツアーは今までにも経験があるのかとか、それはどんな旅だったのかとか、お勧めはどことか、様々な旅の情報です。
間違っても相手の家族のこととかは聞きません。
嫁がどうの、孫がこうのという話もNG。
おかげでおひとり様ツアーについて詳しくなりました。
長野に着いてからはバスに乗り換えました。
バスでは地元のバスガイドも付き、一人2席で、荷物が置けて楽でした。
最初に行ったのは野尻湖です。
遊覧船に乗り、湖の中の弁天島に寄り、パワースポットである宇賀神社にお参り。
その後、宿である湖畔のホテルに行きました。
ホテルはそこそこ名の通った建築家が設計していました。
お部屋は一人一室で、野尻湖に面し、おしゃれなメゾネットタイプ。
って、メゾネットタイプってどんなん?
それが曲者でした。
要するに内階段がある部屋という意味なのですが・・・。
自室に入ってみると、直ぐに階段。
どこまで続くの・・・。
やっと着いたー!!
お部屋自体は綺麗でしたよ。
私は軽くて丈夫な生地の、大きめバッグを持ってきたから良かったけれど、コロコロタイプの重いスーツケースを持ってきた人は、それを持って螺旋階段を上り下りしなくてはならないから大変だったみたい。
添乗員によると、さすがに80代の高齢女性達は、フラットタイプのお部屋だったらしい。
ただメゾネットといっても、トイレバスがベッドのある部屋と同じ階で、まだ助かりました。
ホテルは湖畔の急な斜面に建てられているため、玄関やフロントが3階で、客室が1階になり、さらに居室は階段を下りて行くみたいなことになっているらしい。
も一つ言わせてもらえばこのホテル、旅に出たら必ず入りたい大浴場がありませんでした。
ホテルの立地上、スペースが取れなかったのか、あくまでおしゃれな洋風ホテルにしたかったのか・・・。
夕食はフレンチのコースでした。
が、そこでも一波乱。
最初に出てきたのがインスタ映えするバーニャカウダ(なのか単なる野菜のステックなのか)。
メニューをみても、この料理については触れていません。
給仕される時「植木鉢風の食器の中の豆は、土に見立てているため食べないでください」と言われました。
その日はバスに乗った段階で、ディナーのメインディシュは肉か魚かどちらを選ぶか聞かれていて、私を含めほとんどの人は肉にしていました。
ところがその肉が「まるでベーコンの厚切り」(翌日ツアー客の一人がそう言っていた)みたいで皆さんシーン。
さすがにその場で文句を言う人はいませんでしたが、誰もが『失敗した、魚にするんだった』という表情。
でも人参のスープは美味しかったです。
デザートをそこそこ美味しくいただき、最後の謎はメニューの「豆だったり葉だったり」でした。
この意味は添乗員を含め21人のツアー参加者の誰にも分かりませんでした。
最初に出てきた豆を土に見立てた野菜だと考えた人もいました。
でもなぜメニューの最初に書かず最後に書かれているのかが分かりません。
結局、添乗員さんがホテルの人に聞いて分かりました。
「コーヒー又は紅茶」という意味だったのです。
「コーヒー又は紅茶」を「豆だったり葉だったり」と書くセンスは私には分かりません。
ちなみに帰ってから調べたところ、最初に出された前菜風の料理は、地元の野菜を使った「信越ファーマーズ」という名称のものだったみたいで、メニューの印刷ミスで抜けていたようです。
なんとも不可解な思いをするのも旅の醍醐味かもしれません。
翌日は午前は小布施で自由散策。北斎が晩年何度も訪れた土地です。
北斎館という北斎に関する美術館もあります。(下の写真は北斎館のエントランス)
北斎館の目玉の祭屋台の天井画は出張中でみられませんでした。
北斎を小布施に呼んだのは高井鴻山という豪農商だったのですが、彼は志の高い人で、窮民の救済に惜しげもなく財産を使っただけでなく、文化人でもあり、北斎だけでない幅広い人脈の持ち主であったようです。
私は高井鴻山記念館にも入りましたが、若冲や文晁の絵画を見ることができました。
午後からはようやくアファンの森に行きました。
ネイチャーガイドさんが付いて森の中を歩きましたが、その前に「アファンの森」についての説明を建物の中で聞きました。
ネイチャーガイドさんも言ってましたが、時間が短すぎました。
本当はもっとゆっくりじっくり森を楽しみたかったですね。
その日は松本市内のホテルで一泊。
大浴場もあり、料理も普通。
でもやっぱり出ました、バーニャカウダ。
