私はスーパーフラッシャーです。
スーパーフラッシャーと言っても何のことか分からないと思います。
私も最近この言葉を知りました。
ニューヨークタイムズのこの記事です。⇒ここ
つまり、こういう事です。
今までの常識(俗説)では、更年期のホットフラッシュは閉経の前後4,5年だけに起こる症状だと言われていました。
でも実際にはそうではなく、70歳でもホットフラッシュで悩んでいる女性がいるということです。
そのような女性をスーパーフラッシャーというらしいのです。
私は70歳ではないですが、今までの常識で言えばホットフラッシュなんて起こる筈のない年齢です。
でも、ホットフラッシュは起こり、悩んでいるのです。
えっ? ホットフラッシュとは何ですか? ですって。
知らない人の為に書いておくと、要するに女性の更年期の主症状である“のぼせ”のことです。
これは辛いです。
全然大げさでなく、これが無かったら生きていくのがどんなに楽かと、何度となく思いました。
もちろん、病院にも行きました。
ホルモン療法は、効果のメカニズムを聞いて、止め時がないと考え受けませんでした。
私が考えた通り、ホルモン療法は止めた途端、猛烈なホットフラッシュが戻ってきたとニュヨークタイムズの記事の女性は語っています。
あとは漢方です。
私は更年期障害に効くというほとんどの漢方薬を試しましたが、効果は大してありませんでした。
それどころか、更年期障害に効くとされる最も一般的な漢方薬の当帰芍薬散は(一番最初に処方されるのはこの薬)、飲んだ翌日、たまたま会社の検診で胃カメラ検査を受けたところ、胃の毛細血管から血が滲み出ていると言われてしまいました。(診断名は胃毛細血管拡張症)
医師に驚愕され「何か薬飲んでますか?」と聞かれました。
「当帰芍薬散を飲みました」と答えたところ直ぐ服用を中止するように言われました。
その時、そばにいた看護師さんからも「私も当帰芍薬散を飲んで胃を傷めました」と言われました。
別の場所で、やはり更年期障害の話になった時、当帰芍薬散を飲んだ人が二人いましたが、二人とも胃を傷めて服用を中止していました。
私の胃は特に繊細なので翌日には胃壁から出血するわけですが、漢方薬は長期間服用しなければ効かない薬が多く、胃の丈夫な人でも当帰芍薬散で胃を傷めてしまうようです。
余談になりますが、当帰芍薬散は薬の性質上、更年期障害の薬としては気軽に処方は出来ない、不可もしくは慎重を要すると私は思っています。
私も、偶然翌日胃カメラを受けたので出血が分かったのですが、胃カメラを受けなかったら飲み続けてえらい目に合うところでした。
知人の薬剤師にその話をしたところ「そんな話は聞いたことがない」と言われましたが、なまじ知識があると事実を受け入れられないものらしいと思ったものです。
鍼灸治療もやりました。
多少の効果はありましたが鍼灸師の腕に大きく左右されます。
私が夏が苦手なのはホットフラッシュによるところが大です。
暑い時にホットフラッシュが起こると、後頭部からシャワーでも浴びたみたいに汗びっしょりになります。
冬は逆にホットフラッシュが起こっても外気で体を冷やせるので楽なのです。
今でも調子の悪い時は、寝ている時に2,3度はホットフラッシュが起こって、暑くて布団をめくって体を冷やしています。
私の場合、多少は幸運なことに、ホットフラッシュが起こっても顔に汗はかきません。
後頭部から背骨に沿って、背中に汗をかきます。
それだから他人には大汗かいていることは分からないのです。
顔に汗をかく人は、人目も気になって大変辛いそうです。
ホットフラッシュは同性からも理解されるとは限りません。
職場で冷房が効かない一番暑い場所に席が決められて、ホットフラッシュが酷いので席を替えてくれるよう頼んだのですが、「更年期障害なんて大したことない」と女性上司から一蹴されたこともありました。
で、その人、自分が冷房の効く席にいるのです。
60代に入って、仕事を辞めたこともあったのかもしれませんが、ホットフラッシュはようやくマシになってきました。
以前のように、それで気分が悪くなるということはありません。
でも、ホットフラッシュって、いつまで続くんだろうとはよく考えました。
ニューヨークタイムズの記事によれば70代でも続く人は続くんだそうです。
もう更年期ではないんだからホットフラッシュは起こる筈はない、というのが嘘であることは確かなことのようです。
嬉しい情報では決してないのですが、スーパーフラッシャーの苦しみを理解するという意味では広まって欲しい知識です。