この日はちょうど中秋の名月の頃で、夜、ツアー客から月が見たいという声が上がりました。
それでホテルの前で空を見上げているとフロントのホテルマンが、どうせならライトアップしている松本城まで行けばと言われました。
9人ほどのツアー客と連れだって松本城まで行きました。歩いて7、8分の距離でした。
ワイワイキャーキャー言いながらお城とお月さんを見ましたが、残念ながら曇っていて月がはっきり出ない。
ぼんやりながら月が出ると風が吹いてお濠に映ったお城が乱れます。
結局、月は無しにお城の写真だけ撮りました。
これで月が出ていたら最高なんですが。
翌日は旅行最終日。
午前中、安曇野のちひろ美術館に行きました。
ちひろ美術館には大して期待していなかったのですが、行ってみるとその規模に驚きました。
山々を望む、とても広い公園の中にあったからです。
今回初めて、55歳という若さで亡くなったことなど、いわさきちひろについて色々と知ることができました。
いわさきちひろが有名になったのは、黒柳徹子さんが自らの子供の頃の話を書いたベストセラー本「窓際のトットちゃん」の挿画からだったとか。
美術館の庭園には、黒柳徹子さんが通っていた学校の電車の教室が再現されて置かれていました。
ちひろ美術館見学の後、もう一度松本まで戻りました。
この頃から雨が本格的に降り始めました。
ランチはカジュアルフレンチでした。
「ヒカリヤニシ」というお店でしたが、今回の旅行で一番美味しく感じられました。
見た目も綺麗。花びらもすべて食べられます。
午後から列車の出発時間まで、松本市内を自由散策。
希望する4人で連れだって、私は昨日は外から見ただけの松本城にもう一度行き、天守閣に登りました。
松本城は何度も見ていて、天守閣にも登ったことがある人達や、天守閣に登るのは体力的にきつい人達は松本市内の散策へ。
昼間の雨の松本城。全体に黒っぽくてカラス城と呼ばれているとか。
天守閣に登るのはきつかったです。
雨で自分の傘と靴をビニール袋に入れて、持ったまま急な階段を上らなくてはなりませんでした。
階段の一段一段も高さがあります。
天守閣から撮った、登った証拠の写真。
最初に書いたように今回の旅行で感心したのは80代の女性達でした。
体力的に難しい場所は「私はバスに残っています」と自ら判断して無理をしませんでした。
そういう自制心も重要だと思えました。
それでも、帰り、列車が延着した名古屋での新幹線への乗り換え時、添乗員さんは相当なスピードで歩いたのですがちゃんとついてきていました。
基礎的な体力はあるのです。
帰りの夕食はお弁当は付いていませんでしたので、各自食べ物を買っていましたが、私はご馳走責めの3日間で食傷気味、お焼きを一つ買って食べただけ。
でも87歳の方は1200円の牛丼弁当を買って、牛だけではなく、ぎっちりと詰められていたご飯まで平らげていたと聞きました。
到底真似のできることではありません。
帰宅してから数日して、「アファンの森」財団から会員宛のニュースレターが届きました。
年何回かの会員向けの「アファンの森」見学の記事もありました。
その中に、午前中はガイドの案内で森の説明を受け、午後からは森の中で自由に過ごしていいという日もありました。
周辺の観光は今回で済ませたので、いつか、そんな風に一日森の中で過ごす旅行もしてみたいです。
テレビでCMもやっている、ある旅行社が主催するおひとり様ツアーの一つです。
目的は作家のC・W・ニコルが蘇らせた黒姫山の麓にある「アファンの森」を見ることでした。
「アファンの森」の詳しいことはホームページに書いてあります。⇒ここ
「アファンの森」は森の生態系を守るために一般公開されていません。
私は「アファンの森」の会員なので指定された日に申し込んで行くことはできます。
でも、関西から一人で信州の「アファンの森」まで行くのは簡単ではありません。
前後2泊は必要だけど、わざわざ行って帰るだけではつまらないし。
そんな時、「アファンの森」を一番の目的にした女性限定のおひとり様ツアーを見つけました。
そのツアーでは「アファンの森」だけでなく、私が信州で今まで行ったことがない場所にも行くことになっていて、ちょっと高いけど行ってみることにしました。
もちろん、おひとり様ツアーというのにも、ちょっと興味がありました。
というわけで今回はそのご報告です。
実は今回のツアーで一番驚いたことは、高齢者が元気ということでした。
参加者20名の内、87歳が2名、83歳が1名いらっしゃいました。