スーパーフラッシャーと言っても何のことか分からないと思います。
私も最近この言葉を知りました。
ニューヨークタイムズのこの記事です。⇒ここ
つまり、こういう事です。
今までの常識(俗説)では、更年期のホットフラッシュは閉経の前後4,5年だけに起こる症状だと言われていました。
でも実際にはそうではなく、70歳でもホットフラッシュで悩んでいる女性がいるということです。
そのような女性をスーパーフラッシャーというらしいのです。
私は70歳ではないですが、今までの常識で言えばホットフラッシュなんて起こる筈のない年齢です。
でも、ホットフラッシュは起こり、悩んでいるのです。
えっ? ホットフラッシュとは何ですか? ですって。
知らない人の為に書いておくと、要するに女性の更年期の主症状である“のぼせ”のことです。
これは辛いです。
全然大げさでなく、これが無かったら生きていくのがどんなに楽かと、何度となく思いました。
もちろん、病院にも行きました。
ホルモン療法は、効果のメカニズムを聞いて、止め時がないと考え受けませんでした。
私が考えた通り、ホルモン療法は止めた途端、猛烈なホットフラッシュが戻ってきたとニュヨークタイムズの記事の女性は語っています。
あとは漢方です。
私は更年期障害に効くというほとんどの漢方薬を試しましたが、効果は大してありませんでした。
それどころか、更年期障害に効くとされる最も一般的な漢方薬の当帰芍薬散は(一番最初に処方されるのはこの薬)、飲んだ翌日、たまたま会社の検診で胃カメラ検査を受けたところ、胃の毛細血管から血が滲み出ていると言われてしまいました。(診断名は胃毛細血管拡張症)
医師に驚愕され「何か薬飲んでますか?」と聞かれました。
「当帰芍薬散を飲みました」と答えたところ直ぐ服用を中止するように言われました。
その時、そばにいた看護師さんからも「私も当帰芍薬散を飲んで胃を傷めました」と言われました。
別の場所で、やはり更年期障害の話になった時、当帰芍薬散を飲んだ人が二人いましたが、二人とも胃を傷めて服用を中止していました。
私の胃は特に繊細なので翌日には胃壁から出血するわけですが、漢方薬は長期間服用しなければ効かない薬が多く、胃の丈夫な人でも当帰芍薬散で胃を傷めてしまうようです。
余談になりますが、当帰芍薬散は薬の性質上、更年期障害の薬としては気軽に処方は出来ない、不可もしくは慎重を要すると私は思っています。
私も、偶然翌日胃カメラを受けたので出血が分かったのですが、胃カメラを受けなかったら飲み続けてえらい目に合うところでした。
知人の薬剤師にその話をしたところ「そんな話は聞いたことがない」と言われましたが、なまじ知識があると事実を受け入れられないものらしいと思ったものです。
鍼灸治療もやりました。
多少の効果はありましたが鍼灸師の腕に大きく左右されます。
私が夏が苦手なのはホットフラッシュによるところが大です。
暑い時にホットフラッシュが起こると、後頭部からシャワーでも浴びたみたいに汗びっしょりになります。
冬は逆にホットフラッシュが起こっても外気で体を冷やせるので楽なのです。
今でも調子の悪い時は、寝ている時に2,3度はホットフラッシュが起こって、暑くて布団をめくって体を冷やしています。
私の場合、多少は幸運なことに、ホットフラッシュが起こっても顔に汗はかきません。
後頭部から背骨に沿って、背中に汗をかきます。
それだから他人には大汗かいていることは分からないのです。
顔に汗をかく人は、人目も気になって大変辛いそうです。
ホットフラッシュは同性からも理解されるとは限りません。
職場で冷房が効かない一番暑い場所に席が決められて、ホットフラッシュが酷いので席を替えてくれるよう頼んだのですが、「更年期障害なんて大したことない」と女性上司から一蹴されたこともありました。
で、その人、自分が冷房の効く席にいるのです。
60代に入って、仕事を辞めたこともあったのかもしれませんが、ホットフラッシュはようやくマシになってきました。
以前のように、それで気分が悪くなるということはありません。
でも、ホットフラッシュって、いつまで続くんだろうとはよく考えました。
ニューヨークタイムズの記事によれば70代でも続く人は続くんだそうです。
もう更年期ではないんだからホットフラッシュは起こる筈はない、というのが嘘であることは確かなことのようです。
嬉しい情報では決してないのですが、スーパーフラッシャーの苦しみを理解するという意味では広まって欲しい知識です。