おひとり様ツアーだから、もちろん一人で参加です。
添乗員は1名でしたから、当然のことながら自分のことは全部自分でやらなくてはなりません。
その内一人の方とちょっとお話したら、旅行に行くことは子供達には話していないと言ってました。
話せば確実に反対されるでしょうね。
正直、自分が87歳になった時、あのようなツアーに参加できる自信はありません。
テレビで今の若い人はもっと長生きするなんて言ってましたが、私はそれには疑問です。
今80代の人は、成長期に添加物満載の食物を食べていませんし、若い頃に過激なダイエットもしてませんから。
ツアー自体は、おひとり様ツアーで、一人参加しいうこともあり、結果、色んな方と和やかにお話することができました。
長野までは列車で、名古屋まで新幹線、そこからは在来線に乗り替えです。
席はもちろん指定で、お隣になる人は同じツアーの人でしたがその度に違い、異なる人とお話することができました。
話は弾む時もあり、弾まないで形式的な時もあり、互いに察しあって、そこそこのところで距離を取って終わらせます。
『一体何を話すの?』と思われそうですが、おひとり様ツアーは今までにも経験があるのかとか、それはどんな旅だったのかとか、お勧めはどことか、様々な旅の情報です。
間違っても相手の家族のこととかは聞きません。
嫁がどうの、孫がこうのという話もNG。
おかげでおひとり様ツアーについて詳しくなりました。
長野に着いてからはバスに乗り換えました。
バスでは地元のバスガイドも付き、一人2席で、荷物が置けて楽でした。
最初に行ったのは野尻湖です。
遊覧船に乗り、湖の中の弁天島に寄り、パワースポットである宇賀神社にお参り。
その後、宿である湖畔のホテルに行きました。
ホテルはそこそこ名の通った建築家が設計していました。
お部屋は一人一室で、野尻湖に面し、おしゃれなメゾネットタイプ。
って、メゾネットタイプってどんなん?
それが曲者でした。
要するに内階段がある部屋という意味なのですが・・・。
自室に入ってみると、直ぐに階段。
どこまで続くの・・・。
やっと着いたー!!
お部屋自体は綺麗でしたよ。
私は軽くて丈夫な生地の、大きめバッグを持ってきたから良かったけれど、コロコロタイプの重いスーツケースを持ってきた人は、それを持って螺旋階段を上り下りしなくてはならないから大変だったみたい。
添乗員によると、さすがに80代の高齢女性達は、フラットタイプのお部屋だったらしい。
ただメゾネットといっても、トイレバスがベッドのある部屋と同じ階で、まだ助かりました。
ホテルは湖畔の急な斜面に建てられているため、玄関やフロントが3階で、客室が1階になり、さらに居室は階段を下りて行くみたいなことになっているらしい。
も一つ言わせてもらえばこのホテル、旅に出たら必ず入りたい大浴場がありませんでした。
ホテルの立地上、スペースが取れなかったのか、あくまでおしゃれな洋風ホテルにしたかったのか・・・。
夕食はフレンチのコースでした。
が、そこでも一波乱。
最初に出てきたのがインスタ映えするバーニャカウダ(なのか単なる野菜のステックなのか)。
メニューをみても、この料理については触れていません。
給仕される時「植木鉢風の食器の中の豆は、土に見立てているため食べないでください」と言われました。
その日はバスに乗った段階で、ディナーのメインディシュは肉か魚かどちらを選ぶか聞かれていて、私を含めほとんどの人は肉にしていました。
ところがその肉が「まるでベーコンの厚切り」(翌日ツアー客の一人がそう言っていた)みたいで皆さんシーン。
さすがにその場で文句を言う人はいませんでしたが、誰もが『失敗した、魚にするんだった』という表情。
でも人参のスープは美味しかったです。
デザートをそこそこ美味しくいただき、最後の謎はメニューの「豆だったり葉だったり」でした。
この意味は添乗員を含め21人のツアー参加者の誰にも分かりませんでした。
最初に出てきた豆を土に見立てた野菜だと考えた人もいました。
でもなぜメニューの最初に書かず最後に書かれているのかが分かりません。
結局、添乗員さんがホテルの人に聞いて分かりました。
「コーヒー又は紅茶」という意味だったのです。
「コーヒー又は紅茶」を「豆だったり葉だったり」と書くセンスは私には分かりません。
ちなみに帰ってから調べたところ、最初に出された前菜風の料理は、地元の野菜を使った「信越ファーマーズ」という名称のものだったみたいで、メニューの印刷ミスで抜けていたようです。
なんとも不可解な思いをするのも旅の醍醐味かもしれません。
翌日は午前は小布施で自由散策。北斎が晩年何度も訪れた土地です。
北斎館という北斎に関する美術館もあります。(下の写真は北斎館のエントランス)
北斎館の目玉の祭屋台の天井画は出張中でみられませんでした。
北斎を小布施に呼んだのは高井鴻山という豪農商だったのですが、彼は志の高い人で、窮民の救済に惜しげもなく財産を使っただけでなく、文化人でもあり、北斎だけでない幅広い人脈の持ち主であったようです。
私は高井鴻山記念館にも入りましたが、若冲や文晁の絵画を見ることができました。
午後からはようやくアファンの森に行きました。
ネイチャーガイドさんが付いて森の中を歩きましたが、その前に「アファンの森」についての説明を建物の中で聞きました。
ネイチャーガイドさんも言ってましたが、時間が短すぎました。
本当はもっとゆっくりじっくり森を楽しみたかったですね。
その日は松本市内のホテルで一泊。
大浴場もあり、料理も普通。
でもやっぱり出ました、バーニャカウダ。
この日はちょうど中秋の名月の頃で、夜、ツアー客から月が見たいという声が上がりました。
それでホテルの前で空を見上げているとフロントのホテルマンが、どうせならライトアップしている松本城まで行けばと言われました。
9人ほどのツアー客と連れだって松本城まで行きました。歩いて7、8分の距離でした。
ワイワイキャーキャー言いながらお城とお月さんを見ましたが、残念ながら曇っていて月がはっきり出ない。
ぼんやりながら月が出ると風が吹いてお濠に映ったお城が乱れます。
結局、月は無しにお城の写真だけ撮りました。
これで月が出ていたら最高なんですが。
翌日は旅行最終日。
午前中、安曇野のちひろ美術館に行きました。
ちひろ美術館には大して期待していなかったのですが、行ってみるとその規模に驚きました。
山々を望む、とても広い公園の中にあったからです。
今回初めて、55歳という若さで亡くなったことなど、いわさきちひろについて色々と知ることができました。
いわさきちひろが有名になったのは、黒柳徹子さんが自らの子供の頃の話を書いたベストセラー本「窓際のトットちゃん」の挿画からだったとか。
美術館の庭園には、黒柳徹子さんが通っていた学校の電車の教室が再現されて置かれていました。
ちひろ美術館見学の後、もう一度松本まで戻りました。
この頃から雨が本格的に降り始めました。
ランチはカジュアルフレンチでした。
「ヒカリヤニシ」というお店でしたが、今回の旅行で一番美味しく感じられました。
見た目も綺麗。花びらもすべて食べられます。
午後から列車の出発時間まで、松本市内を自由散策。
希望する4人で連れだって、私は昨日は外から見ただけの松本城にもう一度行き、天守閣に登りました。
松本城は何度も見ていて、天守閣にも登ったことがある人達や、天守閣に登るのは体力的にきつい人達は松本市内の散策へ。
昼間の雨の松本城。全体に黒っぽくてカラス城と呼ばれているとか。
天守閣に登るのはきつかったです。
雨で自分の傘と靴をビニール袋に入れて、持ったまま急な階段を上らなくてはなりませんでした。
階段の一段一段も高さがあります。
天守閣から撮った、登った証拠の写真。
最初に書いたように今回の旅行で感心したのは80代の女性達でした。
体力的に難しい場所は「私はバスに残っています」と自ら判断して無理をしませんでした。
そういう自制心も重要だと思えました。
それでも、帰り、列車が延着した名古屋での新幹線への乗り換え時、添乗員さんは相当なスピードで歩いたのですがちゃんとついてきていました。
基礎的な体力はあるのです。
帰りの夕食はお弁当は付いていませんでしたので、各自食べ物を買っていましたが、私はご馳走責めの3日間で食傷気味、お焼きを一つ買って食べただけ。
でも87歳の方は1200円の牛丼弁当を買って、牛だけではなく、ぎっちりと詰められていたご飯まで平らげていたと聞きました。
到底真似のできることではありません。
帰宅してから数日して、「アファンの森」財団から会員宛のニュースレターが届きました。
年何回かの会員向けの「アファンの森」見学の記事もありました。
その中に、午前中はガイドの案内で森の説明を受け、午後からは森の中で自由に過ごしていいという日もありました。
周辺の観光は今回で済ませたので、いつか、そんな風に一日森の中で過ごす旅行もしてみたいです。